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占いって信じる?信じない?

生年月日からその人の性質や才能を活かすというテーマに興味を持っている中で感じることです。

生年月日からその人の性質や人それぞれの人生のリズムを知る方法は世間一般では占いと呼ばれるカテゴリーに属します。そして、大体の占いには、調子が良くなりやすい年月日、障害が発生しやすい年月日の設定があります。

平たく解釈すると、調子のいい年月日と悪い年月日です。専門家視点からすると、「いい・悪い」って表現は違うんでしょうが、一般解釈だといい日、悪い日と認識されることが多いのであえてこう表現しておきます。

生年月日での占いを元に過去のトラブルを振り返ってみる

僕のトラブルネタの一つに、詐欺・軟禁事件に遭遇したことってのがあります。

2015年4月に会社員から独立してフリーランスになった直後、自称実業家のおじさんに洗脳されたことをきっかけに、2ヶ月ちょいの軟禁生活と、軟禁中にお金を騙し取られて約600万円の借金持ちになるという経験しました。

この時、ある占いでは、2015年は独立して商売するのは裏目に出る的な結果が出てたんです。さすがにこの時は、「占いってすげー!!!マジで当たるんだ!!!」と思いましたよね。

ただ、その後、僕の見解は変化していくことになります。

複数の占いを使ってみて起きたこと

占いマニアの僕は生年月日で何かを診断するものがあれば、ひとまず診断を受けてみることにしてます。そこで出てくる結果はこのようなもの。(分かりやすくするために平たく書きます)

占いA:2022年は欲しかったものを全てを手に入れる1年
占いB:2022年は全てを失う1年
占いC:2022年はコツコツと積み重ねていく1年

7年前の結果を見てみると、
占いA:2015年は下り坂の1年
占いB:2015年は全てが手に入る1年
占いC:2015年は今までの流れが切り替わる1年

一つの占いを信じる人はそれでいいのかもしれませんが、いろんな占いを同時に見てみると、幸運な年と不運な年とあまり動きがない年が同時に発生することになるんです。

僕の2015年も、上述したとある占いでは最悪の年になってますが、他の占いでは飛躍の一年になると書かれてたりしました。

「何を信じればええんや〜〜〜〜!?!?!?」

ってなりますよね。

後付けならいくらでも都合よく解釈できる

占いが当たってる、当たってないの判断って過去の経験に当てはめて考えることが多くないですか?

僕の2015年のトラブルも、
占いA:独立して商売するのは裏目になる1年
占いB:飛躍の1年
と意見が分かれてましたが、都合よく考えると両方当たってます。

その年の10月くらいまでは借金が大変すぎてヒーヒー言ってましたが、なんだかんだいい出会いや仕事の巡りがあり、蓋を開けると独立1年目で会社員時代の収入は超えてました。

都合よく解釈すると飛躍できたとも取れます。また、「あの出来事があったから飛躍できたんだね。」と超ポジティブ解釈をすることもできます。

結果的には、両方当たってたと解釈することができます。

当たる、当たらないのために使うなら

ここまでの話から僕が言いたいことは、占いなどのツールを過去の分析に使ってもあんまアテにならないってことです。人間の解釈力は結構すごいんで、いいように解釈できます。

もし使うとするなら、過去の自分を肯定したいとき、過去の自分の頑張りを褒めてあげたい時に占いの結果を振り返って、自分よく頑張ったなーと認めてあげるために使うのアリだと思います。

プラシーボ効果的な側面もあると思う

人間の思い込みは偉大です。

プラシーボ効果と呼ばれる現象があり、「この薬飲めば楽になるよ」と伝えた上で、何の成分も入ってない偽薬を飲んでもらうと、実際に症状が軽くなることがあるそうです。このプラシーボ効果と同じように、占いにも似た力があるのかもしれません。

「今年はここ10年で最高の1年になるよ!」と言われると、最高の1年の心持ちで過ごすから、本当にいい1年だったと感じやすいことでしょう。

逆に、「今年はトラブル続きの暗示だから、あまり動かない方がいいよ」と言われて動かないことを選択すると、実際、あまり変化のない1年になることでしょう。でも、「トラブル起きなくてよかった!」と喜べるかもしれません。

極論、全ての占いは当たります。というか、当たってるかのように解釈できてしまうんです。

未来を変えていきたいなら

僕は占いなどの診断・統計ツールは未来をよりよく生きるための補助ツールだと思ってます。

なので、過去の話が当たる、当たらないはまずどうでもいいです。また、未来こんなショッキングなことが起きるかもよ?と言われても、それで行動を止めるようなことはしたくありません。主人公が自分じゃなく占いになって
しまうのは本末転倒だと思うから。

最優先は自分自身の思考・感覚で、占いなどのツールはその思考・感覚を効果的に使うための補助ツールとして扱ってます。

方針を決めて進めれば人生は変わるから

そもそもの話、何も決めずに日々、右往左往してると人生はあまり変わりませんが、方向性を決めてそれに一定期間以上集中すれば人生が何かしら変わるはずです。

一定期間集中するための方針を決める参考として占いを使うのはありだと思うんです。自分一人で答えの出ない問いを求めてフラフラするよりは、占いを元に方針を決めて、思いっきり集中した方があらゆるものごとが早く動くと思います。

人生に豊かさをもたらしてくれる補助アイテム

占いなどの診断ツールを使うなら、出てくる結果がどうこうよりも、占いに対する向き合い方、使い方の方が重要です。

占いなどの診断ツールにすがる、依存するのではなく、人生に豊かさをもたらすための補助アイテムにする。

このスタンスでいけば、占いなどの診断ツールは人生をよりよくする一助になってくれるはずです。




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