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弱小プレイヤーが取り組み方を変えて成長を実感した話


はじめに

はじめまして、皆さんはシャドウバースをどのようにプレイしてますか?
自分で考えたオリジナルデッキを回してみたり、強い人のデッキを真似してみたり、大会のために本気で取り組んでみたり、エンジョイ勢や競技勢、人それぞれ楽しみ方はあると思います。
今回の記事ではシャドバが弱い自分が成長を実感できた話を体験談を添えて解説する事で、同じような境遇の競技勢の「大会で全然勝てないし何から取り組めばいいか分からない」という悩みを解消できたらいいなと思っています。

量より質

はじめに取り上げるのは「練習の取り組み方」についてです。
以前までの私は試合数をこなす事が絶対だと思っていましたが今ではその認識は変わりました。極端な例であれば「流れ作業でやった500試合」と「選択肢をしっかりと考察してやった50試合」では後者の方が成長の振り幅が大きいと思います。
ではなぜそう思うのかを解説します。
「流れ作業でやった500試合」では勝った時は気持ちいい、負けた時はつまんない程度の感想しか得られません。何故勝つ事が出来たのか、何故負けてしまったのか、それらの要因が不明なまま雰囲気でしかプレイの感覚を掴むことができません。
「選択肢をしっかりと考察してやった50試合」では流れ作業では気付きにくい中盤のミスや試合の流れを理解することができ、マッチ毎に変えるべき点などのプレイの質を効率的に上げる事が出来ると思います。

レート26期後半戦


レート28期後半戦

先述した内容を実際の私の戦績で比較すると数だけこなした場合の勝率は約45%、取り組み方を変えてからは勝率約53%と半年間で勝率を8%も上げることに成功しています。(数字だと明確に成長を実感できて嬉しいね😆)

リプレイを見る

しっかりと考察して試合を行っても見落とすことは当然あります。そこで重要になってくるのが「リプレイを見る」ことです。勝った試合にも学びはありますがそれよりもはじめは負けた試合を見ましょう。どのようなプロセスで負けたかを理解する事ができれば次に繋ぐ事が出来ます。更に格上相手だった際に相手のプレイの意図を理解し吸収することができれば自身の糧とすることができます。
私は知り合いの有名プレイヤーにこれをした方がいいと教わってから最低限大会で負けた試合は全部見るようにしています。
負けを切り捨てるのではなく良い経験が出来たと認識しましょう。必ず得る物があるのでおすすめです。

人の意見を聞く(その1)

「人の意見を聞く」というのにもいくつか種類があります。
まずは一つ前で少し触れた行動についてです。自分より強い人や結果を残している人が推奨する行動は積極的に実践しましょう。彼らは強くあるためにやることをやっている先人なのでその行動には必ず意味があります。
続いてはプレイや構築についてです。例えばテンプレから特定のカードを抜いて自慢のカードを入れた時に周りの意見を聞かなければ見落とす要素があるかもしれません。肯定であれば自信をもってそれを使用して良いと思いますが、否定してもらった時には下手に反論するのではなく理由を聞きそれを素直に聞き入れることも時には重要であると思います。
このような場面で1番してはいけないことは相手のことを言い負かそうとしてしまうことです。それでは議論が成り立たず次第に呆れられてしまい相手にしてもらえなくなってしまいます。

人の意見を聞く(その2)

私は運良く環境に恵まれましたが人脈は簡単に作れるものではないので1人でも人の意見を取り入れる方法を追記します。

大会入賞リストを見る

1番身近なものであればJCGの上位入賞リストを見ることです。人によって採用しているカードが数枚違う事が多々あるのでそれらの違いは何故生まれたのか、使い手が何を意識していたのかを考察すればその人の意見を聞いたのに近い効果を得る事ができます

配信を見る

今でもシャドバ配信をしてくれている上位勢は複数います。その配信を視聴して話を聞くだけでも充分人の意見を取り入れるという目的は達成されると思います。またライブであればコメントで自分の考えを投稿することで配信者本人や周りのコメントの意見を聞く事ができます。

エアーマンさんの簡易実績

私のおすすめは「エアーマンTV」です。上記のようにシャドバにおいての実績は申し分なくほぼ毎日決まった時間に配信しているので最新の知識を取り入れることもできますしコメントでの質問や意見もほぼ全て拾ってもらえるので1人では身につかないことが身につくと思います

大会を見る

今現在は大会の配信はほとんどないですがタイムスリップローテーションは過去の環境なので当時の大会のアーカイブはいくつもあります。プロの試合や上位勢の大会は解説もついているのでマッチごとの基本的な大局観を掴むこともできます。また、細かいケアや自分1人では思いつかないようなプレイもしっかりと解説付きで学ぶことが出来るのでリプレイを見る行為とまた違った方面から学ぶことが沢山あります。

大会に参加する

上記のことを全て実践したのに、いざ大会に参加したら緊張して本来のパフォーマンスを発揮出来なかったなんてことがあったら元も子もないです。
そんなことにならないためにも出来る限り多くの大会に参加して場慣れしておく必要があると思います。
実際に私は東京、神奈川、埼玉の地方大会には全て参加するようにしてからは次第に緊張でミスをすることは減っていきました。
大会の独特の熱気に呑まれないようにその空気に身を置くようにしましょう。

さいごに

最後まで読んでいただきありがとうございました。
私はこれらに辿り着くまでに多大な時間を要しました。書いてあること全部当たり前じゃねーか!と感じたあなたは素晴らしい取り組み方をしていると思います。実践していないことがあったあなたはぜひ参考にしてみてください。
強くなるために近道なんてありません。私もまだ挑戦する身なので共に地道に歩んでいきましょう。

おまけ

ここからはおまけとしてシャドバ以外の要素でおすすめの行為を簡単に羅列します。
散歩
→普段から行うことで長時間の大会に向け体力を作ることが出来ると共にメンタルを安定させることができます。また、集中力も高まります。
糖分摂取
→私は毎回大会当日にラムネを持参して脳に糖分を回すようにしています。朝食も効果ありです。
睡眠
→少ない睡眠時間ではパフォーマンスが低下してしまうので最低限大会の前日くらいは無理せずにゆっくり休みましょう。起きてから数時間経たないと脳はフルに活動しないので試合開始時間と相談して起床しましょう。オンラインの大会で直前まで寝ていたい気持ちは私も痛いほど分かりますがコンディションを整えるために時間管理を徹底しましょう。

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