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🇪🇬エジプト① 入国とシャルムエルシェイク滞在


エジプト行き航空券

カイロへ行く航空券は、エジプト航空の直行便が安かった。
片道航空券がなんと¥52,000。
僕の場合は乗り継いでシャルムエルシ ェイクまで行くが、それでも¥62,000。
最近の航空券代・燃油代の高騰を考えると非常にお得。

現時点でエジプト航空は金・日の週2日でカイロへ飛んでいるようだ。
僕は1/21(日)成田20:30発、カイロ翌4:00着のエジプト航空の直行便で出発することにした。

乗り継ぎ便はカイロ7:00発、シャルムエルシェイク8:00着のはずだったが数日前に欠航になり、カイロ10:40発の便に振り返られていた。

機内食1食目

離陸して間も無く機内食の時間になったが、チキン・魚・牛肉の3択だった。これは牛肉。


2食目は選択肢のないオムレツ

1食目と2食目の間は10時間近く空くので、食べ物を持ち込んだ方が良さそう。
僕はよくカロリーメイトを持っていく。


アライバルビザ

これは今までのアライバルビザで一番簡単だったかも笑。
しばらく進むとVISAカウンターがあるので、25ドルを渡すと少し大きな切手みたいなビザのシールをもらえる。
パスポートすら見せなかった。
もらったビザシールは入国審査時、審査官にパスポートに貼ってもらう。

カイロには午前3:30頃に着いたので、出発まで7時間あった。
空港WiFiはエジプトの電話番号を持っていないと使えず、アライバルラウンジも無いので時間を潰すのに困った。
楽天モバイルのユーザーならローミングを有効にすれば現地のOrangeという携帯電話会社のネットに繋がる。

またエジプトでは空港は撮影禁止のようで、撮ろうとしたら注意された。

撮影しても何も言われなかったカイロ空港のモニュメント

早めに保安検査を済ませてしまい、中にあった簡易的なカフェで時間を潰した。

カイロ上空

ようやく離陸したシャルムエルシェイク行きの飛行機からカイロ上空を眺めると、本当に茶色い。カイロが砂の街であることがよく分かる。


シナイ半島上空

シナイ半島上空に差し掛かってもひたすら茶色だったが、こちらは砂というよりも岩山だ。

シャルムエルシェイク空港

空港は思ったよりこじんまりしていた。
Uberは走っていないようなので、空港から宿の近くまではタクシーで移動。
10分ほどの距離で150エジプトポンド(1エジプトポンド = 約5円なので750円ほど)だったが、空港の外で流しのタクシーを捕まえたらもっと安くなりそう。


宿泊したSerenity Lodge

宿はSerenity Lodge。
オーシャンフロントのロケーションと雰囲気が最高だ。
目の前の海に飛び込むとすぐに沢山の魚たちが泳いでいた。
4人部屋のドミトリーはそれほど清潔ではなく、またWiFiはほぼロビーでしか繋がらない。

すぐに宿の他のゲストたちと仲良くなり、早速その日の夜は夕飯を一緒に食べに行った。
ドミトリーを利用することの一番の良さはコレだなあ。
特に一人旅は孤独なので、他の旅行客との交流は旅を豊かにしてくれる。

また当日はサッカーのアフリカネーションズカップの試合(エジプト vs カーボベルデ)があり、レストラン前の広場はパブリックビューイングとなっていた。


レストランが入っていた商業施設。
1月下旬なのにMerry Christmasと書いてある。

宿に帰っていざ就寝しようとすると、4人部屋のベッドのうち1人は宿のオーナー、もう1人は従業員のものだった。このパターンは初めて笑。
また深夜になっても宿のオーナーが音を出して動画を見ていたり、スタッフの目覚ましが何度も鳴ったりと、全然眠れず。
久しぶりに価値観・文化の違う国に来たなーと実感した。


他のゲストたちとの食事。結局2晩連続で出かけた。


エジプト料理

宿で提供されたエジプト式の朝食

エジプトの食事は美味しくて個人的に好きだ。
特に朝食は上記のようなメニューがエジプト式なのだが、気に入って今後もよく食べることになった。
丸いパンは所謂ピタパンで、中が空洞になっているのでサンドイッチにできる。
左上の芋や豆のペースト、またはチーズを塗って食べる。
ペーストに囲まれているのはファラフェルと呼ばれるエジプトのコロッケ(中身はひよこ豆のペースト)で、これも非常に美味しい。


もう一つの国民食コシャリ

コシャリは米、マカロニ、パスタ、フライドオニオン等を混ぜてトマトソースをかけた食べ物。
炭水化物の塊だが、非常に美味しい。


久しぶりに旅を始めて感じたこと

バックパッカーをするのは、4年前に中南米を旅して以来4年ぶりだ。
当時は冒険欲旺盛な20代で、とにかく刺激を求めていた。
当時の価値観は「お金の節約 >> 時間効率」、「刺激的な経験 >> 安定・慣れ」だったので、必然的に宿泊は格安ドミトリー、移動はローカルバスという絵に描いたような貧乏旅をしていたし、自分自身もそのスタイルを楽しんでいた。
危険だと言われている場所も平気で訪れた。(もちろん警戒はしていた)

その後コロナ渦のロックダウンにより南米旅行を中断して帰国し、気持ちを切り替えて仕事にコミットし、ある程度は稼げるようになったことで生活の質に拘って生きてきた。
規則正しい生活と睡眠を大事にし、料理などの手間な家事はお金で解決するようになり、自分の価値観は明らかに「時間 >> お金」「ルーティンの死守 >> 刺激」になっていった。

そんな生活を送っていたので、4人部屋でプライベートがなく、睡眠の質が著しく落ちる環境はキツかった。
この後しばらくは個室に泊まり、安価なバスよりも楽なUberやタクシーを使ったりするわけだが、自分の価値観が以前とは異なる今、20代と同じような旅を楽しむのは難しいと感じた。
100%楽しむためには、旅のスタイルも刺激重視の貧乏旅行からもう少し落ち着いた、QOL重視の旅行に変えていかなければならなそうだ。
そう思うと20代の頃の無鉄砲だった自分が懐かしく感じ、少し寂しくも感じた。

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