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🇿🇦南アフリカ 観光都市ケープタウン滞在

ナミビアでのロードトリップを終え、同じメンバーでウイントフックからケープタウンに向かった。


長距離バス運転手がバスを置いて帰った話


利用したインターケープ社のバス。
バス自体は至って快適だった。

ナミビアのウイントフックから南アフリカのケープタウンまで、インターケープ社の長距離バスが出ている。
所要時間は22時間だが、快適だと評判のこのバス会社を何の疑いもなく利用した。

1時間遅れで出発したバスは5〜6時間ほど走った後、休憩から中々出発せずにいた。
しばらくして同乗していたバス会社の社員から説明があり、何らかの理由で運転手がウイントフックに帰ってしまったとのこと。
説明してくれた社員は運転できないため、代わりの運転手がウイントフックから来るまで待つことになった。

途中、近くに止まっていた同社の別のバスの運転手(長距離バスの場合は運転手が複数搭乗していたりする)が途中まで行き先が同じとのことで運転してくれたが、行き先が分かれる場所で自分のバスに戻って行き、やはり運転手待ちになった。
待ち時間は数時間だったものの、アフリカの不確実性と対応力の高さに感心してしまった。

ちなみにインターケープのバスを利用するのは2度目だが、1度目はバスのエンジンがかからず遅延した。


ケープタウンなら是非住みたいと感じた


ウォーターフロント地区は観光客で賑わっている
上記地区は夜も人が多く、雰囲気も非常に良い
市街地の景色

ケープタウンは様々な観点で水準が高く、今回の旅で訪れた他のアフリカ諸国を凌駕していた。

料理は各国のレストランがひしめき、味も美味しい。
日本食レストランも結構ある。

また街にゴミは少なく、交通インフラも整っており、キャッシュレス決済やオンライン予約などのIT面も発達している。

全体的にサービスの質も高い。
クリーニングを利用した際には全て丁寧に畳まれて返却され、日本顔負けのサービスだと感じた。

コミュニケーションも取りやすく、人々の言動から教養とモラルの高さを感じた。

また気候も年間を通して気温差が低く、涼しくて過ごしやすい。
僕が訪れた3月の日中は25℃程度でとても快適だった。


良かった観光スポット


ケープタウンは観光資源が豊富で、本当に面白かった。

喜望峰

高台(ケープポイント)から見下ろす喜望峰。
僕のアフリカ縦断のゴールでもある。

喜望峰はアフリカ最西南端の岬で、ケープポイントと呼ばれる高台からの眺めが良い。
土産屋やケーブルカーもある。

ボルダーズヒーチ

ボルダーズヒーチのペンギンたち

ボルダーズヒーチはケープタウンと喜望峰の中間にあり、大量のペンギンたちがいる。
草の茂みではたくさんのペンギンが卵を温めていた。

他にはケープハイラックスという可愛らしい動物もいた。
和名はイワダヌキらしい。

シグナルヒル

シグナルヒルから眺めるサンセット

正面に映るテーブルマウンテンの麓には街が広がり、その先には港湾が広がっている。
今まで見てきた中でも屈指のサンセットだった。

ライオンズヘッド

テーブルマウンテンから眺めるライオンズヘッド。
頂上が険しいのが分かる。
頂上付近の道のりは非常に険しい

ライオンズヘッドはテープマウンテンの脇に位置し する山。
ただ道中は険しく、特に頂上付近は殆ど崖上りだ。
設置されているハシゴや取手を利用して登るところもあり、1歩間違えたら命を落としかねない。
スリルがあるため登ること自体がアトラクションになっており、頂上からの眺めも素晴らしい。

テーブルマウンテン

海に向かってそびえるテーブルマウンテン
山頂からの景色。
雲がテーブルのように掛かっている。
頂上まではロープウェイでも行ける

テーブルマウンテンはケープタウンを象徴する観光スポット。
街からの眺めるテーブルマウンテンも素晴らしいが、山頂からの景色も素晴らしい。
テーブルマウンテンの上は厚く雲がかかっていることが多いので、晴れるかどうかは運の要素が大きい。
ただ午後から晴れることが多く、僕も滞在中に晴れたタイミングで登頂した。

また山頂まで行くロープウェイが面白く、円形になっていて床が360度回転する。
そのまま立っていても景色の全容が分かって面白い。

ワイナリー巡り

近隣にはワイナリーがたくさんある
ワイナリーツアーのテイスティング

南アフリカはワインが有名だ。
スーパーでも美味しいワインを安価に購入できる。
僕はGetYourGuideというアプリで3つのワイナリーをめぐるツアーに参加し、ワインの試飲を楽しんだ。
料金は約5,600円。
ワイン好きは間違いなく楽しめる。


治安・物価


治安に関しては、ウォーターフロント地区に滞在していれば問題ないと思われる。
一方でダウンタウンの治安は良くないと言われる。
僕はダウンタウンに滞在したが、乞食にしつこく付き纏われたり腕を掴まれたりした。

物価は日本より多少安いくらいという感覚。
ナミビアの方が高かったかもしれない。
ウォーターフロント地区のレストランなら1品1,000〜3,000円程度、ビールは1杯400〜600円程度だった。


寿司食べ放題レストラン


いわゆるカリフォルニアロール
にぎりはマグロ、サーモン、エビの3種類

現地で人気のActive Sushiというレストランがある。
ここにはいくつかの食べ放題プランがあり、最安なら199ランド(約1,600円)で美味しい寿司を食べられる。
1人100ランド(約800円)でサーモンを追加でき、もう100ランド出すと刺身も含まれる。

メニューに日本式の寿司は少なく、多くは欧米人の味覚に合わせた所謂カリフォルニアロールに近い寿司だが、欧米式の寿司の食べ放題という意味ではとても面白い。
そして普通に美味しく、なにより醤油の味が体に沁みる。
店舗はいくつかある。


最後に


以上がケープタウンのレポートだが、無事にアフリカ縦断も終わったので費用等のまとめをそのうち書こうと思う。

また、帰りに南米に寄り道予定なので、そちらも書いていこうと思う。
南米は4年前に旅行していたが、コロナウイルスの蔓延により途中で帰国せざるを得なくなったため、そのリベンジをするつもりだ。

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