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10年間の夢を捨てた日

はじめに

読んでる皆さんは”小さい頃の夢”ってありました?
また何でその夢を持ってたか、深く考えたことありました?
今日はそんな学生時代の夢とか目標の話をしようかと思います。


※自己実現欲求を満たすのと頭の中の整理を目的に
 だらだら書くので読める人は読んでみて欲しいな


スマホをぼんやり眺めていると、
ふと合格発表とか卒業式の文字が目に入ったんです。
必死に勉強した受験生の運命が決まる月である3月やなあと気づきました。

この時期って「決断」とか「別れ」とかそういう季節やなあ、
自分にもあったなあ、と思ってこの記事を書いてます。


「夢」って なんでなりたい?それはどうして?の繰り返しを
追求していくことが大事やと思うんですよね。

表面上の夢を持って、
そのために1日10時間勉強を3年間し続けるとか無理です。
少なくとも僕はそれだけでは頑張れなかった。
動機って本当に大事やなって気づきました。


先に言っておきたいのが、
10年間抱き続けた僕の夢は「薬剤師になること」で、
薬剤師への道に歩まなかったことを今は全く後悔はしてないです。
あの挫折を乗り越えてなかったら今の僕はいなかった。
(いろんな事を学んだから)

何のリスクも踏まないイモ野郎になってたと思う。
全てをかけて、自分なりに頭を動かして、
行動して捨てるモノは捨て、
とるべき行動にフルコミットしていた自分に感謝しかないです。

とはいえ、当時は必死に人生掛けるくらいに努力していたので
受からないと分かると
何のために生きているのか見失うほど落ち込みました。
周りにも迷惑をかけまくりました。

何が言いたいたいかというと、
今現在挫折しなきゃいけない人とか
努力してきたことが水の泡になっちゃった人とか
生きる目標がなく無気力の人とかに
この文章がいつか届いて、

それらを乗り越えつつ活かすために行動してもらうために
というモチベーションで文章を書いていきます。



夢について

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6歳の僕

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※ほぼ 僕の話です
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小さいころの夢なんて
カッコいいからなりたい
それだけで十分でしたよね。
僕も同じでした。
幼稚園の頃の夢は、「冒険家」
小1になって「大工さん」になり、
小2で「宇宙飛行士」こんな感じ。

この頃から自分は普通の生き方じゃなくて、
他の人とは違う人生を歩みたい欲が爆発しだしたんだと思う

小3で自分は「薬剤師」になりたいって言ってました。

母に医療系の求人の広告を魅せられて
「薬剤師ってめっちゃ稼げるんで」って言われて
何それ かっけえ、他の奴らも知らなそうだしいいな。
きっかけはこんな感じでした。


そっから小5くらいで早めの中二病を発症し
そのまま中学に進学、
あるあるかもやけど、
「自分は周りの人間と何か違う能力がある」
ってずっと思ってました
男子なら伝わりませんか?(笑)

中学校時代の自分はあまり思い出したくないが、
ターニングポイントであったので、書き留めておくと

当時は非行を重ね、
陽キャや不良にくっついて問題ばっかり起してました。
どんなに悪い奴と絡んでも
勉強はしている雰囲気を保つことはずっとやってました。
(感じ悪い奴)

とある非行をして警察沙汰になった時に
生徒指導室で
「母ちゃんめっちゃお前のこと大事にしとるで」
「お前はお前のことそんなんでええん?」
「今の自分が惨めやと思うんなら、今までやってきた事ちゃんと償えや」

正確ではないけどこんな感じで熱い言葉を掛けてくれた。

その日以来、割と何で自分は勉強してる?
何であの高校に進学したい?
何で薬剤師になりたい?
そんなふうに考えるようになりました。

結論は
・母を悲しませたくない
・お金を稼いで幸せに生きる
この2つの動機でした。

そして薬剤師への夢を本気で目指し始めました。
どっちかって言うと、よく思われたかったり、母のためだったり
心からの自分に対する動機ではなかったのかも知れませんね。


かなり勉強しなきゃいけないってことは知ってたけど
一人で黙々勉強するほど勉強は好きじゃなかったから辛かった。

それに、今思えばその動機だと別に薬剤師じゃなくてもいいもんね。





目標についての考え方


目標に対してはあまり深く考えずに、
高校に入って本気で勉強したら
俺ならいくら国公立の薬学部が難しくてもイケるやろ
15歳の自分はそんな考え方でした。

高校1年の1学期の最初の学力テストと志望校で
「佐野くん(当時の僕の名前)にはその志望校は無理ですよ」
ってハッキリ言われた。

「は??」

めっちゃ機嫌悪くなったのを覚えてる。
志望校の少なすぎる定員と毎年の多すぎる受験数、
僕の通ってた学校からの薬学部入学数が今までいないことを知らされた。

俺なら絶対いけるって思ってたから、
逆にヤル気がわいてきたし、見返してやろって思った。

でも思うように模試の数字が伸びなかったり、
進捗速度も遅かったりして焦ってた。

何より問題だったのは、高校ライフはエンジョイして
更に部活でも本気でやり、難関志望校を目指すという苦行の道を選んでしまったことだと思う。

物事をフルコミットで同時進行するのは無理やなってなりました。
何より甘かったなと感じました。


例えばイチローとかは小3くらいから、
生活のほとんどを野球に充ててたらしいし、

羽生結弦も学生のころから練習や試合で居なさ過ぎて、
同じ学校に通ってた同じクラスのクラスメートが、
羽生結弦のことを知らなかったらしい。

自分で決めた目標に立ち向かうってそういうことなんだなって
大人になって気づいた。


当時友達に充てていた時間、部活、恋愛などを辞め
全て勉強時間に充てて受験に挑めばイケる
良くも悪くも、僕はそれだけだった。

良かった点
・切り捨てる決断ができた
・決断が早くできた
・決まった時間、決まった努力はできた
→今の自分にも生きている

悪かった点
・自分に甘く明確な理由でなかったので勉強が義務的なものだった
・単純な我慢とプライドだったので、自分に甘えることも少なくはなかった

目標を実現させる人は我慢なんてせずに、
時間を忘れて今の自分に納得なんてしていない。
常に目標点と現在地の差を
我武者羅に埋めようと行動している人ばっかりだ。



努力している自分に満足しているようじゃ絶対にダメだ。
目標はそこじゃない。
僕の場合、努力の過程がどうでもよくなるくらい我武者羅になれたら
それはもう本気なんやろうな。

失敗に終わったけど、大学受験に挑戦してよかったと思うし、
自分の子供にも絶対させたいと思う。


挫折してからの行動

僕の大学受験は、あっさり終わった。
それと同時に「薬剤師になる」という夢も。

センター2日目の、数学Ⅱの新課程の問題に大ゴケし終了。
そのまま2次試験も受けず、終わり。

浪人はしなかった。
近くの受かりそうな、国公立に進学。

「あんなにずっと目指してたのに、浪人しないの」
結構言われた。僕もそう思ってた。

親に無理言ってまでして、もう一年やれよとか
二次試験受けてちゃんと戦えよとか、逃げんなよとか

でもできなかった。
イケるってずっと思って、自分なりにいろんなことを辞めて、
努力をしていたことが、初めて上手くいかなかったから。
怖くなって戦わずに逃げた。

「あれ?なんで薬剤師なんて目指してるんだっけ」
「10年なりたいって言うてきて、俺って逃げるんや」
「ざっっっこ」「でも認めたくない‥」
「これから先どうやって、何を軸にして生きていこうか」
「将来とか、夢とかもういいや、とりあえず何も気にせず遊びたい」

僕の挫折はこんな感じ。
「挫折」って言葉にも失礼やなって思うくらい
いろんなものから逃げてた。

結局僕は、「高い目標」、「努力」、「周りからの期待」
これらが欲しくて、
これらに依存していた だけだったんだなって気が付いた。しかも10年。

当時の「高い目標」
当時の「努力」


まあまあダサい。ダサすぎる。
本気になんてなれるわけなかった。

その上それを20歳過ぎるまで考えなくて、
自分は死ぬほど努力してきた人間だって
言い張っていたのも恥ずかしすぎる。

ちゃんと早く失敗から学ぶべき。

21歳~24歳でも
同じように「目標」を持ち
ヒトからどう見えるかって部分を軸にしていたせいで
いろんな失敗をしてきた。

本質はそこじゃないってようやく気付けた。
本当に良かった。

失敗はするべきだし、
恥は書くべきだし、
それに気づくべきなんだ。

逃げるって一番成長から遠い行動。



当時の自分に向けて思うこと


夢を捨てようって決めた日があるんじゃなくて、
いつの間にか夢に捨てられていたんだと思う。
それが大学受験っていう足きりだった。

当時の自分に思うことは、
受験が終わった時点で
それの時の気持ちとか挫折とかを
誰かに恥ずかしくてもいいから話してほしかった。

20歳くらいで、ある派遣の仕事をしていた時。
浪人して薬学部に入学して1年経つコミュ力すごい奴と
一緒に仕事することがあって、

その時に、「そんなに本気で目指していたんなら、今からでも勉強すればいいじゃん、フリーターなんやろ?」って言われて、

「確かに」ともならなかったし、
悔しくもなんともなかった。

だから、当時の自分に
「お前の夢、その程度やで」って伝えてあげたくもある。

一緒に仕事をしたアイツはきっと
目標に対して逃げなかった人なんやろう。



まとめ

10年間持ってた夢に捨てられて気づいたこと

・自分の弱さと強みを知れた
・目標を立てるときはしっかり動機を考える
・大きなゴールから逆算して、小さな目標を立てるのが大事
・人生だと思って生きてきたことを諦めても人生どうとでもなる
・「逃げる」ことは一番やっちゃダメ
・失敗したことやダサい事は誰かに話すのも大事
・「失敗」とか「挫折」とかって別に嫌なものじゃない

受験に失敗した方、大事な挑戦台無しになった方
もしくはそういう経験したことある方
僕が言うのも偉そうなんですが、

全然大丈夫!
むしろ羨ましい!

逃げずにたたっかている人って本当にすごい。尊敬しています。

僕はこんなにダサい失敗して、そっから逃げてってやっても
そっから学んだことがたくさんあるし、
今現在の自分に生きてる。

だから、まずはその失敗から学んだことを
親友や家族、恋人とかに話してみたらいいと思います。
(恥ずかしいと思ってることもカッコつけずに)

僕は当時話せる人がいなかった。
そういう人は文字にしてみるのもいいかと思います。
ダサかった部分、できてた部分、活かせる部分
一番自分を知ってて、認めれるのは自分しかいませんし!

さいごに

ここまで読んでくれてありがとうございます。
敬体と常体が混ざってるし、文章読みにくかったと思います。
ごめんなさい、これから練習していきます。

僕は現在25歳でITエンジニアにジョブチェンジして
借金完済、年収1000万を目標に自分の付加価値を上げています。

  • 過去に本記事のような受験の失敗

  • 大学中退

  • 同棲していた元カノにお金をごっそり盗まれる

  • それが原因で借金

  • 単純な振り込め詐欺に遭う

  • 借金返済しようと思いネットワークビジネスにはまる

  • 売り上げを微妙に稼いでしまい調子にのり、詐欺に遭いまくってまた借金

  • 24歳で任意整理してブラックになりカードが4枚利用停止

どうしようもない失敗や現実逃亡を重ねてきましたが
今のままじゃだめだと思い、ITエンジニアに転職することを決めました。

上記のような【失敗談】や【人生逆転の過程】を発信してます!

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