料理アプリで人生変わった!
ハッキリと申し上げると、私は料理を作る料理するという世界は異次元の世界、基本的に関係のないことと思っておりました、いや信じていました。それもそのはずです、料理を学んだこともそもそも興味もない。たまに作ってみようと思ってもインスタントラーメンを作るくらい。
カレーライスを作ったこともある。
ところが自分が作ったカレーは間違いなくおいしくない。量も膨大となり結局食べきれないと悲惨な状態。だから、料理は無理だと素直に思い手をつけないのであります。それが我が家のためであり家族円満のコツなのださえ思っていたほど。
料理ができない、だから家事全般に無理、できないものはできないとの連鎖。こういうアホで無能な男がどこにもいそうだ。
突然、激変が起こった!
毎日、何かしらの料理をするようになったのである。しかも、それがお世辞抜きにおいしいのだ。それは、たまたま職場で家事(料理)の話が話題となって、同僚の女性が料理アプリを教えてくれたのでした。もちろんスマホで。レシピは当然だが、作り方も動画でできる。おススメはなにしろカンタンだということだった。
ふ~ん…、であった。
ちなみにそのアプリは「DELISH KITCHEN」。たしかに料理学校に行くこともなく、今すぐ手元でレシピも作り方も手に取るようにわかるのだ。コロナウィルスで暇である。(笑) ならばこれみながら料理でもやってみるかとようやく重い腰を上げることになった。
信じられない光景がゆっくりと静かにはじまった。
最初にやってみたのは「パリッとジューシー♪ねぎ塩チキン」であった。セレクトした理由は忘れてしまったが、たぶん食べたかったのであろう。鶏んもも肉に、ねぎ、塩こしょう、薄力粉、サラダ油に塩だれの調味料は鶏がらスープの素に酢、ごま油、こしょうで作る。
「薄力粉」ってなんだ?正直わからなかった。
その時我が家になかったものは鶏のもも肉だけだったので、近所のスーパーで購入。あとは料理アプリの通りの分量を揃え、食材の切り方と料理の手順を動画で確認。料理アプリの通り正確にことを進める。あっという間にできた。多少キッチンは散乱状態ではあったが、香りといい焦げ具合といい、とてもとても自分で調理したものとは思えなかった。
ビールを注ぎ、さっそく食べてみた!
自分はもしや料理の天才!?本気でそう思った。とてもとても素人が今はじめて取り組んだ料理とは思えない。どこそこのシェフが丁寧に腕を振るったかのような味である。鶏肉は柔らかく頬が落ちるほど。まぎれもない隠れた才能が開花した瞬間だと…。(・。・)
わかったこと。
我が家は母と妻と自分のワンコもいるが3人家族。汁ものを作るときには2人分の水400CCで十分であること。レシピ通りに作ること、動画通りの手順で作ればだれでもおいしく料理ができること。
そうなのだ料理はセンスや才能ではない!
まったく異次元の世界のことと思っていた料理が、料理アプリを使えば自分でもできること。この喜びをどう表現したらいいものか。うれしくもあり驚きでありました。するとどうでしょう、冷蔵庫の中身が気になりスーパーの買い物にも行きたくなる。洗い物もさっさと片付けては次の料理を何しようと頭をよぎる。
人生が変わっちゃったのです。
家事は家の仕事。今まで何もしていなかった自分を恥じ、これを機会に家の仕事をしてみようかとの気持ちにもなった。それにしても家事は大変だ。男性諸君、やっぱり手伝わなくては。
急に人間性まで変わってくるのでした。(笑)
・・・、今朝も5時頃起きてはミョウガとナスのお味噌汁を作ってみた。もちろん料理アプリの通りに、ちょっと火加減をアレンジしてみた。すこぶるおいしい、やっぱり天才だと思った。( *´艸`)