見出し画像

🇿🇲ザンビア・🇿🇼ジンバブエ ヴィクトリアフォールズ

ヴィクトリアフォールズ


概要

北米のナイアガラ、南米のイグアスと並んで世界3大瀑布の一つ。
ザンビアとジンバブエに跨っている。

情報源によって異なるが、おおよそ1〜8月頃が雨季で水量が多く、9〜12月頃は乾季で水量が少なくなる模様。
僕が訪れた3月上旬はベストシーズンに含まれ、迫力満点だった。

ザンビア側から見る滝

ザンビア側の入り口付近
ザンビア側の1番奥。
左奥に見えるのはジンバブエ側だ。
途中の橋は水飛沫で霞み、歩くだけだびしょ濡れになる

この記事のサムネイルもザンビア側から撮影したもの。

分かってはいたが、雨のように水飛沫が降り注ぐため、すぐにびしょ濡れになる。
カッパを被っていても隙間から入ってくるだろう。
そこら中に虹が出ており、2重の虹になっている箇所もある。

ザンビア側は見られる箇所が少ないが、全体的に滝に近く、より迫力があった。

ジンバブエ側から見る滝

ジンバブエ側の入り口付近
端では目の前で川が滝となっているのを見られる
ジンバブエ側の景色
ジンバブエ側の1番奥。
右奥に見えるのはザンビア側の1番奥。

ジンバブエ側は見られる箇所が豊富で、目の前で川が滝となるのを見られるのが良い。
こちらも最奥まで行くと滝に近いため、かなり濡れる。

ザンビア側とジンバブエ側、どちらが良いのか

個人的にはより迫力を感じたザンビア側だが、今回の旅を通して出会った人はジンバブエ派が多数だった。

ザンビア側のメリットは、迫力と安さ。
ザンビア側の入場料は20USドルに対し、ジンバブエ側は50USドル。
さらにジンバブエ入国にはビザ代として30USドルがかかるため、ザンビア側に滞在している場合は合計80ドルかかることになる。(ザンビアはビザ不要)

対してジンバブエ側は見られる箇所が豊富な点が良い。

ちなみに乾季のザンビア側は滝がほぼ消滅するようで、この場合はジンバブエ側のほうが良さそう。

その他

ザンビアとジンバブエを繋ぐ橋
上記の橋から撮影した滝。
なんとここでも水飛沫が飛んでくる。

ザンビアを出国して橋からの景色を見てから戻る人もいるそうだ。
確かにジンバブエ側のイミグレーションは橋を渡った先なので、入国せずともこの景色は見られる。

至る所にいるヒヒや猿


ジンバブエ側のヴィクトリアフォールズの町


ジンバブエ側には滝まで徒歩の距離に町がある。
その名もヴィクトリアフォールズ。
この町がアメリカの田舎感があり、良い雰囲気だった。

寝台列車に乗りに来たが、運行停止していた話

走っていた寝台列車は恐らくこれと同型のもの。
相当ボロくて汚いとのこと。

そもそもこの町に来たのは、ここからジンバブエ第2の都市ブラワヨに行く寝台列車があるという情報を見たからだ。
タンザン鉄道が運休して乗れなかったので、そのリベンジをしようと考えたのである。

既に前日も滝を見るために日帰りで入国していたが、翌日に再度ビザ代30ドルを支払って入国した。

ところが、いざ駅まで行くと寝台電車は1年ほど前から運行を取り止めているとのことで、空振りに終わった。

アフリカ、思い通りに行かなすぎる。
パスポートに2ページ連続で貼られているジンバブエビザがせつない。

アメリカの田舎感が漂う町

メインストリート
飲食店が集まる通り

人は少ないが、観光地だからか街並みは整備され、大きなスーパーもある。
素敵な町だった。

たまたま見つけた豪華鉄道

駅に停まっていた豪華鉄道「Rovos Rail」

町を歩いていて偶々駅に戻って来た時、何やら絢爛豪華な鉄道が止まっていた。
車両の中にはバーカウンターやテーブルがあり、座席は王様が座るかのような豪華なものだった。

窓から顔を出した添乗員のような方に聞くと、南アフリカのケープタウンからタンザニアのダルエスサラームを結んでいるそうだ。
試しに値段を聞くと笑われてしまった。
近くで休憩していたジンバブエ人に聞いてもやはり笑われ、約9,000ドルだと教えてくれた。

後で調べてみるとこの鉄道は両都市を2週間で結んでおり、日本のツアー会社のプランでは200万のものも出ていた。

世の中にはとんでもない豪勢なサービスがあるものだ。
いつか乗ってみたいな、と思った。


渡航される方への情報共有


宿泊

リビングストンではFawlty Towersのドミトリーに泊まりました。
今は1泊3,000円近くしますが、バーや共有スペース等居心地がよく、おすすめです。
目の前には大きなスーパーがあり、キッチンも広いので自炊しやすいです。
ヴィクトリアフォールズへの無料送迎はありません。

ヴィクトリアフォールズ町ではShoestring Backpackersのドミトリーに泊まりました。
1泊15USDでバーやプールもついていて、こちらも居心地は非常に良かったです。

滝へのアクセス

ジンバブエ側は徒歩で行けます。

リビングストンからは上記地図あたりにヴィクトリアフォールズ行きのシェアタクシー乗り場があります。
満車になり次第の出発で1人20クワチャ(約120円)です。

帰りはザンビア側のヴィクトリアフォールズ入り口前にシェアタクシー乗り場があり、20クワチャで戻って来れます。

カズングラ国境への行き方

ヴィクトリアフォールズからカズングラ国境を通ってボツワナのカサネへ行かれる方は多いと思います。

ザンビア側は既出のシェアタクシー乗り場から行けて、1人100クワチャ(約600円)です。

ジンバブエ側から行くには、以下のあたりにシェアタクシー(ぱっと見ただの車)が集まっています。本来の料金は不明ですが、私は10USDで行きました。

ジンバブエ側からボツワナに入国した場合は恐らくシェアタクシーは無く、僕は停まっているタクシーに10USDを払ってカサネの方まで乗りました。
ちょっと払いすぎた気がします。
他に全く人の気配も無かったので、誰かとシェアすることも難しそうでした。

いいなと思ったら応援しよう!