アンリミのアグロヴァンプにおける「バアル」
どうもIMUZENと申します.
Shadowverseアンリミフォーマットのアグロヴァンプというデッキがちょっと得意な人です.
あとRIV-LABというYouTubeチャンネルでたまに動画を投稿したり配信したりしてるメンバーの1人です.
さて今回は配信でよくネタ扱いにされている「バアル」について書きます.
アグロヴァンプ全般の話ではありません.
バアルが嫌いな方はここでブラウザバックしてください.
まずは効果のおさらいです.
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融合 ;元のコスト3以下のヴァンパイア・フォロワー
ファンファーレ 「これに融合 した枚数」が3枚以上なら,カードを自分の手札が6枚になるまで引く.融合 が6枚以上なら,さらに,相手のフォロワーすべてに6ダメージ.
新たなる運命もビックリ,とても派手な効果ですね.
ただし融合素材に条件があるため,元のコスト3以下のヴァンパイア・フォロワーを多く採用する必要があるという構築上のデメリットがあります.
しかし,このデメリットが気にならないデッキが存在しています.
その一つがアグロヴァンプです.
ここから先は,バアルの最大の強みは「テンポロスせずに打点を集められる」ということを念頭に置いて読み進めてください.
まずは実際にバアルを採用しているデッキを観てみましょう.
通常のアグロヴァンプと大きく違う点は以下の2つが挙げられます.
A)自傷カードの採用枚数
B)1コストフォロワーの採用枚数
これらは両方ともバアル採用の影響で発生しました.
順番に観ていきましょう.
A)自傷カードの採用枚数について
基本的にアグロヴァンプの自傷札は12枚以上必要です.
絡み付く鎖や密約の吸血鬼がよく採用されています.
しかし,今回バアル採用の影響で,デッキを掘り進める速度が大幅に上がりました.
まだ私の体感の域を出ませんが,バアルを採用して以降は10枚でも自傷札は足りています.
B)1コストフォロワーの採用枚数について
アグロヴァンプはルシウス+銀矢or死霊の1コスト6枚体制がよく目につきます.
しかし,今回3コストのカードの採用が増えたことで,相性の良い1コストのカードを9枚全て採用しています.
偶数ターンに融合バアルを使用した後,すぐに1コストのフォロワーを使用できるのは大きなメリットです.
銀矢と死霊は自傷,ルシウスは進化で2面処理と雑に投げるには十分すぎる性能を持っています.
また1コストの大量投入による手札消費問題は,バアルの6ドローで解決することができます.
さてバアルによって歪んだ見慣れない構築の話はこれで終わります.
私をよく知る方からは「ガブリエルどこにいった」と聞かれそうですが,バアルの素材にできないNの採用はありません.
ガブリエルによる微妙なコストのかみ合いも1コストの大量投入でごまかせます.
次は実際にどうやってバアルを扱うかです.
最近実装されたばかりなので私もまだまだ研究出来ていません.
参考にならなくても,あしからずご容赦ください.
最上級上振れ
1T)1コスフォロワー
2T)2コスフォロワー
3T)融合バアル
先攻でこれが出来るのはごく稀です.話すことはありません.
理想
3T)悪夢の始まり
4T)融合バアル+1コスト
5T)ヨルムンガンド
6T)ワルツ+融合バアル+銀矢or死霊
3T4Tは別の動きでも構いません.
ただ成功すれば,5T6Tの理想的な動きが出来る可能性が高くなります.
その他の動き
5T)2コスト+融合バアル
2コストのスペルを使ってからバアルを投げればドローが一枚多く進みます.
ただし,イオ進化や旧ユリウスとセットで投げる必要がある状況も勿論存在します.
7T)2コスト+2コスト+融合バアル
ここまで仕留めなければ逆リーサルがあってもオカシクない状況です.
6Tの時点で(5Tで見えるようになればgood)バアルで2コストのスペルを2枚引ける準備をしたいです.
これらは全てバアル目線での動きであって,対面や状況によってはイオ獄炎ユリウスを押し付けるほうがよいことも勿論あります.
そういった状況の判断は文字に起こすと無限に択がありますので,私のYouTubeの配信に遊びに来ていただければと思います.(脳のリソースを配信にほとんど割かれているため,グダるシーンが多いのは内緒)
最後にバアルと他のカードの相性についてです.
a)2コストのスペル
融合素材にできないため相性自体はそこまでよくないように見えます.
しかし,バアルの最大の強みは「テンポロスせずに打点を集められる」ことです.打点といえば一裂きとワルツですね.
もしバアルを使う前に手札にあった場合は,もう既に1枚握ってると楽観的に捉えてください.
b)悪夢の始まり
さてこのカード何度か「バアルでドロー進むなら減らしていいじゃん」という声がありました.
一見そのように思えますが,実は悪夢の始まりは「テンポロスせずに打点を集められる」に適しています.
悪夢の始まり自体はテンポロスしないドローソースとして既に有名です.
デッキの中身が減れば減るほどバアルで打点を確保しやすくなります.
悪夢の始まりで引いたフォロワーは全て素材にしてしまえば大丈夫です.
あと先攻でコスト通りにフォロワーを投げた場合,悪夢がないとバアルの素材が足りないなんて状況もあります.
c)ヴァンパイアシーカー・ユナ
なんでやねん!と突っ込みが入りそうなカードです.
しかし,バアルに融合素材を全て挿入することで,疑似的にハンドを減らすことができます.さらに,ユナで引いたフォロワーをバアルの素材にすることで,6枚融合の効果も狙えます.
また1コストフォロワーの大量投入による手札消費問題の解決にも一役かってくれます.4枚目の悪夢の始まり兼4枚目のバアルと考えてください.
なお2枚被った場合は完全に死札なので1枚採用です.
d)ヨルムンガンド
ここまで来ればわかるはず.
あえてバアルで素材にできないカードばかり紹介しています.
どうしてかというと,3コスト以下のフォロワーは全て素材にできるので,コストの兼ね合いにさえ注意すれば,あとはパワカを詰め込めばいいだけです.
さてヨルムンガンドも「テンポロスせずに打点を集められる」に一役かっています.ヨルムンガンド本体のスタッツと,自傷カードが全て打点とAOEに変換される効果は,バアルと相性がいいです.
まとめです.
今回は「バアル」をテーマに「テンポロスせずに打点を集められる」デッキを紹介しました.
シャドバ界隈では,あまりこういった考え方でデッキを組んだり,プレイしたりしている方がいないなと思っています(私の無知ならすみません).
真似する必要なんてありません.ただこうした考え方もあるんだと少しでも多くの方に知ってもらい,役立てていただければ幸いです.
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