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20230601 [syrup16g Tour 20th Anniversary Live Hell-See] @豊洲PIT行ってきました。

良かったです。

五十嵐隆はアイドルか?と思いつつ、多分この会場の人間五十嵐も含め誰も五十嵐が50歳まで生きてるとは思わなかったから、フラスタ出したくなるわとなり撮った奴。誕生日おめでとう!

良かったポイントピックアップして書いていきます。記憶がどんどん消えてくので前半薄い気もします。何も書いてないところは、そこには本当に良かったという感想が存在します。
ネタバレ満載なので、他の公演行かれる方でそういうの気になるかたは閲覧注意です。

通常

セトリ
HELL-SEE全曲 アルバム曲順でやってました

I'm 劣性

「30代行くまで生きてんのか俺」、ライブでは歌詞は50代でした。

いま50代行ったとこでしょうよ!誕生日おめでとう!還暦まで行ったれ!!!!

(This is not just)Song for me ~ 月になって

Hell-see内どころか、syrup16gのアルバムの中でも屈指の大好きな流れなので、生で聴けて本当に嬉しかった。月になってのサビに向けての爆発力、完全にヘキになっている。
ここ、他の飛ばしたところと同様に、本当に良かったとしか書いてないね。

ex.人間

「君たちは人間だよ」というMCからこの曲やるの、それだけでグッと来ませんか?

正常

キタダさんの後奏のベースリフが死ぬほどかっこよかった。安定感ある。

五十嵐の演奏が今でも大分不安定なのは周知の事実かもしれない。それでもライブを成立させているのは、ベースとドラムの力が大きいなと思った。

シーツ

キー変えて長調で歌ってた。それだけで聴こえ方が変わるんだから不思議だね。
照明もあり、何故か五十嵐がそのまま消えていってしまうのではないかと思ってしまった。

パレード

アコギ持ってる五十嵐という超珍しいものを見た。
葬式の歌であるという解釈を大昔に見て、それに引っ張られたかもしれないんだけど、人間として最期を迎えるにはどのような葬式が良いのか、なんかそんなことばかり考えてしまった。
正直この曲をライブでやると思ってなかった(コンセプト考えたらやるに決まってるんだけどさあ!)。なかなかやってるところを想像できなくて、聴いている間はずっと現実感なくて放心してた。

en1

セトリ
・Dinosaur
・Alone In Lonely
・うつして

Dinosaur ~ Alone In Lonely

へるしー20周年の再現ライブということで昔の曲多めでやるのかな、と思ってたけど、ここは前回のLes Misé blueツアーでもやった曲。
HELL-SEEパートに比べて五十嵐の安定感が段違いだったので、それでか、と勝手に納得してしまった。

うつして

泣いた。

レミゼの流れで聴いても大好きな曲だったんだけど、このタイミングで聴いたときに響き方が大分違って、自分でも不思議に思った。
この辺あとで色々思い返して整理したけど、ちょっとだけ長くなったので別記事に書く。
簡単に言うと五十嵐の人間観の変化が楽曲にバチコリ出てそうな感じがしてて(断言はできない)、この変化があったから五十嵐は今生きてるんだなあと思ったって話。

en2

セトリ
・落堕
・真空
・Reborn

落堕 ~ 真空

打って変わって昔からの盛り上がる曲。楽しいよね。五十嵐もやりたくなるよ。ハッピーバースデーって言いかけてドラミング始めたの大好き。

Reborn

泣いた2。

Rebornっておそらくsyrup16gの代表曲にあたるんだけど、あんまライブでやんないイメージがあり、珍しいものが見れたなという気持ちはあった。
でもそれ以上に、演出面で涙が出てしまったところがあります。

このRebornはダブルアンコールの最後を飾る曲で、ライブのオオトリを飾った曲でもある。その演奏中にライブハウスの照明が点くという演出があった。
この演出、私は15年前の武道館の解散ライブを思い出したんですよ。

2008年・日本武道館でのトリプルアンコールの最後、灯りが点いた中でRebornをやって、そして終わりました。
これはsyrup16gが終わり五十嵐隆の足取りが途絶えることを意味していました。(大樹ちゃんはVOLAあったし、キタダさんはこれまで通りまた色んな人をサポートしていくだろうから、当時はあんま心配してなかったけど、五十嵐は本当にこの先どうするんだろうって思ってた)

だけど2023年・豊洲PITでのダブルアンコールの最後、舞台の上の3人はとても楽しそうだった。
これがラストなんてとんでもない、ツアーはこの日から始まる。
このツアーは7月中旬まで続いて、それが終わったとて、2023年はまだ5か月も残ってる。
「2023年、沢山ライブやる」ってとっても楽しそうに宣言していた五十嵐隆の言葉を信じると、秋冬にもまた何かあるんじゃないかってワクワクせざるを得ない。

こんな未来がくるということを、武道館で最初で最後のライブで泣きながら帰った2008年の私も、復活の報を聴き久々の新譜を聴いた2014年の私も、想像できなかった。
そのことが、とても嬉しくって、泣いてしまいました。

終わりに

そんなこんなで、非常に楽しく、ここに至れたのが奇跡だなと思うライブでした。
7/2の横浜も行くので、この体験をもっかいできるのがとっても楽しみ!!!

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