タリンのサウナ:Iglupark
フィンランドのサウナを楽しむついでにエストニアのタリンにも行くこととした。
フィンランドだけではなく他の北欧国、さらにはエストニアにもサウナ文化はあるのだ。
空港のガイドブックにもサウナ文化の記事が小さく掲載されており、Tallinのにある2つのサウナが紹介されていた。
ひとつは伝統的な街のサウナであるKalma Saun。しかし街中にあるため恐らくAvant(アバント: 湖や海に飛び込む水風呂のこと)ができないうえ、日曜のため値段が20€であることを踏まえた結果、我々はもうひとつの紹介されていたサウナであるIgluparkに向かった。
こちらも昼の12時までは宿泊客でも20€で利用できるのだ(2025年1月時点)。しかもバルト海へのアバント付き。
予約ができるのはプライベートサウナの予約だけのようで、Publicサウナの方はできなかったため当日予約なしで向かうことに決めた。
意外とエストニアの物価は高く、倹約のためスーパーのサラダバーで腹を満たした我々はIgluparkへ向かうのだった。
Igluparkは近くのバス停からバルト海側へ5〜10分ほど歩いた場所にある。
(タクシーでIgluparkへと向かうカップルが私たちの前を颯爽と過ぎていった。許せない。)
到着した。
エントランスの写真は撮ってない‼️
受付らしきところまで歩いていき、そこで予約なしで入れるかと聞くと快く受け入れてくれた。
日曜にも関わらず予約はなくても案外大丈夫そうな雰囲気だった。12時までのPublicサウナはどうやら人数制限を設けていないようだった。
ちなみにタオルが借りられるか聞くとタダで大きめのバスタオルを貸してくれた。優しい。
そしていざサウナへ。
薪ストーブと電気ストーブのサウナがいくつかあり、それぞれのサウナの隣には暖房の効いた部屋が備わっている。
綺麗なシャワー室も3個ほどあり、着替えはシャワー室でしろと言われたが大抵の人は暖房の効いた部屋で着替えていた。
意外と先客は多く、私たちが入ったサウナでは老夫婦が先にくつろいでいた。総勢7〜8組くらいはいた気がする。それぞれ別のサウナに入っていたりするのであまり気になならないが。
老夫婦は2人とも現地の人のようで、サウナに入る時やアバントの際には全裸になっていた。
後に来たフィンランド出身の男2人組は水着だったし、全裸で海に入る若い女性もいたのでこの点はかなり個人に任されているらしい。
ただし、全裸の場合には無駄に露出して人に見せるわけではなく、アバントやサウナの際だけ全裸になるようだ。
しかしフィンランド人のロウリュは半端じゃなく熱くしてくる。容赦がない。
たまらず海に入りに行く私。外気温はマイナス4℃くらい。
いざバルト海へ。
足場は非常に滑るので気をつけて。ちなみに私はハシゴに捕まって全身浸かるのが限界だった。
10秒ほど全身浸かり
⁉️
寒くない⁉️
不思議とアバント後は外の空気が全く寒くなくなるバフがかかる。(2分で切れる)
マジでめちゃくちゃ気持ちいい。
かつてない最高のサウナ。
ちなみにフィンランド人のおっさん2人はこのバルト海を平泳ぎしていた。どうかしてる。
こうして何回かやった後は
バルト海を見ながら吸うヤニは人生で1番美味しかったです。
こうして最高のサウナを楽しんだとさ。
ちなみにシャワーにはシャンプー等付いているし、ドライヤーも探してみたらあった。
サンダルの貸し出しだけは無いかな?
こうして人生で一番良いサウナに入ることができた。
サウナを楽しむ人たちとの交流も楽しく、フィンランドのおすすめのサウナ等も知ることができた。
最高だった。ぜひTallinに来た際にはみなさん訪れるべき。
手毬、極寒のバルト海だよ。