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「大人の原稿執筆パック」に一泊二日。

The Ryokan Tokyo YUGAWARAさんの「大人の原稿執筆パック」に行ってきました〜。

「原稿執筆パック」はもう3回目になりますが、前回行ったのはコロナ禍前でした。以前の記憶が曖昧な部分もありますが、色々と変わっていたこともあるので備忘録として。
今回は1泊2日(3食)です。

交通機関。

まず私は東日本在住のため東京駅から旅館のある湯河原に向かったのですが、湯河原から一駅先の熱海駅まで新幹線で行ってから在来線で湯河原に戻るというルートで行きました。うん、確か最初と二度目もそんなふうに行った気がするぞ。
そして湯河原駅着。事前予約しておけば旅館の送迎車がありますが、今回は諸事情にて「代金は旅館で精算しますので〜」とタクシーを使うように連絡がありました。
指定されたタクシー会社に電話したら、ああRyokanTokyoさんにはいつもお世話に〜、という感じですぐに事情を飲み込んでもらい、旅館まで送ってもらいました。これは臨時の措置だと思います。

「書きます!やります!宣言オプション」(チェックイン)

チェックインの際、予約時に申し込んでいた「書きます!やります!宣言オプション」について聞かれます。
これはチェックインから夕食までの時間に作業をどれだけ頑張れるか(例えば小説を書く人なら◯千字など)宣言しておき、達成したら飲み物を一杯サービス、というオプションです。
私もTwitterの各種レポートで原稿執筆パックについて事前に読んでおきましたからね。
私は字書きのため、3000字くらいが相場らしいぞ(ちょっと少ない字数だと考え直しましょう〜とくるそうな)とちゃんと調べておきましたよ。ふふん。
旅館の方に「お客様はどれくらい書かれますか?」と聞かれ、「はい、3000字書きます!」と意気揚々と答えましたとも。
そしたらですね。
「はい、文章ですと確かに、みなさん3000字ほどが平均でいらっしゃいますが……お客様、もうちょっと頑張ってみませんか!?
ま、まじでか! 「もう一声!」verも!?
「3500字くらい、どうですか?」「じゃ、じゃあ……がんばります!」
そうだよね、旅館だってサービスしてくれるんだもんね。16時のチェックインから、19時の夕飯までに3500字書くと宣言しました!

館内。

フロントと食事・作業スペースは4階にあり、各部屋には階段を下っていく形です。でも一階ぶんの階段は短い。
The Ryokan Tokyo YUGAWARA名物、廊下にもずらずら並ぶyogiboたちが懐かしい。そうだったそうだった。
こちらの旅館では座卓での作業がメインになりますが、このyogiboのおかげで座りっぱなしもある程度は楽なのです。食事・作業スペースのでっかいyogiboには一回寝転がっておこう。快適だぞ。

部屋の前のライト可愛い。

お部屋。

畳にyogibo、いいよね。
オフトゥンはセルフサービス

和室はこんな感じ。座卓に一つきりのyogiboがシュールに出迎えてくれます。ちなみに押し入れを開けるとyogiboもっといっぱい入ってるよ。私は無意味に三つも四つも出して座卓を囲んだりしたことあるよ。でも複数並べてベッドにするのもありありなのがyogiboのすごいとこです。
写ってないけどお布団が端っこにあり、自分で敷く仕様です。いつもほぼ映さないけどテレビもある。

予想以上にいっぱいでテンション↑↑

お部屋の座卓にはこれだけの種類のティーバッグ(とお菓子)が用意されていました。
原稿執筆プランを謳っている通り、がっつり夜通し作業してもお供として十分な量です。お湯を沸かすのにちゃんとティファールもあるよ。

フロントに行けばコーヒー(HOT・ICE)とアイスティーも飲み放題です。私はカフェオレにしたかったので、旅館に向かう前に湯河原駅のコンビニで小さな牛乳パックを買って持って行きました。(部屋には冷蔵庫もあり)

部屋に着いたら持ってきた部屋着に着替え、早速執筆作業。
夕食までに3500字!

<雑談>

The Ryokan Tokyo YUGAWARAさんの「大人の原稿執筆パック」、大好きなんですよ。コロナ禍始まってすぐの頃は来れなかったけど、ずっとまた来たいと思ってました。
その名の通り原稿に特化したプランていうのが素敵。
作業は家でもできるけど、つい色んなことが目についちゃってなかなか集中できないものです。
日々の仕事の合間に、原稿執筆パックに行くんだ〜湯河原行くんだ〜と念じながら書きたいネタを溜め込んでおりました。湯河原に行けば、思うさま書ける…!
久々に湯河原に来るのが楽しみで楽しみで、待ち遠しかったものです。
3食用意してもらって、コーヒー飲み放題で、くたびれたら温泉もあって、作業スペースあって、yogiboめっちゃあって。至れり尽くせりの環境で大好きな作業に没頭できるなんて。
というわけであらかじめネタを溜めてたのもあり、今回初チャレンジの「書きます!やります!宣言オプション」の目標3500字は無事達成できました!

「書きます!やります!宣言オプション」の達成ご褒美

甘いけどくどくない。うみゃい。

達成のご褒美に選んだみかんジュースがこちら。すっきりした甘さで美味しい〜嬉しい〜。

食事

こちらの旅館はご飯もとても美味しいのです!

1日目夜。
1日目夜のデザート。みかんソース付きなの可愛い。
魚の干物の食べ方がわからない時もありました。
ミニケーキ、うれしい。

定食にして価格を抑えているとのこと。有料でアップグレードも可能なので、次こそはと思っちょります。
1日目の夜はフライ定食。一番下のかます、美味しかった〜。
2日目朝は魚の干物と各種小鉢。この干物が美味しい。
一番初めに来たときは私も若くて(一人で泊まったし)、丸かぶりすればいいってわからなかったの……食べ方がよくわからず魚の身が厚いとこだけつついて食べてた……。その節は汚い食べ方してすいませんでしたー! 今はバリバリ食べれます!
2日目昼。(原稿執筆パックは3食付きなので、チェックアウト後も作業スペースにはいられます)チョイス可能ですがまた揚げ物にしちゃったエヘ。

温泉

原稿にくたびれたら温泉に浸かりましょう、湯河原だもの。
温泉は熱めです。熱めが好きなので嬉しい。
何気にドライヤーがめっちゃパワフルで、髪が長いので早く乾いて助かった。
余談。脱衣所に置いてあったコインランドリーで洗濯。洗剤はフロントで売ってます。こちらの旅館はクレジットや電子マネーによる決済が主ですが、コインランドリーや自販機を使うためには100円玉がある程度あった方がいいですね。

最後に

チェックアウト後も作業スペースででっかいyogiboに背中を預けて作業作業。
持ってきた与謝野晶子の歌集を読んだりしながら。

俵万智訳というエモさ

偶然のチョイスでしたが(歌集は着想の助けにもってこいなのです)、湯河原は与謝野晶子もご縁があるのだそうです。奇遇〜。

15:30までカフェエリアにはいられて湯河原駅前まで送っていただけますが、私は昼食を頂いた後にタクシー呼んで帰りました。
1泊2日で10000字くらいの進捗でした。楽しかった! 次は2泊ぐらいしたいなあ。
積ん読解消プランでも利用してみたい…。The Ryokan Tokyo YUGAWARAさん、ありがとうございました。おこもりで作業したい方に大変おすすめ、「大人の原稿パック」のご紹介でした。また行くぞ〜。

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