気学で観る令和5年九星各人の運勢 (無料版)
2023年も早1ヶ月。間もなく立春を迎えます。気学の世界では立春で新しい年を迎えると考えます。『節分前のお誕生日の人は、前年の干支・九星になる』と言う話を耳にされたことがおありかも知れません。
さてさて今年はどんな年になるのでしょうか?
こちらの記事では「今年の運勢だけちょっと知りたいの!」という方のために九星各人の本年の運勢概略をご案内します。
気学では、9年を1サイクルとして、運気エネルギーが循環すると考えます。
それは四季の移ろうが如くでして、春には春の、秋には秋の、するべき事や注意すべきことがあります。
今(今年)ご自身がどのようなポジションにあるのかを知ることで、今年一年の全体的な流れを把握して頂けると思います。傾向と注意事含め含めご参考にして頂ければ幸いです。
令和5年九星各人の運勢(無料版)
◎一白水性の人(坤方遁甲)
本年は本命星が坤宮に回座し、盛初の運気となります。昨年までの閉塞感や重さが、季節の進展と共に薄紙を剥がすが如く抜けてゆくでしょう。本年を含め2026までの四年間が陽運気となります。
本年の運気はまだ陽運気のリズムが始まったばかりです。早春の梅の花に雪が積もり凍えるように、まだ一気に環境が調ったと言う訳ではありません。特に本年前半はあまり変化を感じられないかも知れませんが、秋口頃からは『そういえば昨年とは何か違う?』と意識されることも出てくるでしょう。
◎二黒土性の人(東方遁甲・大歳方)
盛進の運気です。運気は本格的な上昇期に入り、ご自身の中にも活力が出て明るい発展的な気分に包まれるでしょう。
この運気の良さを十分に生かすためには、これまでに培った能力、知識を総動員して事に当たることが重要です。春の草木がグングン伸びるが如く、大変勢いのある運気ですから、『どうせ旨く行かないだろう』と言った後ろ向きの考えや、中途半端な行動は、運気の勢いに取り残されて、チャンスを逃すことになります。特に昨年後半から運気の明るさを感じている方は、今年はその追い風が更に増して来ますので、更なる発展を目指してください。
◎三碧木性の人(巽方遁甲・暗険殺帯同)
本命星が巽に回座し、盛旺の運気です。俗に過去九年間の欠損を一度に取り戻すと言われる運気盛んな良き年ですが、三碧木気が巽に回座すると、必ず暗剣殺を帯同します。「何故一番良い時に必ず暗剣殺?」と思いますが、巽は三碧にとってはパワーを強力に増幅できる大変居心地の良い場所です。元来勢いのある三碧ですから、巽の作用でご自身のパワーが過剰にならぬよう、暗剣殺でちょっとブレーキ、と考えると良いでしょう。運気が非常に盛んな時だからこそ、過信せず慎重に注意深くお過ごしください。
◎四緑木性の人(中宮遁甲)
本命星が中宮に回座し、盛極の運気になりました。陽運気のピークであり、来年からは陰運期に入ります。来年の陰運期一局目を『盛運』と見なす考えも多々見受けられますが、例え運気が『盛ん』であっても、更なる発展の方向性と、収穫して一旦収束の方向性は異なります。この点を考えると、本年の『ピーク』と言う意味をご理解頂けるかと思います。
本年は更なる拡大を目指して新しい方向に伸展を求めたり、住居や仕事に変化を求めたりしやすいものですが、落ち着いて物事に当り、現在の運気を利用して中身の充実を図るのが得策であります。
◎五黄土性の人(乾方遁甲)
本命星が乾に回座し、陰運期の一局目、衰初の運気です。『陰運気』とか『衰運』という言葉に接すると、多くの方が気落ちしてしまわれます。 しかし乍ら大自然に季節の循環があるように、運気にも自然の循環法則が存在します。木々が春に芽吹き秋に葉を落とすように、それぞれのポジションでやるべき事があります。その自然の運気循環に沿った行動こそが、努力を無駄にせず、豊かな収穫を得る近道とお考えください。
◎六白金性の人(西方遁甲)
本命星が西に回座し、陰運期の二局目、衰沈の運気です。季節に例えれば次第に気温も下がって『収穫の秋』と言ったところでしょう。陽運気一局目から始まってここ五年間の成果を収穫する時期と言えます。これまでの努力や活動が成果として現れてきますので、表面的には華やかさも楽しい事もたくさんありますが、内面的には何事にも一爻不足(イマイチ足りない)を感じるようになります。
本年は歳破殺を帯同するため、何かと邪魔が入り思うように運ばないリスクが高くなります。予め備えたプランを立てるようにしましょう。
◎七赤金性の人(艮方遁甲)
本命星が艮(鬼門)に回座し、陰運期の三局目、衰変の運気です。良くも悪くも万事に変化の作用を受けます。特にこれまで順調に過ごされて来た方には、物事の行き詰まりや停滞、不調への変化を感じることがあるでしょう。逆にこれまで不振を感じて来られた方は、この変化のタイミングを利用して良き方向へと転換するチャンスにもなり得ます。
これまで順調だった場合は、悪い方に方向転換しないよう慎重に注意深く対処する必要があります。
◎八白土性の人(南方遁甲)
本命星が南に回座し、陰運期の四局目、衰旺の運気です。衰旺と言っても、南は火気の座でありますので、その作用を受けて、諸事明らかになる象意を得ます。また同時に離合集散の作用を受ける事から、来年の衰極=冬籠もりに備えて、この七年間の総決算、身辺整理の年と言えるでしょう。
露見の作用を受け、過去の実績や研究、隠徳が明らかとなり、評価を得て昇進、昇格の喜びに接することがあるでしょう。一方秘密事や隠しておきたい事のある方は、同様に明らかになり窮地に陥るリスクも高くなりますのでご注意ください。
◎九紫火性の人(北方遁甲)
本命星が北に回座し、陰運期の五局目、衰極の運気です。物質的にも肉体的にも低調となり、金運も弱含み、体調にも不安を覚えると言ったことが出て来ます。特に三十三歳、四十二歳、六十歳(何れも数え年)は、古来『厄年』とされて悪い影響が出やすいと言われます。身体的、環境的にもターニングポイントとなりやすい時期と重なりますので、何事にも無理をせず慎重にお過ごしください。来年からは陽運期となります。
身体の不調は長引きやすい時期です。早めに手当をして来年に持ち越すことの無いよう節分までの完治を目指してください。
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素敵な2023年でありますように!
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気学師 釈阿理 合掌