いまさら劇場版ヘヴンズフィールを初めて見たので自分語りをする

フフフ

なんか頭の中がゴチャゴチャしてて
それを整理するために
今日は家に籠もるのを決意
何かを観ながら調べごとをするぜ

俺はユーネクストに入っている
ポイントが余っているので
マイリストに入れていたヘヴンズフィールを観始める

MBTIとかエニアチックに感想を語るぜ

※まだヘヴンズフィールを見てない方はネタバレ注意



















・劇場版1
「ルールを説明してと言ったの!傷口を開けとは言っていない!」
遠坂が怒るシーン

言峰にとっては傷口を開くことがシロウへのこれ以上に無いルール説明だよなぁと。
言峰のNiが働いてるわ~と思ったシーン。

・劇場版1だったか2だったか
「やっと見つけた居場所で、その居場所に居るべき人が居ない
だから、その人がそこに居るようにしなければならない」
自分で書いたこの文章、自分ながらにほれぼれする。

俺が性格とかを調べているのは
確信を突いていて心に響く文章が
まさにエニアの確信にせまった構造だからというのが一部分にある

俺は何が客観で主観なのか、しっかりとは理解していない。
ただ、そういう文章は客観なのだと思う。
イメージ的にも感覚的にも主観では描けないと思うから。

~~
「やっと見つけた居場所で、その居場所に居るべき人が居ない
だから、その人がそこに居るようにしなければならない」
ライダーがシロウを助けた時点で
俺はそう、ぼんやり桜のムーブを考えていたのですが
劇場版2の中盤あたりで明確にそのムーブをしてきてたまげた。

最初は桜をエニア2だと思ってたんですけど
エニア9だなぁこれって。
忘却、滞在、整地、暴食。

桜はシロウとセッ・・・!をするのは知っていたので
トライタイプ的には△x6xの動きなんだろうと思う
物語の流れとしても△96xの動き、なのかな。

・Fe/Fi
シロウが桜に鍵を渡すシーン

Fe→守らなくちゃ
Fi→守りたい
これが頭の中を支配してきて
この対比でぐちゃぐちゃになった
どうぐちゃぐちゃになるかって?
自分と重ねちまってサ・・・(

自分語りが始まるんですけど
俺、自分の醜い欲望とか心を語りたくないんですよ
それが相手を傷つけてしまうと思ってしまうから
「言わせんなよ」とか「言いたくても言えません」になる
清濁併せ持つには、今の俺にはそれしか選べない。

で、INFJの

「本当は自分の価値観を大切にしたいし、自分の価値観に従っていきたい。でも、空気や雰囲気に流されて、自分の気持ちを抑圧してきた。その反動で、自分の気持ちや感情を表現する人を、片っ端から批判したくなる。」

これを見て
じゃあIXFJは先に開示したほうが理想的だよね
Feは向き合っているようで向き合ってないよね、とか思ったり。

・・・できねーから、困ってるんだよなァ~~

まんまこれで
批判されないようにしているから
我慢できずに批判をするんですね(?

正直さ、「気持ちを誠実に」って、何よwって、俺は思ってしまったの
伝える為には淀んで汚れた気持ちも語らないといけないでしょう
それが誠実なのかどうか、俺には判断できないのよ

見よ、誠実な言葉を吐き出してきた者達を。
本物で完璧であるほど、周りの人たちはコレを尊ばないではないか。(まるで邪魔だと言えず無視するように)
偽物で不完全であるほど、これほど批判したいものはないではないか。
(批判ではなく、自分がFiを偽装できるほどに成長すればいいだけの話なんですけどね。)

それはINFJもISFJも共通事項なワケで
桜ちゃんは投票サイトでISFJとされていて
俺もこんなFiにアタックされたらなぁ・・・とか。

守ってください。守らさせてください。
でも、守られたくないんです。守りたくもないんです。
誰かを守れるあなたに、私は必要ないんです。
私に守られるあなたは、誰にでも守ってもらえます。
結局の所、私は快楽に生きる人間なのです。

守られるとか守るとかそんなのはどうでもいいんです。
私と融合してください。
あなたは融合に足る人ですか?
あなたは私の融合に耐えられますか?
俺が優先した暴食と快楽を、あなたは共に楽しめれますか?
汚れた私の食事に耐えられますか?
歪な私と共に居られますか?
歪な私は、あなたと居て耐えられるだろうか?
あなたは歪な私と一緒に居て耐えれますか?

私は許可をしたあなたを喰い付くしたいんです。
先に許可を出してください。
私は許可を引き出せません。
それでもあなたが傷つくそぶりをするなら
私はあなたを食べてはいけないし、融合を諦めます。
傷つかないでください。泣かないでください。
不快な声をかけないでください。不快な言葉を発しないでください。
(不快な声と言葉を発しているのは自分である。)
1w9

・・・結果的に、自分は融合に適正のある異性を探すのでしょうね。

で、SFPの男性は綺麗で筋の通った事を言うんですよ。
すぐにそんな事を正直に言えるなんて、俺は羨ましい。

・劇場版2 シロウが腕を交換して家が女だらけになるシーン
「あの人が安全に帰ってくるように仕向けた。
そうしたら、あの人は私のせいでケガを負った。
あの人は知らぬ顔をするが、あの女達はその訳を知ってそうな顔をしていた。」

「あの人が居るべき場所に、知らない人が居る。
追い出さなければ。追い出していいのだろうか?
あの人の親しい人達を追い出したら、あの人はきっと怒るだろう。
あの人だけ居て欲しい。それ以外の人はイラナイ。」

「あの女も、私とおなじモノを見ていた。
私だけの景色だったモノが、誰かに」

「私は、私がどれだけ歪であろうとも、この人を手に入れなければならない。」
→セッ・・・!

「あの人を食べた。満足した。でも、それだけでは足りない。たくさん食べなければいけない。」
「死にたくない。が、私は死んだほうがいいのだろう。」
桜はそんなモノローグを喋るだろうなと妄想。

女性が、彼女のイメージ的な思い込みを物質的な距離で語る。
彼女は思いの外涙を流すが、どうしてもこの先のイメージを覆す事はできなかった。


「ただそこにあるだけの人形が、愛しい男の手で終わるのだ」
「もう時間は無い」
激アツすぎんだろ・・・

「どうじゃ?桜は持つと思うか?」
もう~臓硯さんいやだな~持たないと確信しかねてるクセにぃ~
でも、シロウがいるから確信できてなさそうなんですよね

「万人の為に悪を討つ。お主が衛宮切嗣を継ぐのなら~」
このための衛宮切嗣なのか~・・・
切嗣は救うべき人が多すぎて、天秤を実行せざるを得なかった。
シロウは天秤よりも救うべき人の対比なんすね多分。

INFJにとって、元を断たないといけないんです。
元を断たないから悲しむ人が生まれるんです。
そうしていると、救いたい人や悲しむ人の顔を見るのを忘れるんです。
顔を見なければいけなかったんだ。
自分が悪いとか、誰が悪いとか、何が悪いとか。

正直、それは悪意の無い悪だと分類したいんですけど
その無意識と同期した瞬間それは・・・悪に分類される。
その無意識をコントロールできなれば、人はそれを悪と呼ぶ。

▼劇場版2 フラッシュバック
これ、ずるいだろ~~~~~
もう目からハイドロドロドロだろ~~~

想いが、想いが大きすぎる・・・!!!!!!!!!!!!!
一緒に居た時間が長すぎる!!!!!!!!!!!!!!!!
想いが溢れて、溢れて、止まらなくて。

今が、ずっと続けばいいのに。
音が良くて。
回想しているアコースティックギターに
記憶を見ている金属音に
溢れて鳴る水滴に
もう、想いがですね。想いがやばい。

溢れる。
温かな日常が溢れる。
温かな想いが溢れる。
溢れる。溢れる。溢れる。

僕はね、正義のヒーローに、なりたかったんだ。

シロウが、優しい。
ただただ、シロウが優しい。

このシーンだけを何度も見返したい。見返していたい。
大切だったって気づいたこのシーンを何回も見返したい。
この数十秒の為に、きっとこの作品はあったんだと。


~~
「こんな人、居なければいいのに」
T9だ~~~~~~~~~~~
あるいは△xx9だ~~~~~!!!

▼劇場場2ED
ひとつに溶けてしまいましょ
憎しみも愛情もむしゃむしゃと
頬張ってしまいましょ
混沌の甘い甘い壺の中で

T9だ~~~~~~~~~~~~~!!!
融合だ~~~~~~~~~~~~!!!
エッチ!!!

▼劇場版3
「見ないフリは辞めたようじゃな」
(好感度上昇)ってかんじがして草

「何事も耐えるだけだったあの娘に、人を欲しがる欲望を教えたのは他ならぬお主自身」
臓硯さん、作家になりません???

「私と居ると苦しいでしょう?
だから私、先輩の前から消えないといけなかった。
けどできないんです。私にとって嬉しい事は、先輩だけだから。」
融合したい・・・!けど・・・、融合したい!!!
エニア1と9が渦巻いていらっしゃる・・・

「切り捨てるなら、初めから持たねば良い。」
言峰の語りで、Ni全開のシーン。
それでもNiは何故”持とうとするか”――
越えようとしていたんですね。
「全く、幸せな男だよ」
越えようとした努力を評価している言峰+114514点。

桜もそうで
シロウを切り捨ててしまう可能性を――
そして幼くしてシロウの元に転がり込んだ。
桜もシロウを――切り捨てるなら、初めから持たねば良かった。

「お前たちが幸福と呼ぶモノでは、私に歓びを与えなかった。」
※要約 切嗣はよかったぞ♡(多分

「それでもお前は(桜を)擁護するというのか?」
すると言え、すると言ってくれ――
そんな期待を言峰から感じる。

「衛宮切嗣の跡は継がないという事だな?」
お前も同じなんか?
それとも違うものを見せてくれるのか?
ワクワク言峰。

「もうあなたの出番なんてないの。」
壁により掛かる言峰、愉悦勢。
――彼女の主張は正しい。だが、この少年は反発するだろう。
その先は――、検討もつかないが。
どちらにしても、この少年は私の想像を超えるだろう。

「何を悠長にやっている。」
イリヤを抱きかかえる言峰。
――この少女の選択は決まった。
言峰がそんなモノローグを言ってそう。

「私は正したいと願い努力をした」
T1だ~~~

「愛そうとし――私には、お前を愛せなかった」
T1だ~~~


▼3中盤
「それ、いつ我慢できなくなるかわからない、の間違いでしょ?」
はい、はい、そうです・・・心地よい食事と融合だけをしたいんです。
都合の良い世界で居たいんです。

「今まで私を助けてくれなかった、全てが許せない」
「悪い事だって分かってます」
エニア9と1にぶっささり――。
間が悪かった――、Extraの名言を返したくなるセリフ。

「あなたは、味方の危機でも動かないことができますか?」
「あなたが一番苦手な事を要求します」
「――信じるさ!」
動く動かないじゃなくて信じる、なのが良い構図。
TeTiのような取捨選択ではなく
Fiで答えているのが良い。

「でもこれって、私のせいですか?」
半分そうで、半分そうじゃない。
そう答えたいが、あなたのせいじゃない。
全てはこの脚本を書いたきのこが悪いのだ。

・ポーカーしてるシーン
KKKJJ つよすんぎ~

「私が、こわしちゃった」
T9の平穏は永続であり短期的でもある。
平穏は、乱れてはならぬ。
乱れたのなら、修正しなければならない。

己で己の世界を壊してしまった事に気付いた彼女は耐えられなくなった。

「それでも先輩は、生きていけって言うんですか!?」
「そうだ!」
文学だろ。(文学でいいのか分からんし、文学が何かも知らないけど)

「帰ろう、桜。そんなヤツとは縁を切れ」
そうだよ。
そうなんだよ!!!
そんなヤツらとは縁なんか切ってしまえええ!!!!!

・・・ついでに俺との縁も切っておいてくれ!!!!!(?

「責任があるとしたら、それはその人間を育んだ人間と、その中での自己だけだ。」
責任の所在と原因をしっかり分かっているINTJさん。

てか
切嗣が一発でくたばりそうなマジカルパンチを何回も受けてるシロウくん、本当に何者なんだ・・・?

「この矛盾こそが、人を人たらしめる。生きるとは、善悪両方を孕むモノ。」
「だが、本人がそれをどう思うかは、分からない!」

「同一視の願望だ!」
このあたり、脚本を書くの難しそうだな・・・。
だって、言峰のNiなら既に答えに辿り着きそうなもんですよ。
言峰はそれに辿り着く寸前という事にしておき、それを言語化し、それを見ているユーザーにある程度納得させるのは非常に難しい。
言峰という難しいINJを描き切る、そのためにこの場面の言峰を描写するのは非常に難しい。

で、何度も言いたいのですが
このマジカルパンチを何発も受けてるシロウくんは一体何者なの???

「俺達は、自身を罪人と思い、それを振り払う為に、一つの生き方を貫き続けた」

「告白すれば、やつあたりでもある。私はお前たちを羨んでいる。」


▼感想
INFJの教科書!!!!!!!!!!
そう思った!!!!!!!!!!!


「目の前の人を第一に大事にして愛する」
切嗣がたどり着けなかった答えはきっとこれなのだろうと。
俺も心当たりがあって・・・ウッ・・・。

でも、切嗣の生い立ちと状況ではここに辿り着けはしないだろう。
だが、切嗣がシロウに託したモノはとても大きかった。

・脚本として
邪魔者が消えてこじれた関係も解消されてトゥルーエンドだなぁ。
という感じ。

正義のヒーローとして、悪役とヒーローの対比者を配置。
エニア9の敵として、エニア9の妨害者を配置。
良きかな・・・。

・死亡番付
ゾウケン→生きるのに固執しすぎて反感くらっちゃったねぇ。あと、桜に取り付いてたのはよくないゾ。桜のパワーと未来を見誤った。

シンジ→身の程を弁えなかった罰。

ギル→桜が処分してなかったら厄介だったかも。それでもこの時点でギルを処分できていたのであれば、どちらにしても後で桜に消されていたので、桜の脅威性の実験台として早めに消したのは脚本として非常に評価が高い。中盤後半、ギル関係ないからね。

キレイ→ゾウケンを追い込む役。答えに辿り着くのが遅かったか、無駄な10年を過ごしたのかな・・・、でも有益な10年を過ごしていたら多分倒せないので・・・。

▼その他の方々
切嗣→シロウを仕上げた重要な人。居ても居なくてもシロウ単独で大丈夫だろうけど、この人が居ないとシロウと聖杯の縁が薄くなる。切嗣が多くの人を助けたいのと、シロウが目の前の人を助ける、というヒーローの対比構図になっている(と、思う)。

シロウ→切嗣から想いを受け継いだ、”居なければならない人”。この世界に切嗣とシロウが居ることに人々、感謝せよ。

桜→被害者で、”助けないといけない人”。桜は怒りと力で被害を周りの人に与えてSOSを知らせないといけない。なお、桜が消えるべき人を消しているので丸く収まっている=全ては桜ちゃんのおかげだろ?

ライダー→”助けるサーヴァント”で、苦労枠。何回腹を切られて大出血しているのだろう。味方に付けないと詰むが、構図上必ず味方になる。

リン→うーん、どうなのだろう。協力者枠として必要なのだが、脚本に組み込むのに苦労しそう。

イリヤ→聖杯の正常な起動”処理”の為に必要。イリヤが死ぬと聖杯が詰む。意思疎通の取れる友好的な器じゃないと詰む。切嗣グッジョブ。

アーチャー→シロウに戦う力を与え託す為に、アーチャーが必要だったんですね。

アサシンの方々→完全勝利してくれない上司、嫌ですよねぇ。(勝ちたければ正義側に付けばいいのに・・・

ランサー→不遇枠。

セイバー→お前、いつも願望叶わねえし聖杯手に入らねえな・・・(Zeroの聖杯は手にしちゃいけないし、ヘヴンズは・・・どうなんでしょうね。

タイガ→あんた、いい人やな・・・。

過去の方々→あんたら、もうちょい何とかできんかったのか???桜ちゃんがかわいそうだろうが!!!!!

侍の人→この人が死んだ以降のシナリオが濃すぎて忘れてた。死んでたんすね。退場早すぎて草。

アンリマユとか→使う者の心次第で~~、黄昏の腕輪かな?切嗣とシロウが居てよかったな。

▼正義のヒーロー
切嗣は最適な選択をしているだけである。
シロウは己の気持ちに従っている。

切嗣は最適な選択を選ばなければならず
己の気持ちに従う余裕などなかった。
最適な選択を選ばなければ、己の信条も心も壊れてしまうからだ。
おそらくFate世界では、切嗣は何を選んでも壊れてしまうのだが・・・。

最適を選択した結果、心を問われた時が聖杯問答である。
その選択肢が、次の聖杯戦争において最善だったのだ。

切嗣は最善の行動をしたぜ。
切嗣はなんも悪くないぜ・・・。

反面、シロウは選ぶ、というのは二の次なのだ。おそらく。
第一であろうとなかろうと、最終的に自分の心に従っている。
その次に選択肢が出てくるのだが、自分の心に従うので選択肢は一つだけになる。

反面、切嗣は最善を選ぶ。
最初に選択肢が出てくる。
だから、最後の局面で心が露わになる。

シロウ 心→選択肢→心
切嗣 選択肢→心→選択肢
やってる事は同じなんだけど

切嗣は罪悪感があるんです。
シロウは罪悪感ではなく心なんです。
切嗣、シロウに託せてホントによかったな・・・。

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