美人になりたい話(コンセプト編)
やっとあきやあさみさんの【一年3セットの服で生きる】を手に入れました!(ネットでポチったものを日本から両親に持ってきてもらいました)
早速読んで本を元に①〜④について書き出してみたので以下はそのメモの抜き出しになります。
①もらって嬉しい褒め言葉のキーワード
→美人、綺麗、姿勢が良い、笑顔が素敵、話しやすい、気さく、爽やか、華がある、品が良い、知的、信頼できる
⇒特にフォーカスしたいキーワードは【美人】
※外見だけではなく内面、立ち振舞い、生き方含む
②憧れの人の好きなところ
→人生を謳歌している、熱中するものがある、努力家、自分を大切にしている、自分軸をしっかり持っている、聞き上手、言葉遣いが丁寧、ユーモアがある、所作が上品、センスが良い、姿勢が良い、健康的、身体を鍛えている、ミニマリスト、多趣味、ポジティブ、アクティブ、フットワークが軽い、細やかな気配りができる、責任感がある、計画性がある、小さなことに感動できる、削ぎ落とされた洗練美と余裕、大人の女性らしさ、礼儀正しい、経済的にも精神的にも自立している
⇒特にフォーカスしたいキーワードは
【自立、健康的、豊かな人生、成熟】
③人生でこうありたいなと思うのはどんな気持ち?
→自分の人生を自分の力で切り開いてより良いものにしたい、人にも自分にも優しくありたい、前向きで柔軟に生きたい、自分の大切なものの優先順位を間違えずに日々を過ごしたい、心と身体の健康を大切にしたい、自分はハッピーでラッキーだと信じて生きたい
⇒特にフォーカスしたいキーワードは
【健康、ハッピー、ラッキー、人生を楽しむ】
④お金の心配がなければやりたいことは?
→エッセイスト、好きな雑貨や本を集めたセレクトショップのオーナー、子供の絵本や木のおもちゃのセレクトショップ、大きなキャンバスにひたすら絵を描く、大学に通い直す(日本語か心理学)、毎朝ジムに通う、パーソナルレッスンでピラティスをやる、ヨガをやる、華道茶道を習う、着付けを習う、絵画を買う、インテリアを予算無しで選ぶ、一軒家に住む、二拠点生活、海外旅行をしてその現地の素敵なものを買い集める
⇒特にフォーカスしたいキーワードは
【自由で文化的な暮らし、健康的な生活、運動】
書き出してみると私の場合はやりたいことができれば職業に拘る(メインテーマにする)必要はなさそうだなとも思いました。職業にするほど一つに絞ってのめり込むというよりは今興味のあることを色々やってみたい。習慣にしてみたい。ひとつひとつは趣味程度で全然満足できる。そんな気がしています。
そして今ざっくりと書き出してまとめた①〜④を総合的に考えた時に特に大事なキーワードを書き出してみました。
・健康的
・美人
・人生を楽しむ
・文化的
・ハッピーでラッキー✌️
ああ私、美人になりたかったんだなあ。としみじみ。
昔からの憧れです。憧れの根っこの部分は正直キラキラした気持ちからくるもの、というよりは10代の頃の苦々しい思い出とか屈折した劣等感とか嫉妬とかからのが大きいかもしれない。(以下長々と自分語りです)
捉えようによっては過去自慢のような書き方になるかもしれませんが、10代の私は言ってしまえばまあモテてきた人生でした。
小学校では学年で一番最初に彼氏ができたしそれ以降も殆ど彼氏が途切れたことがありませんでした。
ものすごいイケメンと付き合えたとかはないですし、してきた恋愛の質は良いものばかりでもありませんでしたが、それでも異性には特別困らず過ごしてきたのだと思います。
自分なりに分析してみると、三姉妹の長女で身近な男性が穏やかな性格の父しかおらず、男の子は友人ではなく異性、という認識でいたことや、おちゃらけたり下ネタを言うタイプではなく清楚に見られやすいこと、圧がなく親しみやすそうに見えることが異性受けしやすい要因だったように思います。
でも同性からしたら納得できるほど美人でもスタイル抜群でもない。実際私の事をよく思わない女の子からは「なんであんな子が」「別に大して可愛くもないのにぶりっ子して」と陰で言われていたこともありました。面と向かってブス!と言われたこともあります。
事実と違う様に歪曲された異性関係の噂がいつの間にか出回っていたこともよくありました。
でも同じ学年にいたみんなが認める美人や可愛い子は私と同じような事をしていても何も言われないんですよね。寧ろ好意的に捉えられるというか。
理不尽だなあ、羨ましいなあ、でも仕方ないか、私あんなに細くも可愛くも無いし中身で惹きつけるような面白い人間でもないし。
沢山傷ついていく中で段々と諦めで痛みを誤魔化すようになりました。
そんな中で私は「モテるよね」と言った評価を言われる度に「いやーほら私、及第点の女だからさ!」と返すようになりました。
及第点、我ながら言い得て妙です。
とびきり美人でも可愛くもない、でも彼女にするには許せるラインの容姿で、学歴も育ちもそこそこ、(中流家庭のレベルでは)まあどこに連れて行っても恥ずかしくはない、そんな女。
先手を打って自虐してしまえば、大抵の子は「ああまあそう言われれば」みたいな顔をして納得しました。
大して仲良くない友達の友達のような子や探りをきたような子、嫌味や皮肉を言いたいような好戦的な子だけじゃない、仲のいいと思っていた子でさえ。
そういう反応の数々を見て、私はそれが正しい対応で、そして揺るぎない事実であるように思うようになりました。
そして一々あらぬ疑いをかけられたり誤解されたりすることにうんざりして、そんな恋愛市場から早く抜け出したくて、大学卒業後すぐに24歳で結婚しこれまた運良く25歳で出産しました。
既婚者で母になってしまえばあんなにも鬱陶しくて枷になっていた数々の忌々しい不名誉なレッテルは用無しとばかりにスルリと剥がれて私はある種の層の人たちにとっては無害で透明な存在になったのです。
私自身が成長したり、海外生活になり環境がガラリと変わったこともあるでしょうが、結婚、出産してから出会った人たちは本当に好意的に接してくれる方々ばかりで、新しく築いた交友関係は私の人生の宝物になりました。
学生時代はあんなに人間関係で苦労したのに。
上手くやれない自分が時に死んでしまいたいほど嫌いで仕方がなかったのに。
恋愛の絡まない人間関係ってなんて素晴らしいんだろうと感動したのです。
でもそれと同時に長年の自虐と急に母となり体型の変化や生活スタイルの変化、優先順位の変化が重なったことで、自己評価が低いまま固定化されてしまったことにも薄々気づいていました。
可愛くなりたい、綺麗になりたい、痩せたい、おしゃれをしたい、そう言いながら心のどこかで「まあでも私は良くも悪くもこの程度なんだろうな」と決めつけてしまっていたのです。
この程度、と成長を諦めてしまうことはある種の安定と安心、余裕を生みます。家事育児に追われる日々の中では自分への時間もなかなか取れません。空いた時間は怠惰に携帯をいじって終わり。自分のために努力しない生活は楽です。
それでも人間歳をとりますし、努力しなければ衰えていく一方です。
時代に人が撮ってくれた写真を見て愕然とすることが多くなり嫌気がさすようになりました。インスタのストーリーに上がる日本のかつての友人たちの美しくキラキラとした姿を見て羨望と諦めと少しの劣等感を抱く自分に目を背けたくなりました。
今の私はきっと及第点ですらないでしょう。
結婚前にハマっていたイメコンも、海外の田舎での子育て生活ではろくに活かせやしません。
今年に入って2人目を妊娠、先日出産したこともあり、最近の自分は過去一番と言っても良いくらいに理想からは程遠い状態でした。(勿論今も)
来年には本帰国を予定していることもあり、日本に帰ったらきっと周りの小綺麗な人たちに劣等感を抱くことでしょう。私は結局のところ周りからの評価が気になる気にしいな性格だから。
ああでも今更こんなところからどうやって変わろう。
dマガジンで雑誌を眺めてみても、オシャレな服やメイクをしている自分が想像できません。
そんな中でX(Twitter)で出会ったのが自問自答ファッションでした。
イメコンとはまた違う、でもこれまでの知識や経験が存分に活かせそうな考え方だな、面白そう、というのが最初の感想でした。
それでもあきやさんや他のJJGの方のnoteが本当に面白くて輝いて見えて、私もやりたい!と思うようになりました。
それからは日々の生活の中でも、たまに余裕があった時に少しずつiPhoneのメモに書き溜めたり、SNSでリサーチしてみたり、そんな風に過ごしてきました。
そしてやっと!両親がこちらへきてくれたタイミングであきやさんの本を手に入れることができたのです!
(本の感想は長くなるので今回は省略します)
そして前述の通り、読了後すぐにそのままの勢いで冒頭からの分析を書き始めました。思いついたままに書いていくうちにぼんやりしていた【こうなりたい】がどんどん明確になっていくのがわかりました。そして出てきたキーワードの中からより自分が強くなりたいと願うものを選び取っていったところ、出てきたのが上記のワードだったのです。
長々と書いてしまいましたが、私が一番強くなりたいと願う姿を的確に表すのは【美人】。
自分がああ眩しいな、素敵だな、あんな風になれたらなと遠目に見ていたあの子たちのような、でも自分らしさを無くさないまま、唯一無二の美人になりたい。
及第点なんかじゃない、自分基準で100点満点の、美人。
顔の造形やスタイルだけじゃなくて生き方からうつくしくありたい。そういった意味での【美人】です。
あと1番に健康的、が出てくる当たり、アラサー二児の母の切実さが如実に出てますね笑
でも私のなりたい美人は儚げだったり退廃的だったりする美人ではなくて朗らかでハッピーなオーラのある美人なので健康は必須要件なのです。
そして自分で思いついて驚いたのが【ハッピーでラッキー】。響きだけ見るとなんだその陽気な感じは、という気がしないでもないですが、割といいところをついてるとも思うのです。
自分は運がいい、と思っている人は実際に運を引き寄せるらしいというのを知ってから、積極的に自分は幸運だと思うようにしています。
あと大人になってから頑張って意識していることは、なるべくご機嫌に過ごすことと自分の機嫌は自分で取るということ。
これを端的に表すと【ハッピーでラッキー】で十分じゃん?って。笑
そして時間と金銭的な余裕があるのなら色んなことに挑戦してみたいのです。元々日本文化や芸術が好きで自分でやる方面でも興味があったものの、なかなか余裕がなくて挑戦できていませんでした。それらをまとめて文化的、としてしまおうかなと。
以上を踏まえてのとりあえずキーワードを繋げてみたコンセプトがこちら。↓
【健康的で文化的な人生を楽しむハッピーでラッキーな美人】
悪くないけどもう少し洗練させたい感じはありますね。
文化的な営みは心や人生の豊かさに繋がると思うので入れたかったのですが、健康に生きていたら心身に余裕ができて自然と文化的な嗜みも出来るようになる気がするので語感をよくするために健康的、に含ませる形で省略してみます。健康的もこの際ヘルシーに言い換えても良いかもしれません。
【人生を楽しむハッピーでラッキーなヘルシー美人】
こっちのがシンプルで良さそうです。なんかカタカナばっかりになってしまいましたが笑
今後変わる可能性も大いにありますが暫定のコンセプトはこれにしようと思います。
ひとまず今回はここまで。
また次回以降のnoteで自問自答を掘り下げていきたいなあと思います。