キャリアコンサルタント(学科試験)〜理論の攻略
* 今回の記事は,キャリコンの試験以外の資格試験や受験勉強にも応用が利くので,ぜひ読んでみてください。
キャリコンの学科試験で,最も時間がかかるのは理論分野です。理論は大きく分けて,「キャリアに関する理論」と「カウンセリングに関する理論」の2つがあります。「キャリアに関する理論」は理論家ごとに整理し,「カウンセリングに関する理論」は理論名ごとに整理するのがオススメです。
1. 学習の仕方
それぞれの理論家および理論名には中心となる考え方があります。その中心となる考え方に基づいてそれぞれの理論構築や手法が存在します。細部から入るのではなく,
幹となる大枠をとらえる
ことが重要です。単なる丸暗記ではすぐに忘れてしまいますが,大枠から入り,細部を押さえていくことで覚えやすくなるだけでなく,実際の試験の正誤判定でも,選択肢を消去しやすくなります。
2. マインドマップ勉強法
私は理論の勉強をするときに,「マインドマップ」を書くようにしました。
ルーズリーフ両面1枚につき1人の理論家,1つの理論名
でまとめます。真ん中に理論家または理論名を書き,そこから関連事項を書いていきます。
最初はあまり細かいことを書きすぎないことがポイントです。情報量が多すぎると途中で挫折したり,なかなか先に進まなくなったりするからです。
こんな感じです☟
ルーズリーフは,5mm方眼を使うと便利です。無地でもいいですが,方眼用紙の方が表などをすぐに書けて便利です。
3. 過去問演習
以前も書きましたが,過去問演習で慣れることが非常に大切です。出題されやすいポイントが次第に見えてきます。基本事項を押さえたら,どんどん過去問を通じて問題演習をやりましょう。過去問で間違えたポイント,落としていたポイントはマインドマップに書き込みます。「過去問」と「マインドマップを見返して覚える」という2つのことを繰り返しましょう。
4. 反復
反復は大切です。こんな記事も参考にしてください☟
これは私がキャリコンの講座を担当していた先生の受け売りですが,
「若い頃の方が記憶力がいい。今この瞬間が一番若いから,一番覚えられると思ってやる」
とのことでした。確かにその通りです。そういう気持ちで一日一日を大切に勉強していけば,合格点に必ず到達します。