Why, Beautiful Strange?
プリンスの映画『ビューティフル・ストレンジ』が好評のようです。
「プリンスの映画」といっても、ほとんどプリンスは出てこなくて、元メンバーや側近、関係者のインタビューからプリンスがどうやってプリンスになっていったのかを知れる映画。プリンスさえ出ていないのだから、プリンスファン以外には意味不明どころではないでしょう。
実は、映画のタイトル『ビューティフル・ストレンジ』は日本だけで、原題は『Mr. Nelson On The North Side』といいます。
という疑問が沸きます。
これについて、自分の予想みたいなものを書いてみます。
Beautiful Strangeという楽曲
2001年にリリースされたアルバム『Rave In2 the Joy Fantastic』に『Beautiful Strange』という楽曲が入っています。
「美しいけどヘン。ヘンな美しさ。名前の代わりに、そう言った。」みたいな入りも十分に意味深だけど、この曲ではないように思うんです。
プリンスの二面性、というか、見る側の二面性
プリンスほど評価がわかれるアーティストはいないと思う。
すごい!
キモい!ヘン!
私たちファンには、プリンスの楽曲やソウルの美しさに魅せられ続けていますが、そうでない人には奇妙にしか映らない。
Beauty is in the eye of the beholder.(美は見る者の目に宿る)という言葉を尾も出しますし、プリンスという存在自体が「だまし絵」のようです。
The Beautiful Ones…
Beautifulといえば、The Beautiful Onesという楽曲をマライア・キャリーがカバーしています。
マライア・キャリーといえば「唄がうまい人」として定評がありますが、マライアが唄ったThe Beautiful Ones、まったくといっていいほど魅力がありません…
プリンス版
歌のうまさとは…?を考えさせられます。
“声域の広さ”基準で選んだ「世界で最も素晴らしいシンガーのベスト・リスト
奇しくも2人が並んでいます。
2. Mariah Carey - 5 octaves, 1 note
3. Prince - 4 octaves, 4 notes
ご参考
プリンスのSlow songs
Beautifulが曲名に入っているもの
The Beautiful Ones
It’s Gonna Be a Beautiful Night
Beautiful, Loved, Blessed
The Most Beautiful Girl In the World