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🇺🇬ウガンダ カンパラ・ジンジャ滞在
ルワンダの首都キガリ → ウガンダの首都カンパラへの移動
この2都市間は直行バスが出ており、僕は夜行のバスを利用した。
利用したのは人気のJaguar社。
チケット代は25,000フラン(約3,000円)だった。
キガリを20時に出発し、翌朝7時にカンパラのバスターミナルに到着した。
所要10時間。
※ウガンダはルワンダより1時間進んでいる
ただ、ウガンダに入ってからの道路は街があるごとに減速のための凹凸が大量にあり、これでかなり酔ってしまった。
バス内でも時折り嘔吐の音が聞こえ、ずっと我慢していた僕も到着時には限界が来て、バスターミナルの隅で豪快に吐いた。
エジプトのダハブからカイロへの夜行バスに続き、地獄のドライブだった。
国境で会ったしょうもない両替商たち
国境でルワンダフランをウガンダシリングに変えたく、寄ってきた両替商が悪くないレートを提示したため、即決でルワンダフランを渡す。
この時なぜか両替商がすぐ後ろにある角に向かって走っていったので僕も追って角を曲がると、そこには普通の両替所があった。
距離にしてほんの5メートルほど先の角だ。
これがどういう事かと言うと、通常の両替商は両替所が無い国境にいたり、自分の手持ちを両替所より良いレートで交換してくれたりするので有り難い存在である。
一方でここの両替商は以下の通り存在価値が無い
両替所が見えない位置で渡航者を止めて交渉
↓
両替所よりも彼らに有利なレートで成立すると、金を預かってすぐ裏の両替所で両替
↓
両替額のうち、自分が提示したレートとの差分(つまり儲け)を中抜き
手口がしょうも無さ過ぎて笑ってしまった。
交渉する時に他の両替商たちが道を塞ぐように寄って来たのも、それ以上進まれたら両替所が見えてしまうから止めたかったのだと合点がいった。
とはいえ4,000円程度を両替してレート的に僕が損したのは300円程度。両替所を利用しても多少損はするだろうし、一体彼らにいくらの儲けがあるのだろうか。
何人もいた両替商に対して明らかな外国人は僕以外見当たらず、実入りは中々少なそうだが、もっとマシな仕事にも就けないということだろうか。
カンパラの街は活気にあふれていた
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ルワンダのキガリと比較すると、カンパラはより人口密度が高くカオス度が増したように感じる。
到着は日曜日だったため多くの店が閉まっていたが、それでも賑やかだった。
カンパラもキガリ同様バイクタクシーが非常に便利だが、こちらではドライバーもヘルメットをしていないことが多く、車両以外は警察の前だろうと殆ど信号無視、道が混んでいれば歩行者のいる歩道を爆走する。
楽しいマーケット
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カンパラの見どころの一つがOwni Market。
他のマーケットと同様、衣料品や家電や食べ物など様々なものがジャンルごとに区画が分かれて売られている。
観光客向けのお土産のようなものは見当たらなかった。
僕はバスで酔って以来体調が悪くパイナップルばかり食べていたが、これが本当に美味しい。
カンパラからジンジャへの移動
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乗り合いバン、多過ぎやしないだろうか。
あまりの凄さにここも観光地化しているらしい。
ざっと確認した限りは全てTOYOTAのハイエースだった。さすが世界のTOYOTA。
これから行くジンジャはウガンダ第2の都市。
アフリカ最大の湖「ヴィクトリア湖」の湖畔にある。
エジプトのルクソールで会った大学生がお勧めしてくれたこともあり、行ってみることにした。
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大体どこの国の乗合バンも一緒だろうけど、時刻表などは無く、集客して集まったら出発するスタイル。
ジンジャ行きで集客していたのはまさかの中型バスだったので満席まで時間がかかるかと心配したが、30分ほどであっという間に満席になり出発した。
何かを買いに行った女性は出発までに戻らなかったため、席の荷物を外に出されてしまった。
3時間ほどでジンジャのtaxi parkに到着。
こちらも規模こそ違えど、カンパラのものと似たような光景だった。
ちなみにバス料金は10,000ウガンダシリング(約390円)。
ジンジャは街の喧騒と穏やかな自然が共存していた
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ジンジャの街中はスモールカンパラのごとく活気がある。
それでも人口密度は下がり、街は歩きやすい。
そして少し街中から逸れると、急に人がいなくなり、代わりに緑豊かな土地になる。
聞いていた通り、とても居心地の良い街だった。
ちなみにここジンジャはナイル川の源流地点がある場所として知られている。
ウガンダの物価
ルワンダ同様、安いと感じた。
綺麗なスーパーではオレンジ1つ70-80円、バナナ1本20円、250mlの牛乳は50円程度。
バーで飲むビールは500mlで200円程度。
ローカルな食堂なら1食200〜300円で食べられる。
ウガンダ料理
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写真はルワンダで食べたもの
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ティラピアの和名はイズミダイ。鯛ではないが、淡白で食べやすかった。
ロレックスはルワンダ編にも登場したが、クレープ生地のようなもので野菜を巻いて食べる。とても美味しい。
写真のもの以外にも、青バナナを蒸してマッシュした「マトケ」や、とうもろこしを乾燥させて粉にし、お湯を加えて練った「ポショ」と言ったものがある。
ウガンダ人の心地よさ
海外では、「旅行客=金」の式が成立しており対等にコミュニケーションを取れないことが多々ある。
今回の旅でいえばエジプトがその典型だった。
ウガンダ人においては上記のような人にほぼ会わず、多くの人が普通に接してくれ、普通に会話ができた。
気を張らなければ行けない海外旅行において、ウガンダは心を落ち着けられる居心地の良い場所だった。
おまけ 滞在中おすすめの宿
カンパラとジンジャでそれぞれ宿泊したホステルがとても良かったので、ウガンダに来る予定のある方の為に紹介しておきます。
ホテルでは無いのであしからず。
カンパラ「Bushpig backpackers」
ショッピングモールにも近く、ホステル自体も清潔。
バーもあり、酒や料理を注文できる。
ジンジャ「Home On The Nile」
街はずれのヴィクトリア湖沿いにある。
街中までは少し歩くが、自然の中でゆっくりするにはぴったりの場所。
こちらもバーがあり、酒や料理も注文できる。