牛乳アレルギーに感謝した小学校の頃

給食制度だった俺の小学校は
牛乳アレルギーの子、
もしくは牛乳が苦手な子の分の牛乳は
完食した人が先に手に入るシステムだった。

同じタイミングで完食した人が続出した場合は
ジャンケンで勝利した人が牛乳を得られるシステムだった。

この牛乳がですね クッソウンマイんですよ
これを聖杯かと思うほどに小学生達は奪い合っていたのだ・・・

アレルギーの子に限っては
その子の分は余らないようにできていたのに
もしや考えあってキチンと人数分にしたのかなと

あの頃は何と言うかですね
アレルギーで牛乳飲めない子に感謝
牛乳が苦手な子に感謝

なんというか、後腐れも負い目もあんまり無かったんですね
それがよかったなぁと
無駄な感情とかが無くてサ
牛乳飲めない子に対する感情や言葉のトゲが少なくて
無駄に考えないというのはあまりにも優しいと

構図としてはイラナイから先駆者1名に譲渡します
みたいなものだから
牛乳を飲めない子がクラスに居るだけで給食が爆アド
という恩恵関係にすぎないんですよね

そう、恩恵関係、恩恵関係・・・
言葉にすると少し悲しくなりますね(
やだやだ、何でもかんでも言語化したくなってしまうのは(


で、話は変わるのですが
小学校の給食、苦手なモノがそこそこあったんですよ。

追加の牛乳を得る条件は完食する事。
苦手なメニューがあると完食できずグヌヌとなるのです。

例えば細切りダイコンが入った味噌汁
冷めると苦くて(ニガーツ!?)
これが食えたモンじゃない。
苦みと変な渋い味付けでヴォエ!って吐きそうになる
全小学生の味覚でイケルと思ってるの、やばないか?

関連すると貝が入った味噌汁ものグヘーってなる。
なんかね、貝が入った味噌汁、一時期は美味しくて好きだったんですよ
ただ、なんかの境目でクッソマズイ貝味噌汁に遭遇してしまって
その経験以降貝味噌汁がダメになったんですね。貝もダメになった。

今ならさ
温かいうちがオイシイってわかるけどサ
本能レベルで温かいうちに食えって教えられてる気がする

あと和食系の・・・なんだ、惣菜系?
ヒジキとかダメだった。
変なアエモノ?がダメだった。
何なの、アレ。
口に含んだ瞬間の訳の分からないエキス
美味しいモノと一緒に食べて味を相殺しないとムリだった。

そりゃ好き嫌いはよくナイと思いますよ。
ただ、マジで体が受け付けねえんだ。
キノコとかナスとか。
噛んだ瞬間に(心臓と胃が)ドクンッ!ってなるのよ

美味しく調理してクレメンス・・・
いや、体が受け付けない時点でムリすかね。
だって、もう、無意識レベルで忌避してるもん。
俺、ノーマルだから。
格闘タイプ(と勝手に名付けている)の食べ物ムリなんよ。

~~
で、恩恵関係ね

考えれば考える程
お互いを利用し合っている
ウーン
よくないのかな、というのも
自分が利用されるに値しないと思ってるんですよ、俺は自分を。

なのですが
そこに求めているモノがある以上は
俺はやれる事をやって提供できるモノを提供するしかない

するしかない・・・?、は、傲慢すぎるか。
させて頂こう。・・・、も、傲慢すぎるか。

考えすぎるのは良くないのかもしれん。
そりゃ、考えるのはイイコトだとは思うけど。

考えるよりは感謝やね。
牛乳アレルギーのフレンズ達に感謝したように・・・



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