【ユニオンアリーナ】紫SYNDUALITY トキオムートンデッキ考察
こんにちは、ドゥップヤと申す者です。
先日発売された『SYNDUALITY Noir』
発売前は知らないアニメだなぁ、と思ってたのですがDisney+の独占配信とちょこちょこ地上波で放送されているアニメだそうな。
2月末まで8話無料配信があってたのでいざ見てみたら……面白い!独占配信が勿体ないくらい面白い!
なので普通にDisney+に加入して続きを見ちゃいました、そして加入して見るだけの価値がある……そう思える作品でしたので、気になっている皆さんも是非に!(ダイレクトマーケティング)
1ヶ月1000円弱なのでシングルカードを買ったり、パックを買うお金を思えばそれで1ヶ月間楽しめるなら儲けもんですからね!
とまあ、現在進行形でそんなシンデュアにハマってるのですが、カードプール発表時に気になっていた紫のトキオムートンデッキ。
カードプールに目を通した方はご存知でしょうが、トキオとムートンの目を見張る点としてはルーティングカードの多さですね。
元来、ドローするデッキが好きなのでプールの中にルーティングカードが多数あるこれは楽しそうだなと(無惨様デッキ、ノクチル、青ALO、etc…)
そしてトキオとムートンに関するカードには……。
こちらの6種類のカードがみんな何かしらのルーティング効果を持ってます。
これに0エナジーの1ドロー1捨てのマリアを加えると7種類まで増えます。
こんなにドローしたら一体どうなっちゃうんだ!?といざ触ってみたらとても手に馴染み、またアニメでもこの2人がすごく好きなキャラだったので更に好きなデッキとなりました。
まだ発売されて間もなく、研究段階ということなので見当違いな記述があるかもしれませんが悪しからず。
デッキリスト
カードイラストのレアリティは所持しているものに準拠してます。
エナジー帯でそのカードの所感を書いていこうと思います。
0エナジー:11枚
よくいる0エナジーのレイド元ゲットトリガー。
シンデュアリティはクレイドルコフィンの操縦者となる『ドリフター』と操縦者をサポートする『メイガス』の二人一組でデッキが完成するという原作再現が素晴らしいなと感じました。
その反面、他の作品で見られる別軸のデッキのレイド両採用、というのが難しいため、シンデュアリティのデッキの大体がドリフターとメイガスの2人1組で頑張っていくものとなる場合が多く、このトキオムートンも例に漏れず基本的にトキオとムートンでやっていきます。
トキオはドリフターなので操縦者ですね。
レイドキャラが2種類いてどちらもトキオ名称が必要なのでしっかり4枚採用しています。
ムートンはトキオのメイガス、パートナー枠ですね。
割と軟派で無頼漢なトキオなのでメイガスは女性を選びそうなのですが、絵に描いたような紳士のムートンがメイガスなの、なんかいいですよね。
そして0ムートンはよくいるBP2000インパクト無効枠。
BP2000ラインというのは現環境で猛威を振るう紫アンティーカのレイド摩美々の安定除去範囲なので軽視されがちですが、いないよりいる方がいい、それが0エナBP2000枠。
序盤の先1のBP2000のエナジー置きは後攻の相手に前出しを考慮したブロックキャラの設置の思考させられるキャラなので悪くないですし、後攻では相手がBP1500キャラを置いたなら蓋役も出来ますからね。
そして何よりムートンの名称を必要とするめちゃくちゃ優秀な1トキオがいるのでトリガーなしは敬遠されがちですが3枚採用です。
ルーティング枠①
紫シンデュアの0エナ1ドロー1捨て枠。
黄はノワール、赤はミステルというデッキに必要な名称持ちが0ルーターなのですが、なぜか紫では特に名称でもないのマリアがルーターになってます、なんで?
最初は名称として役に立たないので採用を悩みましたが1ドロー1捨てドロートリガーは偉いのと、デッキの性質上この1ドロー1捨てという行為自体が大切なため4枚に。
正直な気持ちを言うと、紫シンデュアデッキの片割れの黒仮面シュネーでは主力のギルボウがシュネー名称を必要としているのに対し、シュネーのカード群がお労しいことになっています。
黄赤は名称枠になっているので紫の0ルーター枠はシュネーがもらってよかったのでは……と毎朝思っていますね(シュネーの見た目がすごく好みだったのと、アニメを見たら黒仮面さんも好きになったので可能なら黒仮面シュネーギルボウも組みたい)。
1エナジー:4枚
こちらが0ムートンで記述しためちゃくちゃ優秀なトキオです。
場にムートンがいると永続的にBP2500、そしてインパクト無効まで付きアクティブトリガー持ち、しかも名称がトキオ。
見覚えのあるパワーラインのインパクト無効、そうです、青呪術の1パンダと全く同じテキストでトリガーを持ってるのだから弱いわけがない。
条件付きではありますが、ムートンがいない試合なんてないのであってないような条件です。
そしてこのトキオが一番輝くのは後1や先2であり、条件にはムートンということで、普通のデッキではレイド元でもない0エナインパクト無効枠は採用すら危ぶまれる対象ですが、1トキオのポテンシャルを引き出すため0ムートンを3枚入れているんです。
序盤0ムートンとセットで居れば相手のアグロプランの邪魔出来る。そしてこちらはアグロプランを取れる0エナBP2000と1エナBP2500がいるデッキ、いいですよね。
そして次に紹介する2エナジーキャラが先2で相手のアタックを咎められるBP3000キャラもいる素晴らしいデッキなんです!
2エナジー:7枚
ルーティング枠②
2エナジーBP3000の1ドロー1捨て、いわゆる果穂、いわゆる高杉です。
前述した2エナBP3000枠だけで偉い、しかもルーティングしてくれます。
先2で相手のBP2500のアタックを止められるBPラインはとてもえらくアクティブトリガー持ちでムートン名称のため4枚……と言いたいところですが次のカードを優先して出す場合が多く、使っていると後述する3ムートンで捨てる場合が多いため3枚に。
ムートン名称は3ムートンで足りているので優秀な効果で優秀なBPラインのムートンですが、必要度で言えば一番低い可能性もあります。
俗にいうアクティブ2個玉、この枠は全色でマリアが勤めています(0ルーター枠を取ったならここがシュネーでもよかったのでは?)。
エナジー上限が4のため必要ないと感じるかもしれませんが、このデッキの都合上4枚に。
その理由としてはこのデッキには踏み倒しもなければスペシャル以外の除去もありません。
シンデュアの他の色もそうならいいのですがご丁寧に黄は踏み倒しに加えてフリーズ、赤は除去持ちのキャラが多数います。
なのでこの紫のトキオムートンはひたすらにドローするしかないのです。
つまるところ有り余るルーティング力によりファイナルやスペシャルを絡めてテンポを取っていくデッキだと思っているので、動きを速めることが出来るアクティブ2個玉は4枚必要かなと感じました。動きに関しては最後に記述してます。
手札にかさばってしまったらルーティング時に遠慮なく捨てれるのがいいところ、かな?
3エナジー:8枚
ルーティング枠③
手札を2枚まで捨てることで同数のカードを引くことが出来て2個玉、カラートリガー枠、名称ムートン、ぶっ壊れてます。
もしも1トキオがムートン名称を必要としなければムートン名称は2ムートンとこのカラームートンだけでもいいのでは、と思えるくらいに強力です。
このデッキの屋台骨の1枚となるカードと言っていいですね。
このムートンのおかげで序盤にあると嬉しいけど後からかさばると困る、0ムートン、0マリア、2マリア、2ムートンなどのカードがカラームートンの効果で捨てることでドロー札になるという役目を持てるため、それらのカードを多めに投入出来る理由にもなったりしてます。
貴様、大体のデッキにはファイナルトリガーを4枚入れているな? 我もだ。
ファイナルは踏み倒しが多いデッキや学園などの超アグロ型のデッキでは減らされる傾向にありますが、このデッキは踏み倒しなどないためもちろん4枚です。
むしろ縦引きしてこの「我もだ」を使いリソース差をつけていくことがこのデッキのやるべきことです。
アニメを見た方ならわかると思いますが「我もだ」はとても口に優しく、そして面白いワードなので「我もだ」は声に出して言いたいカード上位を争うと思います。
是非このカードを使う際には「我もだ」と口に出して言いましょう。
4エナジー:20枚
ルーティング枠④
複数の効果を持つ4エナジーのBP3500のキャラ。
カード公開時はBP3500だしこれはどうなんだ?と思っていましたが、いざ使ってみるとめちゃくちゃ使いやすいカードでした。
1つ目の『自ターン中に自分か相手が手札を場外に置いている場合にBP1000パンプ効果』
条件はルーティングカードの多さから次のターンまで考えつつ手札を使って動けばほぼ毎ターンに満たせます、そしてこれにより自ターン中はBP4500となるため実質4エナジーBP4000ラインとして活躍でき、また受けがBP3500のため1ナナリーや青リーファや松下村塾のBP3500ラインを守ることが出来るとても優秀なキャラとなってます。
2つ目の『自分か相手が手札を場外に置いているターンに登場すると1ドロー効果』
白仮面が手札を1枚使用して登場しつつその分ドロー出来るので手札を保ちつつ動くことが出来ます。
言うなればたまにいる2エナジーの登場時1ドロー効果を持ったキャラがグレードアップした感じですね。
1つ目の効果と同様に『手札を場外に置く』は手札管理を行っていればほぼ毎ターン行えるため、この白仮面の存在を意識しルーティングカードの保持は絶対に意識してた方がいいです。
なぜならこのデッキはルーティングは多いけど手札が純粋に増えるカードは1種類しかないため白仮面分の手札を補えるドロー効果を使わない手はないのです。
3つ目の『退場時、場にムートンがいる場合手札を1枚場外に置くことでデッキトップに固定できる効果』
使う場面としては白仮面を優先して処理された際に盤面にBP4000ラインがいない、そういう時は手札に使わない低エナジーキャラがいると思うので回収効果を使用し再度登場させて再び圧をかけたりします。
また常時効果の名称をトキオとして扱う効果と併せて『リーサルが近く手札にインパクト持ちのレイドキャラホーンドウルを持っており、このターンはブロックしておきたいが他にトキオ名称が居ない』なんて時に白仮面でチャンプブロックしデッキトップ固定、次のターンで白仮面登場からのホーンドウルにレイドしてリーサルに、という場合。
また、手札が潤沢で白仮面を戻した後に②の効果が使える場合も積極的に戻す場合が多いです。
あと地味にこれ系のカードはゲットトリガーを渡されることが多いですがドロートリガーなのもいいところ。
このデッキは山を掘りたいのでドロートリガーが欲しいですが、トキオムートン側のドロートリガーはこの白仮面と0マリアしかいませんので。
まあ色々と書きましたが単純に手札消費なくBP4000ラインがポンと出てくる……これで弱いはずがないですからね、すごくいいカードです。
トキオムートンに出張されるのは初めてか? 我もだ。
アタック時に手札を1枚場外に置くことで相手のフロントLのキャラのBPを2000下げる代わりに次の1回アクティブにならないデメリットを持っています。
黒仮面シュネー側のカードですが単体でも運用可能でトキオムートンには存在しない除去効果を持ち、更には優秀な4エナジーBP4000ラインのため4枚採用。あとキャラが好きなため。
元は2ムートンが4枚で黒仮面が3枚だったのですが、ムートン名称過多と感じ、BP4000横並びの試合のために、また除去効果を買って4枚にしました。
アクティブにならないというデメリットがあるため、BPマイナス効果はあまり使わなさそうなイメージですがBP2000マイナスという効果だけで威圧感があります。
そうです、紫アンティーカのレイド摩美々や紫ヒロアカのレイド弔と同じBP2000以下の前出しを抑制させる効果を持っているのです。
デメリットを知っている相手が、どうせ効果を使わないだろう、と前にBP2000以下を出してきたらデメリットなんて関係なく効果を使いましょう。
なぜならBP4000の黒仮面でブロックする場面なんてリーサルのかかる場面でしかないのですから、序中盤ならアクティブでもレストでも問題ありません。
逆に相手にリーサルにかかる終盤はチャンプブロックをしたくて小粒を前に出したくてもこの黒仮面がいるだけでそれを無意味にできるのでめちゃくちゃ優秀です。
あと除去効果を恐れてスペシャルをこの黒仮面に打ってもらえれば、エースのホーンドウルを出しやすくなります。
『手札を1枚場外に置く』というコストもこのデッキならあまり気になりません。なんなら白仮面と並んでいる時にメインフェイズに手札を場外に置けなかった場合、黒仮面の効果で場外に置くことでBP1000上昇の効果を得ることが出来たりします。
また、あまりないでしょうが2体黒仮面が並ぶことで、相手のBP4000まで取ることが可能です。手札を2枚消費することになるのでほとんど使いませんがそれも威圧感があってヨシ!
いるだけで圧をかけられる厄介な存在というのはいいですよね。
ルーティング枠⑤
トキオ名称レイドのゲットトリガー枠。
カラームートンに並んで、このデッキの屋台骨の1枚となるカードです。
4レイド宿儺と同様に登場時に2ドローして手札を1枚場外に置く強力な効果。そしてムートンがいる場合インパクト無効を持ちBPマイナス効果を受けなくなります(2ドロー1捨てでインパクト無効のため『逆宿儺』と言ってたら「2枚捨てて1ドローだろそれは」と言われたので確かにそうかもしれない)。
このカードがこのデッキ唯一の手札を純粋に増やせる手段です。レイド元のトキオとジョンガスメーカーを2枚と計算するとプラマイマイナス1枚ですがそこまでは考えない方向で。
宿儺と同じ2ドロー1捨てはめちゃくちゃ強いので、ゲットトリガーのためもう1枚のレイドのホーンドウルよりもレイドする機会は多いです(宿儺のレイドトリガーがどれだけイカれてるのかがわかる)。
しかしジョンガスメーカーのレイドに拘っていると、終盤に圧をかける時やリーサルを狙う際のホーンドウル用のトキオがいなくなることもあるため、トキオの枚数管理をしつつレイドしていきましょう。
また、ムートンがいる場合にインパクト無効とBPマイナス効果を受けなくなる永続効果がとても優秀。
現環境筆頭の紫アンティーカはレイド摩美々どころかスペシャルすら効かなくなり、紫BLEACHの一護、恋次、白哉などのBPダウンのカード群を寄せ付けない性能、青鉄拳のラースに通ずるものがありますね。
またBP4000のインパクト無効というのは、終盤インパクトで詰められる場面を割と安心感を持って迎えられるのも嬉しいところですね。
ホーンドウルです、繰り返します、正式名称はホーンドウルです。
ユニアリの稀によくある誤植の洗礼を受けてしまったトキオ名称のレイドトリガー持ちのレイドキャラで当デッキのエース。
常時インパクト持ちで、登場時に場にムートンがいると相手の手札を1枚以外ピーピングし1枚選んで場外に置いてもよく、その場合相手は1ドローします。
正直なところ素レイドはジョンガスメーカーに譲る場合が多く、リーサルの場面以外では素出しが多いカードなのですが、この登場時効果はユニアリでは珍しい相手の手札を見ることが出来る効果&その中から選んで捨てる効果です。
捨てさせる方の効果ではファイナルやスペシャル、コンボパーツや主力のレイドが見えたらすぐにでも捨てさせます。その後にドローするので手札の枚数は変わらないのは仕方なし。
そして手札見れるのは思った以上に有能で、絶対手札に欲しいカードは隠されるので見えませんが他の手持ちの状況を鑑みて今後のプレイングを決めれたりします。
またこの効果の肝なのは『1枚選んで場外に置いてもよい』と相手の手札を捨てさせるのは任意効果というところです。
手札に持たれていても問題ないカードばかりならそのままにしておくという選択が取れるのが面白いところ。
せっかくだからと捨てさせると相手はドローするので逆に山を掘らせて打開策が出来るということも起こりかねないので確認だけして捨てさせないという選択肢も大いにありです。
前述のとおり、素レイドはジョンガスメーカーに譲る場合が多いですが決して弱い効果ではない、むしろ序盤でレイドしたい相手もいます。
それは遅いランプデッキ、現環境で言うならランスロットですね。
ランスロット側がレイドのランスロットorエアキャバルリーを持っている際に先3か後2でホーンドウルをレイドすると相手はレイドを隠すか2個玉を隠すかの二択を迫られます。
レイドを見せたら捨てられ、レイドを隠せばレイドに繋げる2個玉を捨てられる。
この不自由な二択を押し付けれるのはこのホーンドウルの効果の明確な強みとも言えますね。
他のデッキでも終盤、急にホーンドウルに出てこられると挽回するために持っていた札が2枚以上あると片方を捨てざるを得ない、なんてことにもあるので相手の手札枚数なんかを見てここぞという時にレイドし動くのに必要なパーツを捨てさせる……なんてことも出来るので可能性は無限大!
あと常時インパクトは偉い、とても偉い。
またBP4000ラインはホーンドウル以外で12体いるので、余裕がある場合は素出しせずに手札にとっておき、終盤レイドしインパクトで畳みかける、というのもありですね。
スペシャルのよくある条件BP5000除去で、その条件の制約はごちゃごちゃ書かれてますが【『トキオかトキオの乗っているクレイドルコフィン』と『ムートン』がある場合】なのでほぼほぼ条件は達成されてます。
そしてスペシャルでありながらルーティング枠⑥
除去効果の後に手札を1枚場外に置くことで1ドロー効果が書いてあります、なんで?ありがとう。
言うなれば4エナジーになったことにより除去範囲がBP5000になり先払いになったことで任意にルーティング効果を使用できるノー墨勝者フェイスです。
要らないカードがあれば捨てて山を掘り、特に何もない場合はそのまま除去のみ行える……任意っていいですよね、強制されないありがたみ。
不採用カード
自ターン中はお家芸の手札を場外に置いてるとBP4000に、また退場時にムートンがいると1ドローというルーティング枠⑦のカードで手札が純粋に増える枠の1人でもありました。
3エナジーでほぼ確実にBP4000になるというのはとても強く、しかも名称トキオ、しかも退場時1ドローのおまけ付きで元々は黒仮面の枠に入っていました。
ですが使っていくと、そこまでレイドしないためトキオ名称を現状以上に必要としないこと、行き4000は偉いが受け3000は微妙なこと、トリガーなし11枚になること、という気になる部分が見えてきました。
退場時1ドローは惜しいですが、その効果を使ってるとトキオ名称が減ってしまう、またBP4000になるかもしれないこのトキオを退場させる場面はほとんど無いという結果に。
手札が欲しい時にチャンプブロックする、という使い方はとても有用なんですけどね。
なので常時BP4000でトリガー持ちに加えて除去持ちの黒仮面へと転向になりました。黒仮面のトキオムートンにはない除去効果が精神安定剤になるのでありがたいんですよね。
楽しそう(小並感)
トキオムートンの解像度を上げるために入れたいのですが流石に入れれませんね、これを使ったら最後トキオもムートンも身ぐるみ剝がされてしまいます。
これ、地味にサーチ対象の特徴:イデアールに白仮面とホーンドウルがいます、深くは言えませんが原作再現ですね。
こちらを使うならイデアールの特徴を持つ0シエルなどを採用しそこにレイドして、白仮面やホーンドウルを探しに行ったりしつつ3シエルや6/2ヴァイスハイトを絡めたデッキになると思い、そちらも試作したのでいつか使ってみたいところ。
3シエルがいることでヴァイスハイトを実質1APで出せるので安定させることが出来たら強そうなのですが……。
またシュネーと黒仮面もイデアールだからレイド出来るので混合型も考えてみてもいいかなぁ、と思ってます。
【このデッキに強み 動き方】
ルーティングカードの多さから動きの再現性を高めることが出来るのがこのデッキの魅力で強みです。
惜しむらくは2マリアで既述したように『AP踏み倒しやスペシャル以外の除去が存在しないこと』なので『有り余るルーティング力によりファイナルやスペシャルを絡めてテンポを取っていくデッキ』という風になること。
初手に2マリアがあると最高で、そうじゃない場合はカラームートン。つまるところエナジーに余裕を持たせてドンドン前出しをしていきたいので2個玉初手がマリガン基準、エナジーが繋がっていることは最低条件ですが。
そして明確な強みはBPラインが0エナBP2000、1エナBP2500、2エナBP3000とそのエナジー帯に欲しい最大BPが全て揃っていること。
このBPラインにより相手のアグロプランを潰せるだけでなく、逆にこちらからアグロプランを仕掛けるのも得意です。
加えてBP4000ラインが16枚あるため(白仮面もBP4500になるので)4000ライン横並べ対決も行えるのもいいところ。
そのため2個玉により動きをスムーズにさせたいからマリアを4枚採用しているんです。
アクティブ2個玉がえらいのは先駆者の方の解説記事にもありますが先2でこんな盤面になると。
次に先3で手札が揃っていれば、2ターン目に出した0と0or1を前出し、エナジーラインにレイド元であるトキオと何か適当なキャラを出します。
ここで4エナ以上が発生し、その後に最後の1APで後ろのトキオに理想はジョンガスメーカー、いないならホーンドウルレイドをします。
そうして先攻3ターン目に3アタックを入れることが出来ます。
早々起こらんやろ、と思われるかもしれませんが、この道中で0マリアや2ムートンにカラームートンでデッキを掘ることがあるため何かしらのレイド体が来ることはあるので充分に再現性のある動きとなっています。
だから2個玉マリアが4枚必要だったんですね。
相手が紫ギアスや紫アンティーカなどの小粒除去に長けているデッキなら2ターン目の4エナ発生の状態から4エナジーのBP4000群を横並びが丸いですね。でも1トキオのBP2500ラインは優秀なので前出ししてもいいかも、そこはケースバイケースで。
あとインパクト無効が3種類もいるのでインパクトによる急なリーサルはほとんどないのも安心感があります。
加えて宿儺で証明されていることですが、レイド2種いてレイド元の名称が共通なのもめちゃくちゃえらい、トキオ、ホーンドウル、ジョンガスメーカーはえらい、トキオ名称も。
ジョンガスメーカーがゲットなのは劣る点ですが、レイドだったらそれはやりすぎ、つまり宿儺はやべーやつ。
総評
貴様、トキオムートンはドローばっかりでどうなん?と思っているか? 我もだった……ってくらいに使っていると再現性が高く山も掘れて楽しいデッキです!
言うなれば『レイド虎杖と伏魔御廚子を失った代わりにドロー力に全振りした青宿儺』ですね。
こう書くとめちゃくちゃ弱く見えますが、触ってみるとそのドロー力がやみつきになる楽しさがあります。
総括するとドローしまくって走り抜けて気持ち良く勝つデッキ、つまるところランナーズハイになるデッキ……ということですね!(サムネイルの伏線回収)
気が向いた方は触ってみてください!
余談ですが友人の『世界3位アンティーカのまるまる新聞』と『変なデッキを作ることに定評があるMatey』の3人でそれぞれの色でシンデュア対決をした評価ですが。
黄カナタノワール=紫トキオムートン>>>その他
くらいの序列になっている……と思ったのですが!その後、とある赤シンデュア。それがトキオムートンにガン刺さりしたため強さ順が不等号ではなく。
黄→赤→紫→黄
という三竦み状態になったなと感じました。
その赤デッキは詰め切れてないので虎の子ということで。
なので他の争奪戦で時たま見る「このデッキ最強!他のデッキだと勝てないよ!」という環境ではなく、色んなデッキで勝てる可能性がある楽しそうな環境になりそうなので、私はシンデュアの争奪戦が始まったらトキオムートンで乗り込むつもりです!
因みに現環境デッキの相性として、BPダウンを受けずインパクト無効を持つジョンガスメーカーの存在もあり紫アンティーカに割とやれる。
ランスロットはインパクト無効と小粒前出しによるチャンプブロックの豊富さからエアキャバを一時的に止めれたり先述したホーンドウルのピーピングで圧をかけれたりといい感じか?と思っているところです。
宿儺にはボコられます、容赦なく、ボコられます。
そして先日オンラインで行われたsho9n杯にてどれほどのものかとこちらのデッキで参加させていただきました。
配信ブロックにいなかったので映ってないのは残念。
前回の第4回ではお気に入りの敵連合で出て2回も配信に映らせてもらうことが出来たので、そちらはよければ!
そんでもって戦績としては4回戦程ありまして簡単に内容を書きますと。
1戦目 黄シンデュア:カナタノワール(先攻)
友人の相手をして勝ち越していたので自信はあり、先攻も貰えたので勝ちたかったのですがエナ事故により2ターン目にエクドロ、ここで差がついた。
お相手は4のデイジーオーガの踏み倒しとファイナル絡めて押せ押せで後3で、
【4デイジーオーガ 3カナタ 3カナタ 2カナタ】
と立ち並びライフが4まで削ってくる。
返しにジョンガスメーカーレイドでファイナルを引けたためなんとか【黒仮面 白仮面 ジョンガスメーカー】と盤面を作るが1アタック目のジョンガスメーカーでカラートリガーで黒仮面フリーズ、白仮面のアタックでスペシャルを引きジョンガスメーカー除去。
その後になんとか食いつないでいき、こちらライフ1の状態で【1トキオ 4白仮面 ホーンドウル ホーンドウル】でライフ2まで削ったところでトリガーから5デイジーオーガ出現。
お相手はそのデイジーオーガが無かった場合はそのターン盤面に2体いた3カナタをBP4000にすることが出来なかったらしく、そのまま4体のBP4000にアタックされ、ホーンドウルを1体残す以外道はなくファイナルしかないとアタックを受けるが都合よくファイナルは来ず。
返しにホーンドウル2体でインパクトを通してれば……と思ったら、お相手の最後の2枚のトリガーがスペシャルとアクティブだったのでどっちにしろ無理でした。
というわけで負け。
2戦目:青転スラ:リムルシオン(先攻)
初手に0ムートン、1トキオ、2マリアと最高の手札に。
理想の押せ押せムーブをする中でお相手のレイドリムルのインパクトも0ムートンや1トキオで受け流してたらシオンレイドのダメージ2でちょっと計算が狂う。
しかし今回はトリガー運にも恵まれてリーサルターン前にスペシャルを引き、お相手のライフ1で盤面も1つ空けた状態でこちらは4面展開にホーンドウル。
途中のトリガーでファイナルが2枚見えていたため流石にファイナルは出ずに押し切り。
トリガー運もあり1勝を拾わせてもらいました。
途中でソウエイが見えて解説として4000スルーを持っていたり、4/2リムルが場外蘇生を持っているためかなりポテンシャルのあるデッキだと感じましたね。
3戦目 緑転スラ:リムルヴェルドラミリム(後攻)
お相手は苦し気にキープ宣言。
こちらは先ほどと同じくアクティブ2個玉のマリアに加えてカラームートンも見えており上々の手札。
お相手は先1でレスト2個玉のラミリスからの入り、先2でも同じくラミリスから0のルーターリムルと本当に苦しい様子。
後2でエナジーに【2マリア 0トキオ 1トキオ】でフロントに0ムートンを出して先制アタック、めくれたのがアクティブトリガーでほっと安心。
そしてお相手の先3でなんとラミリス起動からファイナルも絡めてリムルレイドにヴェルドラレイドまで繋げてマスブロインパクト、しかし0ムートンはインパクト無効のためリムルのアタックのみが有効。
手札にスペシャルを握っていたため返しのターンでどちらを取るか悩みつつインパクト無効が豊富なためリムルを選択。ジョンガスメーカーや白仮面を絡めてドローしまくりの押せ押せ状態に。
途中でトリガーからレイドミリムが見えてスペシャルを握っていないため出てきたら突破手段はないと思っていると、そのまま次のターンでミリムレイドでホーンドウルを取られ、返しのターンでお相手の盤面が
【レイドヴェルドラ レイドリムル カラーヴェルドラ レイドミリム】
でこっちが後ろに忍ばせていた白仮面を前に出し
【1トキオ 白仮面 白仮面】
お相手のライフは1でこちらは手札にホーンドウルを持っていたため、後ろにいる0トキオにそのままレイドしお相手の手札を捨てさせることでリーサルにはいかないが盤面を崩壊させられると思っていたがここで緊急事態。
お相手の手札が1枚しかない。
この場合、ホーンドウルの効果は不発となり白仮面のBPが4500にならないし手札にルーティングカードが1枚もなし。
その時の私の手札は「0トキオ ホーンドウル」で……まあドローで何かルーティング札を引くだろうとドロー
ファイナル「我だ」
エクストラドロー
ファイナル「我もだ」
今まで来なかったくせにこういう時にはまとめて来るんですよね!!!
結局ホーンドウルはレイドしてもこのターンに削れたのはカラーヴェルドラのみ、そして返しのターンで追撃のミリムレイドでこちらのライフは2。
ヴェルドラとミリム2体のインパクトでスペシャルを引くぐらいしか勝利の芽がなく、そのまま有効トリガーは一つもなくて負け。
結果論ですが序盤に出たヴェルドラを取っておけばインパクト不足で次のターンまで繋げれたのだが……そこまで先は見通せないですね。
4戦目 青シャニマス:ノクチル(後攻)
もう決勝トーナメントには上がれないため気軽な試合。
それはそうと戦ってみたいデッキだったのでやる気満々。
マリアはおらず2個玉はカラームートンのみの手札で後2でムートン前出しで後ろに3エナ保持でアタック。
トリガーはちゃんと選ぶ主義なので上から2枚目を選ぶとレイド円香がこんにちは。
そしてお相手は先3で新3小糸やファイナルを絡めつつ展開しまくり最終的には【素出しレイド雛菜 レイド円香 カラー雛菜】で0ムートンはカラー雛菜に戻されてレイド円香のアタックのみ通る状態。
そのアタックで受けたトリガーが場外が何もいない時の紫カラーでこの試合嫌な予感。
幸いファイナルは持っていたため返しに展開し【黒仮面 白仮面 ジョンガスメーカー】の盤面を形成。
トリガーも特になくお相手の4ターン目、スペシャルのかっとばし党でジョンガスメーカーが取られるがそこまで展開はなく【2円香 素出しレイド雛菜 レイド円香 カラー雛菜】の盤面で1アタック目にアクティブを引いたためライフ4でなんとかターンを返してもらう。
4ターン目、こちらは再び展開し【1トキオ 黒仮面 白仮面 ジョンガスメーカー】という最初の並びに。
そしてお相手の2円香はBP2000でレイド元のため余裕があると思い黒仮面で取り、ターンを返す。
そして5ターン目お相手は後ろ素出ししていたレイド円香を前に出しBP4000が4体の状態……で、エナジーラインにカラー雛菜で1トキオ手札、ファイナル、スペスペで白仮面とジョンガス取られ黒仮面はレストなので4面がら空きに。
アクティブトリガー11枚だからさすがにどこかでトリガーを引くだろうと思っていたがそんなことはなく4アタックで4点取られて負け、恐らく私たちの試合が最速で終わってました。
先攻の4000横並べと手打ちスペシャルが強いということがわかり、またこのトキオムートンには踏み倒しやスペシャル以外の除去がないことはやはり課題だとわかる試合でした。
因みに後2アタックでレイド円香が捲れましたが、円香は初手に元から持っていたらしいのでトリガー選びのせいではなかった!と謎の安心感を得ました。
その後、お相手さんは今度争奪戦に出るらしく、ノクチルのアドバイスを求められたので(実績はないですが)お話をさせてもらいました、ユニレア取ってたらいいなぁ。
※追記※
本当にユニレアまで届いたそうです、私のアドバイスがためになってたなら嬉しい☺️
そんなこんなで1勝3敗!という結果!
ほんまに強いんかぁ?と疑問が浮き上がりそうですが、これはまだ動きを詰めれてない私自身の問題でもあるなと感じました。
気持ちは変わらず、争奪戦などではもっと動きを練ってからこちらのデッキで乗り込みたいと思ってます。
終わりに
環境トップとは言わずともtier2くらいまで行きそう……行ってくれ!(願望)と思えるくらいのポテンシャルはあるので気になった方は是非触ってみてください!
つまるところ今回も「このデッキ作ってみたいなぁ!」と思ってもらえるような記事になっていたら嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました、またどこかで会いましょう!
余談
0ムートンですが……
完全に一致
黙っとれムートンと仲間内では言ってます。
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