【ユニオンアリーナ】 黄BLEACH 部外者入りバンビーズデッキ 考察
こんにちは、ドゥップヤと申す者です。
本日は先日発売されたBLEACH千年血戦編vol.2の黄色のカードプールに追加された新規テーマ『バンビーズ』のデッキについて考察をしていきたいと思います。
しかし、バンビーズと言いながら主軸となるのは彼女(彼?)ですね。
【軸となるカードたち】
『ジゼル・ジュエル』
vol.2で登場した黄色の唯一のSR枠、ジゼル・ジュエル、愛称は‘’ジジ‘’。
4エナジー2APキャラでゲットトリガーで登場時と起動メインの効果を持っており、
登場時:「[特徴:バンビーズ]と[特徴:ゾンビ]とバンビちゃん」が合計3枚以上あると2ドロー2捨てのルーティング効果。
起動メイン:フロントLにある場合、自分の場のゾンビ以外のキャラを退場させて、場外のゾンビをアクティブで登場させます。
黄BLEACHではありがたい2枚のルーティング効果ですが、2ドロー2捨てなのでルキアのように手札は増えません。
しかし、起動メインが場外利用のためゾンビを場外に送れば実質捨てたことにならないことがあります、たまにだけどね。
そしてジジが活用するゾンビキャラは2体。
『バンビエッタ・バスターバイン』
1人目は狛村隊長に負けてジジにより助けてもらって殺されてゾンビ化したバンビちゃん、読者内の愛称は‘’ゾンビちゃん‘’。
自分のキャラの効果=ジジの効果で登場可能ですることで1ドロー、起動メインで1AP支払うことでインパクトを持つことが出来ます。
場外から登場できるためリムーブ送りなどされない限り何度でも蘇生出来るため、ジジがいる限り何度でも蘇るBP4000の肉壁として使用可能。
ジジの効果での登場時1ドローがめちゃくちゃ偉く、次のターンにジジが残る算段があれば躊躇なくチャンプブロックし、もう一度蘇生し1ドローを延々と繰り返すことが出来ます。
しかしジジの効果は場のキャラ1体を退場させるので実質1APを毎回使っているのと同義のため、そこは手札や盤面と相談してやっていきましょう。
場外からの登場なので序盤のルーティングの捨て札にしたり、カラートリガーなのでライフからめくれても美味しいのも偉い。
また、BP4000ラインのキャラとしてフロントLにポン置き出来るのもいいですね。
そして1APは必要ですがいつでもインパクトを持ち、リーサル要員にもなれるため相手にとって煩わしい存在なのがいいですね。
ジジがいる限り何度でも蘇るのでこのゾンビちゃんに除去を打ってもらえたら美味しいです。ジジがいない時はめっちゃ厳しいです。
『日番谷冬獅郎』
2人目のゾンビは日番谷。
ジジの効果で登場すると相手のフロントLのキャラをレストに出来ます。
これはvol.1からいるレイドバンビちゃんを意識した効果ですね。
「2APでジジ→ジジ効果で日番谷登場でなんかレスト→レイドバンビちゃんでレストにしたキャラを除去」
とすれば綺麗な流れで相手のキャラを除去することが出来ます。
またこちらの日番谷はアクティブインしつつ相手をレストにし数的有利を作ることが出来るのもいいところ。
そして最近見直されてきているBP3500ラインなのも嬉しい、かな?
ゾンビちゃんと同様にルーティングの巣手札にしたり、アクティブトリガーなのでライフに眠っててもいいので無駄がない。
そんなジジとゾンビとバンビちゃんで戦うようになったデッキがこちら!
【デッキリスト】
このデッキのやりたいこととして
1⃣レスト効果による数的有利でのライフ削り。
2⃣レスト除去のレイドバンビによる除去コントロール。
3⃣4/2ジジのゾンビちゃん蘇生による持続的なBP4000の押し付け。
こんな感じ。
レスト効果が多いのでダメージ2を持つ5バズビーを入れたかったり、0エス・ノトがいるのでレイドエス・ノトを入れたかったのですがグッと我慢しました。
理由としてはバンビーズに関わるこのキャラがいるからですね。
最近よく追加されてる名称特徴ルーターのリルトット、愛称は‘’リル‘’。
リルはデッキトップを3枚見て「[特徴:バンビーズ]かバンビちゃん」を1枚手札に加えて1枚捨て、そして他のカードを場外に送ります。
最初は3ルック1枚交換なのにBP1500でトリガーなしなんておかしいだろ!と思っていましたが、加えなかったカードを場外送りにするのがまあ強い。
主力となるジジがゾンビを活用しますが、4バンビちゃんはいいとして3日番谷をリルではスルーしつつも場外に落とし、後から有効活用出来るのでニコニコ。
で、このリルにより関連じゃないキャラは場外送りになる場合が多いのでレイドエス・ノトやバズは不採用の方向になりました。
そしてどんどんリルを使っているとファイナルやスペシャルも場外へ行ってしまうためご利用は計画的に。
似た感じに場外を肥やし利用する死穢八斎會と違い、場外利用するのはゾンビだけで、スペシャルは再利用出来ないので。
しかして、デッキリストを見ると部外者が3名ほど入ってますが、しっかりとした理由があります。
『部外者1:キルゲ・オピー』
フロントLにある場合、自身をレストにして相手キャラもレストにする人、いわゆる釘崎、いわゆるロロ。
部外者ながらに入ってきた理由としては、レイドバンビちゃんのレスト除去効果を厚く見て4枚採用にしており、4枚いれば場外送りされても1枚くらい手札に来るやろう、という話です。
レスト効果持ちは部外者のレイドエス・ノトや、2バンビちゃんでBP3000~3500まで行けました。
なんなら追加されたキャンディスと合わせるとしっかり2バンビちゃんでもBP4000をレストにすることが出来ます。
キャンディス、バンビーズの2個玉枠で愛称は‘’キャンディ‘’
登場時相手フロントキャラをBP500マイナスと、めちゃくちゃ2バンビちゃんを意識してくれてる効果。
エナジーが逆流していること以外は完璧ですね。
そして「キャンディ→2バンビちゃんでレスト→バンビちゃんレイド」という日番谷と似た感じの除去ルートですが……どちらも3APを使っています。
キルゲはそこを1人で、しかもAPを使用せずにやってくれます。
お手軽レストによりレイドバンビちゃんの除去に繋げたり、面を開けて有効アタック回数を増やせるのでめちゃくちゃえらいです。
相手をレストにするけどキルゲもレストになるよ?という不満点は4/2ジジで退場させゾンビに変換させたり、後述する3石田で誤魔化せるのでなんとかかんとか。
また、腐っても2エナジーBP3000なのでフロントLにポンと置いておけば序盤の壁役として役に立てるのがいいですね。
そんなキルゲの欠点としては前のターンに出しておかなければひっくり返っても効果を使えないこと。
4枚採用ですがどうしても手札に来ない時は来ないので、即時にレスト除去をしたい時のためにキャンディバンビor日番谷バンビルートを作っている、という感じの枚数配分にしています。
では次の部外者に。
『部外者2:石田雨竜』
vol.2の新規カードでパラレルも貰ってる石田。
2個球ドロートリガーだけでめっちゃ嬉しく、持っている効果。
手札を1枚捨てることで
①フロントLとエナジーLのキャラ入れ替え
②自身のBP1000パンプ
このどちらかを選べる、パラレルを貰えたからこその性能でニコニコです。ユーハバッハがいると両方選べますが今回は採用してないので気にしない方向で。
①の入れ替え効果は2キルゲと4/2ジジと相性抜群。
キルゲは(面が埋まってる前提として)相手キャラとお互いにレストになった後にエナジーLのアクティブのキャラと交代してもらうことで確定で有効アタックを増やせます。
4/2ジジは起動メイン効果がフロントLのためレストインであるにも関わらずフロントLに出したい場合が多いです(余裕があるならエナジーLでも良いとされる)
そして長生きすればするほど強い効果を持っているためスペシャルをジジに打たれることがほとんど、というかジジ以外にスペシャルを打つキャラがこのデッキにいません。
なので登場しフロントLで放っておくと、一度もアタックすることなく除去されることがほとんどです。
そこを石田がエナジーLに隠してくれるのでとても相性がいい。
登場ターンはフロントLに出して起動メインでゾンビを出した後に石田でエナジーLに隠してもらい、アクティブになった次のターンには前に出てゾンビを増やしアタックに参加orまた石田に隠してもらう。
これだけで相手はとても嫌な顔をします。
石田の効果には手札1枚を捨てる必要がありますが、ゾンビちゃんを出せば1ドローにより捨て札を確保出来るのもえらいところ。
このような噛み合いの良さから『石田、キルゲ、ジジ、日番谷』の盤面が出来上がると相手の盤面を2面レストにしつつ殴り通すという無法なことが出来たり出来なかったりするんですよね。
②は純粋な自己強化。
余裕があれば前に出てBP4000の圧をかけたいですがそんなに前には出ないかな?それはそうと石田自身も殴りに行けることは覚えておいて損はないですね。
このような理由で石田はキャンディよりも優先される2個玉だと思ってます。
というわけで部外者の2人でしたが……。
石田、キルゲ、今日からお前らはバンビーズだ、がんばれ。
あ、0エナにエス・ノトも部外者としてBP2000トリガー持ち枠として入ってます。
次点で選択肢として上がるのがバンビーズのこの子。
バンビーズの0エナBP2000枠のミニーニャ、愛称は"ミニー"
彼女は不採用となりました。
退場時にBP2000以下レストなので「序盤に能動的に退場させて相手キャラをレストにしてアタックを通す」ということが出来そうですが能動的に退場させる手段がジジしかいないので序盤に退場させることが難しいです。
キャンディーをフル採用すれば2体出して無理やりBP3000までを2000にしミニーでレストに出来るので可能性は感じますね。
そして後半チャンプブロッカーとして出てきたBP2000以下のキャラを寝かせる、という嫌らしいことは出来る、やも。
しかし今回はキルゲ採用によりこれ以上トリガー無しを増やしたくなくて、トリガー持ちの部外者エス・ノトを優先させていただきました。
ということで0エナジーはレイド元のバンビちゃんにエス・ノト、そして待望の0ルーターのジジ。
今までいなかったルーターってだけでありがてぇ、ドロートリガーなのもありがてぇ。
捨て札候補としては
【かさばった部外者>ゾンビ>かさばったバンビーズ】
という感じで、4/2ジジも同じ基準にしてます。
あと、キーカードとなるため4/2ジジを抱えておきたいですが、かさばりすぎても困るため石田などで隠せる場合は2枚目以降はポンポン捨ててます。余裕があれば2枚目のジジを出したいですが、レストインであることやその2APで出来ることが他にもありそう、という感じもするのでね。
そんな4/2ジジの知っておきたいことがあります。
『4/2ジジに関する小ネタ』
起動メインは『自分の場の特徴に「ゾンビ」を持たないキャラを1枚退場させる。』なのでジジ自身を退場させて使用可能です。
これにより場外にゾンビがいれば自身を退場させ面形成を行えます。
ここでゾンビちゃんならドローしつつAPを支払えばインパクト。日番谷なら相手のキャラを寝かせるため問答無用で有効アタックを1つ作ることが出来ます。
まあ、これはエナジーLに石田がいない時の緊急手段、というくらいに思ってればいつか活用する時が来る……かもしれませんね。
あと触れるべきカードとしてはバンビーズにもらえたスペシャルですね。
場のバンビちゃんとバンビーズの枚数を参照して合計枚数×BP1000以下のキャラを取れるスペシャル。
4エナジーの汎用除去ありがてぇ~!
これに尽きますね。
今までのスペシャルでエス・ノトはフリーズ1ドローで除去出来ない、ユーハバッハは万能除去だけど5エナジーと使いにくかったところに4エナジーで使えるスペシャルは本当にありがたい。
しかし、このデッキだと部外者が11枚入ってるのでスペシャル条件がちょっと足りないとかたまにあり、4/2ジジのドロー条件も同じことが言えるので気を付けましょう。
【このデッキの長所短所】
長所
①除去カード8枚態勢
スペシャルの4枚と、レイドバンビちゃんのレスト除去がかなり決まる構成になっています。
②無尽蔵なBP4000ライン供給
4/2ジジによりカラーバンビちゃんを何度でも蘇生できるのでBP4000ラインの押し付けを行えます。
③割と高い再現性
0ルーターと1の特徴ルーターを貰え、4/2ジジのルーティング効果、またドロートリガー11枚とデッキを触る機会が以前よりもグッと増えたので再現性が結構あります。
④価値のないカードがない
4/2ジジにより誰でもゾンビ化させれるので全員に役割があると言えます。
短所
①実質レイドトリガーなし
レイドバンビちゃんの除去効果が自ターンのみなのでレイドトリガーでめくれても、有効ブロックになる、くらいじゃないとレイドしません。
②アクティブインするキャラはレイドバンビとゾンビのみ
即時アタック可能なのがレイドバンビとジジから生まれるゾンビのみなので、攻め入りたい時に登場時効果は使えないけど4バンビレイド、という動きを取らなければならない場面がままあります。
③4/2ジジ欠or部外者欠だと動きにくい
再現性はあると言いながらも当たり前ですが要であるジジ、もしくは部外者の石田キルゲがいないと動きが鈍ります。
ジジはゲットトリガーだったりリルによるサーチ可能ですが、部外者2人は素引きするしかないため、彼らの機嫌次第ではかなり動きが変わります。
【プレイ中の意識】
そんな長所短所を踏まえて意識していることとすれば「レイドバンビちゃんの除去効果をいかに使用するか」を念頭に置いてプレイしています。
まずこのデッキを作成するに至った経緯として、全体カードプールを見渡しても唯一無二の除去効果であるレストキャラ除去、これを使わない手はないと思ったからです。あと女の子だらけのデッキをたまには作りたかった(部外者&男の娘もいますが)
レイドバンビちゃんのために相手キャラをレストにするルートは、
①キルゲの起動メイン
②ジジから日番谷蘇生
③キャンディーから2バンビ
④カラートリガー
このどれかになります。
必要な条件として、
①キルゲのみ
②ジジと場外に日番谷
③手札にキャンディーと2バンビ
④運
となるので実現可能レベルとしては①>②≧③>>>④くらい。
初手でどのルートが1番やりやすいかを見極め、3.4ターン目には布石を確立出来るように動くことを意識しています。
その頃にはルーティング、サーチ手段が増えたのでレイドバンビちゃんは自然と手札に来てる場合が多い、いないなら知らない。
それ以外の動きとしては「4/2ジジをいつどう動かすか」というところは常日頃考えています。
2AP消費しますがですが登場時2枚ルーティングに加えてフロントLにいれば場のキャラを退場でゾンビ蘇生のためしっかりと2AP分の働きはしてくれます。
ですがケースバイケースでフロントLに出すかが決まるなぁ、と思いますね。
①日番谷からレイドバンビの除去ルートに繋がる場合
その時点でAPは1つ得すること(相手のキャラを除去できるため)が確定するので喜んでフロントLに出します。
②カラーバンビがいる場合
しっかりとBP4000でアタックとおまけに1ドローも付いてくるためこれもフロントLに出す場合が多いです。
③日番谷のみの場合
有効打点を作れる場合は出したいですが、そうじゃないならエナジーLに置いてしまうことがあります。
④上の状況でエナジーLに石田がいるor出せる場合
これはもうフロントLに出します。ゾンビを出した後にエナジーLに隠れればいいですからね。
⑤石田はいるが場外にゾンビがいない場合
手札と相談し、余裕があるならフロントLに出し2ドローでゾンビ確保を祈る。ゾンビが来ればそのまま捨てて蘇生し石田効果でエナジーLにジジを隠します。
石田の1枚捨てるコストの余裕がなければエナジーLに出しルーティングのみを使用します。
⑥石田もおらず場外にゾンビもいない場合
流石にエナジーLに。
というかそのターン、ジジをプレイしなくていいならしない方がいいですね。
終わりに
割と自信があるデッキでつい先日の争奪戦もこちらで参加させていただきました。
16人参加で4回戦。
①朽木兄妹&恋次(先攻)×
お相手後攻ファイナルから動き有効トリガーとしてスペシャル、レイドが効き、こちらの有効トリガーはドローのみ&ファイナル2枚盾落ちで押し負け。
トリガーも含めてのユニアリなので勝敗をトリガーのせいにしたくないですがこうなるとトリガーが~って言いたくなるの辛いですね。
②青一護ルキア混合(先攻)◯
お相手、流石のドロー力からガンガン展開してくるが今度はこちらがスペシャルやカラーなどの有効トリガーにより押し勝ち。
自分もこうしてトリガーで助けられてるんだよなぁ、と感じました。
③バンビーズ&エス・ノト(後攻)◯
一進一退の攻防。こちらライフ3でお相手がカラーバンビ2枚とレイドエス・ノトで3インパクトを作りリーサルに持ち込まれるが2回目のインパクトでスペシャルがめくれてリーサルを覆し。そのまま勝ち。
やはりトリガーなのか?トリガーが強いからなのか?
④5一護入り零番隊(後攻)◯
お相手手札事故、2個玉が一生引けずに5一護が腐ってしまい押せ押せで勝ち。
麒麟寺が推しキャラらしく「頭に斬魄刀付いてるから弱いわけない」と言われててめちゃくちゃ面白かったです。
と、3勝しユニレア圏内だったのですが同率オポ5位でユニレアゲット出来ず。1回戦目負けるとオポ的にきつくなるのほんま悲しみです。
まあユニレアは逃しましたが上々の成績だったのかな?
デッキの変更点を考えると、ゾンビ日番谷をもう少し入れてもいいかな?というくらいレスト効果とBP3500が偉かったです。
ジジ日番谷バンビコンボが割と決まりやすいのと、青一護で斬月をかけBP3000以下とBP4000以上スルーになった2一護に対抗できるBP3500を重宝したいと思いまして。
また、キャンディーを厚く取るとBP3500も有効アタックになるのでそこら辺を加味すると部外者であるキルゲ辺りを変えて、キャンディー日番谷を増やすのもありかな?と思ってます。
まだ環境が固まっておらず紫が台頭してくると厳しいかもしれませんが、デッキの可能性は捨てきれてないので次回の争奪戦までにもっと練りたいと思っています。
しかしその次回の争奪戦が2週間以上後なので今回のnoteで紹介させていただきました。
これが少しでも読んでくださった皆さんの肥やしになってもらえたら幸いです。
ではここまで読んでいただきありがとうございました。またどこかで会いましょう!