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R3年後期実技試験レポ(言語編)

長くなりましたがこちらの言語編で実技試験のレポ終了となります。

造形が終わって待機室に戻ってきたのが大体10時半頃でした。次の言語まで3時間以上空いています。早く終わってほしいのはやまやまですが、時間が空いて一息つけたのは思い返せばありがたかったです。

試験を受けるまでの待機室の教室は3部屋くらいありましたがどこも満席。ガイダンスの時に「このチャペルを急遽待機室として開放します」と言われたのでとりあえずチャペルでフォロワーさんと待ちました。
というか受験者人数わかってるんだからもう少し待機室用意してもよかったのでは…。コロナ対策もありますが、真冬の寒い屋外で待つのもしんどいですよね。

造形の間でも音楽や言語の試験は分刻みで進みます。先に受けた方の感想を聞きながらドキドキしていました。ちなみに会場は声を出したり音を出したりしてはいけません。つまり言語の練習や楽器を弾く事が出来ないのです。なので皆さん録画しておいた自分の練習動画を見たり、紙のピアノなんかを持参して指を動かしたりされていました。私もマスクの下で口パクしながら言語のイメトレ。

分刻みの進行ながら早めに待機室に移動した方がよさそうだったので、12時過ぎ待機室に向かいました。結局緊張で持参したおにぎりは喉を通らないので、ひたすらお茶とのど飴で喉を潤しました。
教室前には2.3人試験の案内係の人がいました。
(余談ですが兵庫県の試験会場にいた関係者は中年〜年配の方ばかりで、私が知る限りでは若い方はいませんでした)
受験番号を確認され待機室で待機します。4人1組で次々と試験教室に案内されているようです。
13時前に私達が呼ばれて教室に向かう事に。造形に引き続き私の前の人が欠席だったので(同じ人かは不明)3人で案内係の後をついて向かいます。途中名前を確認されましたが違う名前を呼ばれましたがこれがハプニングの始まりでした。

教室はひとつ上の3階の教室。
扉の前に椅子が5〜6脚並べてありそこで待つように指示。案内係の眼鏡の初老男性から改めて氏名確認と言語試験の一通りの流れの説明がありました。

・ドアはこちらで開けます(ノック不要)
・荷物を持って入室
・中には面接官が2人いるので指示に従うように
・受験票のシールを手渡し
・座って話をするように

みたいな事を言われました。
(座っての指示は実際に入室してからの指示だったかもしれませんが、とにかく私の会場では座って話をしなければなりませんでした)
それから前のグループが終わるまでまた待ちます。後ろや隣の教室から他の方のお話が入り乱れて聞こえてきます。隣のグループは女性の案内係が待機の受験者に声をかけて緊張をほぐしたりしていました。
私はグループの最後だったので深呼吸して外の景色を眺めてイメトレ。
そうこうする内に私の前の人が入室していき、案内係から「あなたの前の人は欠席ですが時間通り14分から始めます」と言われました。

…が、私の前の人が終わって3分もたたない内に「では、どうぞ」

え!?時間通りに始まるって言ってたよね!?

面食らいつつやるしかありません。いざ!勝負!
案内係が引き戸を開けてくれましたが30センチくらいだったので自分で開けました…。
「失礼します!」
と元気よく挨拶。少し先に中年くらいの男性と女性の試験官がいました。
以下の絵が私の言語の教室の様子です。

手書きでごめんなさい。こんな感じでした。



自席の1mくらい先に男の子と女の子の可愛いモノクロ全身イラストが貼られた子供に見立てた足踏み台があり、更に1m先に試験官が2人。言語の試験は3m先に試験官と聞いていましたが、私の会場では意外と近いんだなという印象です。
指示通り荷物を置いてシールをパーテーションの下から渡します。
椅子に座る前に挨拶し、座ってから名乗ります。

試験官は見るからに優しそうというより、丁寧そうな印象でした。「準備はよろしいですか?」と聞かれ、「はい」とこたえるとタイマーが鳴りついに本番開始です。すかさず前のめりになり目線を落として話始めます。

そして開始1分後、何と背後で「ガラッ!!」

引き戸が開く音がしたではありませんか!
しかもさっきの案内係の初老男性の声!
なんと試験中に関係ない人が入ってくるというまさかのハプニング…

ビックリして思わず話が飛ぶ&振り向きそうになりますが必死で堪えます。何せ試験本番です。何があってもこの3分間だけは「3歳児にお話をしている保育士」を演じ切らないとなりません。
案内係もすぐに「あっ!!スイマセン!」と退出していきました。

そして「3匹のこぶたは仲良くくらしましたとさ」でタイマーが鳴りました。「おしまい」は言えませんでしたがすかさず立って「ありがとうございました!」と一礼。
特に退出の指示がないと先に受けた方から聞いていましたが私の場合も同じでした。置いた荷物を持ってやや放心気味で退出(実際出る時フラついてましたが、今後実技を受ける方は退出するまでが試験だと思って気を抜かないで下さいね)

教室を出ると例の案内係がいて「ごめんなさいねえ」と謝られましたが…ごめんじゃないよー!と心の中で叫びつつ笑顔で「大丈夫ですぅ(棒)」と答え校舎を後にしました。

時計を見たら13時半でもうほとんどの方が試験を終えていたようです。スリッパを脱いで身支度をして人気の少ない会場を出ました。

とりあえず色々あったし100%満足いったかわからないけど「やり切った」感はありました。
そしてそして約1ヶ月後…ついに合否結果が来ました!

ハガキタイプの合否通知です。剥がすのにドキドキ

無事合格しておりましたー。よかったー!
ちなみにこの状態ではまだ保育士登録されていないので、取り寄せた手引きで自ら申請する必要があります。無事登録できましたらまたここに書いていきたいと思います。
これにて実技試験レポは終了です。長々とお読み頂きありがとうございました!

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