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2023年どうなる?社会・経済・政治   気学で見る時勢予測と九星別各人の年運

2023年も早1ヶ月。間もなく立春を迎えます。気学の世界では立春で新しい年を迎えると考えます。『節分前のお誕生日の人は、前年の干支・九星になる』と言う話を耳にされたことがおありかも知れません。
と言う訳で【癸卯四緑木気年】が始まります。これは『みずのと う しろくもくき ねん』と読みます。
癸は十干、卯は十二支、四緑は本年中宮に回座する九星、木気は四緑の五行が木気である事を表しています。

さてさて今年はどんな年になるのでしょうか?社会は?経済は?政治は?釈阿理が気学で予測してみました。九星各人の本年の運勢もしっかりご案内。A4判表紙も含めて全19頁の大作!こちらは完全版です。お役立て頂ければ幸いです。

※これからご紹介する『2023年の予測』の内容は、あくまでも釈阿理が気学という道具を使って立てた予測であって、科学的な根拠などは全くありません。『当たるも八卦当たらぬも八卦』のエンターテイメントとしてお楽しみくださいね。外れても責任は取れませんよ~!(汗)

1.中宮、大歳方、歳破方、五黄殺、暗険殺の解説

中宮=本年一年間の話題を教えます。

本年は四緑木気回座となります。一年を通じて四緑の象意である遠方、往来、信用と言った事柄が表面化し、話題になるでしょう。特に外交問題はしばしば注目されそうです。人々は外面上の評価や評判に対して敏感に反応して話題を作ります。また男女、国家間等の関係性について、新たな形を模索するでしょう。昨年に比べ表面的には穏やかに見えますが、内心には強い欲を抱えた状態です。交渉事や約束事が調う状態を見ますが、欲得の綱引きで決定には時間が掛かり経過は不透明な傾向です。

大歳方=本年一年間の流行(目立つようになる事)を教えます。

本年は東(卯)方二黒土気回座方位となります。労働者や女性の問題、庶民の暮らしや営業の問題、農業に関する問題など、昨年来の世界的な環境変化により生じている問題がクローズアップされ論じられるでしょう。旧い問題、国土問題の再燃があるかも知れません。また東方の露見の作用により、驚くような暴露話が社会を席巻する、或いは全く新しい考え方の物や方法が出現し、実用化されるといった事がありそうです。また東は地震の象意がありますので、この点も一応注意が必要です。

歳破方=本年一年間の負流行(不調が目立つようになる事)を教えます。

本年は西(酉)方六白金気回座方位となります。投資、投機、金融経済の問題に於いて不調やトラブルを生じます。また指導者、資本家を表す六白金気が回座していることから、これらの不調やトラブルが指導者の政策に起因する可能性があります。何れにせよ市場・相場には混乱が生じる可能性が高いと思われますので、投資・投機等に関わる方は慎重に見極めをされると良いでしょう。

五黄殺=一年間の凶殺方位です。

本年は乾方(北西60°の範囲)五黄土星在泊方位となります。五黄土気在泊方位に移転、動身すると、盗難にあう、事業の不調や失敗を招く、体調を崩す、事故に遭う、精神に異常を来すなど、直接的な厳しい災厄を被ります。何人もこれを用いてはなりません。
また本年は組織のリーダーや指導者の立場にある方々は、トラブルに巻き込まれやすい環境となります。『もっともっと』と言う欲や焦り、我欲を少し抑制し、周囲との協調と調和を図ることが、順調を得る策です。強引に進めると後に悪化します。

暗険殺=一年間五黄殺に次ぐ凶殺方位です。

本年は巽方(東南60°の範囲)三碧木気在泊方位となります。
五黄土気在泊の対冲方位にして他動的かつ突発的な災厄を被ります。決して用いてはなりません。
本年は青年、通信(伝達)、音、新規事、詐欺、脅迫、露見、信用、縁談、発展に関することなどにおいて、障害が現れてきます。特に通信インフラ、ネットワーク環境の障害や、外部から攻撃、ハッキング、などが起こりやすい環境です。社会的に影響の出るような障害も起きるかも知れません。セキュリティー対策や、万が一の通信不能への最低限の備えをしておくと良いでしょう。これらは突発的に他動的に生じる可能性があります。



2.令和五年の時勢              (社会全体・経済・政治などの成り行きを予測)

本年中宮に回座する四緑木気は風の象であり、万物の齋う(ととのう)ところとします。五行では木気でありますが、同じ木気の三碧が、春の新緑、若木、伸び盛りの樹木を表すのに対し、四緑の木気は繁茂し、成熟期を迎えた樹木を意味しています。従って四緑には、成長、調和、ととのう、入る、信用などの象意があり、九星の中でも最も穏やかな星気であります。また、「風は遠方より来てとどまるところを知らず」の意より、長い、遠方、事物・人の往来、結びつき、評判、調整、迷い、行き違いなどを表します。

これらのことから、本年は表面上比較的穏やかに推移すると考えられます。しかし本年の表面的な穏やかさの裏には、強い欲と破壊のエネルギーを内在した状態ですから、表面的には穏やかでも水面下では激しい欲得の駆け引きが行われ、目的遂行のために事態は着々と進行してゆくでしょう。

世間では、本年日本国周辺での関係国による有事を危惧する声が多く聞かれます。昨年のロシア侵攻をきっかけに表面化した西側諸国と全体主義体制国家との対立、世界中で頻発している右派と左派の激しい対立など、確かに世界情勢は不安定化し、諸条件を考えれば本年のリスクは決して低くないと同意致します。しかし乍ら気学の星回りから観る限りでは、物理的な有事は起こり難い環境に見えます。むしろリスクが高いのは2024年と考えますが、年内に何事があるとすれば、三月、五月辺りに不穏な星回りが生じます。

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