『出光が100年企業となり得た理由とは?』社外参謀◆今朝の一言
石原は
出光興産という
日本の石油の30%のシェアを持ち
今では6兆円の売上高を誇る
大大大企業に在籍していました
17社あった石油元売が
現在5社になったことから
わかる通り
大激戦の業界です
そんな
大激戦を勝ち抜いた
大企業なので
さぞや合理的に
経営をしている
と思われがちですが、
百田尚樹さんの小説
『海賊とよばれた男』で
書かれた通り
出光興産は
大家族主義を掲げる
超ウェットな会社
辞めてから
わかることですが
仕事がら
たくさんの企業に
これまで
出入りさせて
いただきましたが
出光興産ほど
ウェットな会社に
石原は未だかつて
出会ったことは
ありません
出光が
どれくらいウェットか⁈
例えば、
年2回、
必ず直属の上司と面談
があります
そんなの当たり前じゃん
と思ったあなた
ここからが超ウェットです
その面談で
真っ先に聞かれるのが
仕事の内容でも
成果の良し悪し
でもなく
『親御さんは元気か?』
です
俺のことより
親のことか?
と思いますが、
『親があってのお前だ』
『ちゃんと親孝行しろ』
と速攻諭されます
そして、
そろそろ成績のことかな
と思うと
次の質問は
『お前、貯金いくらあるんだ?』
です(T_T)
嘘っぽいでしょ?
ほんとなんですよ(笑)
どれくらいですかね〜
なんて
適当に答えていると
正確に言うまで
見逃しくれません
そして、
やむを得ず
正しい貯金額を答えますが、
その額が
上司の期待より少ないと
『大丈夫か?
ちゃんと貯金してるのか?
奥さん、何で言っている?』
と家庭相談が始まります
ま、終始こんな感じで
社員は家族なので
当たり前のように
私生活にとことん介入する
それが出光の面談です
そんなウェットな
面談をする出光
成果の追求なんて
無さそうに思うかも
しれませんが
ところがどっこい
出光の計画は
とてもきめ細かいことで有名
当時ですと
6,000箇所ある
全国のガソリンスタンド毎!
かつ
10数種類はある販売アイテム毎!
それを月別に!
計画を立てます
これに計画を実現するための
アクションをプランを作り
ようやく計画が完成
その後は、
計画対比で
毎月実績を追われます^ ^;
計画に届かないと
ここでは書けないくらい
の叱責を浴びることも…
そう、
つまり、
出光では、
世の中で謳われている
論語と算盤
理念とお金
この両立を実践
されていました
言うは易く
行うは難し
そんな簡単に
出来ることでは
ありませんよね^ ^
理念とお金
この相反するモノを
を当たり前のように
両立してきたからこそ
大激戦の石油業界で
100年企業となり得た
と石原は分析します
石原は
独立思考が強すぎて
大家族を少し
離れてしまいました
が、
出光が実践している
論語と算盤の実践
を大切にしながら
クライアントさんはじめ
中小企業に伝えていく
これも石原の使命であろう
そう思っています^ ^
追伸
出光のように
論語と算盤
成長と持続
を両立している100年企業
を50社以上取材し、
100年企業の秘訣を
DVDとしても発表している
100年企業研究会
日比野先生をお招きし
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