2回目の妊娠と稽留流産
1回目の手術のあと、主人は私を気を使ってくれたのか数ヶ月子供の話は全く出なかったし、夫婦生活もなかった。
私は年齢のことを考え早めに子供が欲しかったが、
主人はあんまり気にしてなさそう…気にして欲しい年齢だったんだけど…。
先日子供を授かったとして、育てていく自分の年齢のこと考えてた?と聞くと、全く…だったそう。
そうよね、年齢を考えて妊活しようと考える男性はきっと一握りなんだろうと…
その一握りの中には入らない人だった。
それでも夫婦仲は変わらずだった。
転勤族のため引越しがあった。
環境の変化なのか、この時期にダイエットしていたからなのか、生理が3ヶ月来なくなった。
夫婦生活はなかったので、ストレスか何かで生理が止まってしまったのは確実だった。
クリニックに行くとDr.から
『子供ほしい?』と。
その時は生理が止まってクリニック行ったのに、まさか妊娠のことを言われるなんて思いがけない質問でびっくりしたのを覚えてる。
今思えば、聞かれてもおかしくない話だったなぁと思う…笑
そりゃ、欲しいさ。
『はい』とただ伝えると、生理を再び起こしてから妊娠できるように治療していきましょうと言ってくれた。
そのとき
あ、医療機関に頼ってよかったのか…
今まで何をしていたのだろうと感じた。
まさか生理が来なかった事が治療を始めるきっかけになるとは思わなかった。
赤ちゃんを授かるために動き出した。
タイミング法。
体温表と超音波、HCG注射で排卵を促す。
私→20代から30代
主人→30代から40代
治療始めたらすぐ妊娠出来るだろうと思っていたが、なかなか上手くいかない。
毎月毎月、生理が来るたびにダメだったと主人に伝えて、また次頑張ろと慰めてくれる。
このやりとりはいつまで続くのだろう…
自分が辛い思いするのは大丈夫だけど、主人に対して申し訳ない気持ちでいっぱいになっていた。
毎月行く度に予約しているのに2時間近く待たされた。
仕方ないと思いつつ……
呼ばれて診察始まり、10〜15分で終了。
え?待ってこれで終わりか…イライライラ…。
それでも半年ほど続けていくと、
あら?生理遅れてる…
クリニックに行くと『妊娠してますよ』とDr.から嬉しい言葉が聞けた。
嬉しい、また妊娠できた。
あ……でも心拍まで聞けないとまだ安心できない。
また同じ事が起こったらやだ。
次の診察まで不安でいっぱいだった。