自己啓発本を何冊読んでも何も人生が変わらない理由

僕は訳あって借金を抱えてしまった。ギャンブルでも女遊びでもない。でも失敗は失敗だ。

そこで何か変えたくてブックオフに行ったのだ。本に何かを求めて探しに行った。

その時ふと気がついた。この光景何か見覚えがある。二十歳の時に人生に行き詰まった時に、よくブックオフに通って自己啓発本を読みまくっていたのだ。あの光景と同じである。本も変わらず同じ物を手にしていた。

そこでふと考えたのだが、あれから何か人生変わったのか。あれから人生の節目節目に自己啓発本を買って読んでいた。でも今思うとほとんど同じ事を言ってる。筆者の体験や経験が加えられているが、だいたい言ってる事は同じだ。

目標は数値化して明確に期限を決める

絶対成功するぞと強い信念を持つ

夢を既に叶ったかのように行動をする

あとは行動するのみ。

皆さんも見たことないだろうか？この文章を。自己啓発本を3冊以上読んだ人なら、うんうんと頷くと思う。

私なんて瞬間に思い出せた笑 笑いではなく、本当に笑ってしまう。それで全てにおいて実行できているのか？

答えはNOである。むしろ1つもできてないかもしれない。自己啓発本を好きな人は、1つ読んでもまた一つ、知らぬ間に何冊にもなっているはずである。

言わないでもなく、僕もそうだ。実家にも今の家にも何冊もあった。自己啓発本を読んだ気になって、何も行動も実践もせずに、また新しい自己啓発本に何かを求めるのである。

ベストセラー！あなたも変われる！借金を2000万返した！この本であなたは、救われる！

どれも自己啓発本を何冊も読んでいる人に響くメッセージだ。そんな何冊も読んでる僕も惹かれる笑

でも願えば叶うと思って、願うだけで行動をしない。うまくいかないので、すぐに無理だと思う。強い信念？日々の生活で信念なんてものは、すぐに消え去る。

そして嫌な事、苦手な事、出来ない事から遠ざかる。だって願えば何か変わるはずだから。

でも成功したい今の人生を変えたいならまず行動する事だ。

そしてPDCAを回すことである。PDCAを簡単に言うと、目標を立てて、行動して、失敗したら見直す、うまくいけばもっと伸ばす。

簡単なようで人生うまくいってない人は、これだけで人生変わる気がする。

覚悟を決めて人生のPDCAを回せば、きっとうまくいくばずだと僕は考える。