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大学入学共通テスト(リーディング)対策編⑥

 これまでは,共通テストで目新しい形式や解き方のものを中心に取り上げてきました。今回からは,従来の入試問題を解くときと同じ思考で解くことができるものや大学入試センター試験のときに出題されていた形式を受け継いでいるものを取り上げていきたいと思います。

 試行調査の第1回の第5問Aと第2回の第6問Aは,論理的な文章を読み,論理展開をきちんと把握できるかを問うものでした。これは国公立大や私大で出題される長文問題のメインとなるものです。また,段落指定があるなどを含め,解き方も従来通りでいいため,落ち着いてやればそれほど戸惑うことはないはずです。

 今回は,試行調査の第2回の第6問Aを用いて解説をします。まずは,問題を解いてみてください。

 問題は大学入試センターのHP上で公開されているので,こちらから必要に応じてダウンロードしてください。

平成30年度試行調査(第2回)
https://www.dnc.ac.jp/daigakunyugakukibousyagakuryokuhyoka_test/pre-test_h30_1111.html

 いつも通りのやり方で解くことができるので,「英文読解のやり方」に焦点を当てて解説をしています。
 「文章の流れを追うためにはどのようなことを考えながらよむのか」「英文を速く読むためにはどのようなことが必要なのか」などを含め,「英文読解のときに意識すること」も記しています。読解の勉強の参考にしてください。

* 解答・解説のPDFはこちら☟

 「英文読解の学習法②」で,「文と文の関係性」と「段落と段落の関係性」を考えながら学習し,音読をすることを述べました。このような関係性を考えながら読むとはどういうことかを具現化したものとなります。今回の記事と合わせて読むと,「英文読解の学習のしかた」がより鮮明になると思います。

* 「英文読解の学習法②」はこちらから☟
https://note.com/syamamoto/n/n067de63e36a4

 また,センター試験の過去問の第6問は,論理展開を追う勉強になる素材が豊富です。語彙レベルもやさしいので,「流れを追う」ことに集中して勉強したい人にはおすすめです。

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