🇧🇷ブラジル サンパウロ滞在
アフリカ縦断を終え、南米のサンパウロに飛んだ。
オンボロ航空会社、アンゴラ航空
ケープタウンからサンパウロまでは値段が安かったアンゴラ航空を利用した。
だが、これが強烈な航空会社だった。
まず、機材がかなりボロい。
多くの座席でリクライニングが壊れており、僕の席は全く倒せず、隣の席はリクライニングが最大まで倒れっぱなしで元に戻らなかった。
夜便で睡眠に影響するので壊れていない席を探したが、50%だけリクライニングできる席を見つけたのみだった。
USBも壊れており、テレビは付いているが操作はできず、画像が写っているのみ。
そしてサービス面も稚拙だった。
どこの国の航空会社もCAの方のサービスの水準は高いものだが、アンゴラ航空では話しかけても返事を碌にせず、3列シートの真ん中の席は食べ物・飲み物の配給を忘れられがちになっていた。
僕は通路側の席だったが、1度食事を配り忘れられた。
また頼み事をしてもやらずに戻って来なかったりと、類を見ないクオリティだった。
また乗り継ぎ地のアンゴラの首都ルアンダのラウンジもダントツで過去一番貧相で、この国の経済事情を見せつけられているようだった。
まだまだ発展途上の国で、サービスの質の追求はこれからなのだろう。
それでもほぼ定刻通りに飛んでくれたので良かった。
2度目のサンパウロ
前回のサンパウロの印象
サンパウロは4年前に来て以来、2度目だ。
前回はコロナ渦だったので、街は病院・スーパー・銀行などのライフラインを除いてほぼ閉まっていた。
なぜかマクドナルドとスターバックスは開いていたけども。
そして外にいるのはホームレスばかりで、恵んでくれる人がいなくなった彼らの命はどうなるのだろうかと思ったことを覚えている。
今回のサンパウロ
サンパウロは南米最大の都市で、人口は東京都とほぼ同じ1,200万人。
当然ながら前回の印象とは異なり、活気に溢れている。
街は発展しビルが乱立する一方で、ホームレスやゴミ、落書きが非常に多く、ネガティブな面も目立った。
特にホームレスは驚くほど多く、ブラジルの貧富の差の大きさを痛感した。
そして彼らはあまり近寄ってこないという点で日本と共通している。
交通事情
サンパウロの街は大きすぎてとても歩ききれないが、バスやメトロが便利。
バスは1回4.4リアル(約130円)、メトロは1回5リアル(約150円)で利用可能。
バスに関してはGoogle Mapでルートを検索できる上に、なんとバスの位置情報まで地図上に表示される。
不便だったのは英語がほぼ通じないことで、その点アフリカは非常に快適だった。
日本人街、リベルダージ
サンパウロは日本人の顔をした人が本当に多い。
観光客もいるだろうが、多くはその地に住んでいる日系人だ。
うっかり日本語で話しかけたくなるが、彼らは皆ポルトガル語を話している。
そのサンパウロの中でも、リベルダージと呼ばれるエリアがある。
ここは通称日本人街で、日本食レストランや日本の食材を扱うスーパーが立ち並んでいる。そして意外と安い。
僕はカレールウと麺つゆ、そばを買った。
ちなみにサンパウロにはすき家が何店舗かあるが、日本のものと遜色ない味で安価なので非常におすすめ。
その他
物価
ブラジルの物価は日本と同等。
マクドナルドのビックマックセットは1,000円、ビール1缶は120~130円、シュラスコレストランは3,000円、コインランドリーは乾燥も含めて1,000円だった。
ただ、バスやメトロは日本より安価。
また長距離バスも多方面に出ている上、非常に快適だった。
ブラジルといえばシュラスコ
ビュッフェと肉の食べ放題が最高に楽しく、酒が進んだ。
ブラジルに来たらぜひ楽しんで欲しい。
僕が訪れたレストランはこちら。