連続しての配信トラブルのレビュー
ほぼ毎週取り組んでいるライブ配信にて2週連続で配信トラブルがありました。ここ3年やってきて、はじめての症状のため、自分自身のレビューのため、記事にしてみます。
インターネット回線
配信場所がマンションということもあり、21:00-23:00はある意味、ゴールデンタイム。少し遅くなることは否めません。
通常は600-800 Mbpsのところ、トラブル時は120-200くらい。低いことは低いのですが、騒ぐほどのスピードでもありません。
ちなみに、6つの配信先への必要な数字としては、理論上35.5Mbpsです。
やったこと
Wi-Fiを切る
配信先を絞る(6→2)
ほかのMacからの接続を切る/減らす
(有線接続に加え)iPhoneのテザリングを絡める
さらに、1週目のときにはMacの再起動も行いました。
Ecamm Liveのゲスト設定
配信にはEcamm LiveというMac専用のソフトウェアを使っています。
このシステムではゲストがとあるURL経由でEcamm Liveに入ってきます。
Zoom経由に切り換える
1週目は途中から、デフォルトのゲスト機能をやめ、Zoom経由に切り換えました。
今年(2024年)からZoom経由でEcamm Liveにゲストとしてログインできるのです。
これでゲストのカメラ、画面共有ともに改善しました。今後もZoom経由にすればいいところですが、現時点(2024/11/23)では、Zoom経由の画面共有では次の問題が残ります。
Macの標準のズーム機能(画面拡大)が使えない
※これはZoomのみの配信でも同様です。マウスポインターが見えない
おそらくEcamm Liveのアップデートで解決されるでしょうが、今のところはNG
ちなみに、Zoom経由なら画質は問題ないということであれば、インターネット回線が原因でないことがわかります。
ゲスト設定を新しく作る
本日(2週目)はゲスト設定を新しく作りました。
画面共有は改善。しかし、ゲストのカメラが以前としてカクついたり、遅延しました。
ふと気づいた設定
ミュージシャンモード
ゲスト設定を新しく作るときに、ふと、1週目に[Turn Off Audio Processing for Guests (Musician Mode)]オプションをONにしたことを思い出しました。
これはZoomでいうところの「ミュージシャン用のオリジナルサウンド」のことです。これが原因かもしれません!!!!
2週目の後半に新しく作ったゲスト設定では、[Turn Off Audio Processing for Guests (Musician Mode)]をOFFにしました。
ちなみに、なぜONにしたか、というと1週目のイベント(#朝までAdobeExpress)にて、Mac内の音声(動画作成時のBGM)を配信に乗せるために、Loopback.app経由でマイクとミックスしたものを受け取るとき、ONにしないと途切れ途切れになってしまうためでした。
ゲスト用のサーバー
Ecamm Liveではゲスト用に複数のサーバー(Guest Link Domain)が用意されていることに、この記事を書くためにスクショをしていて気づきました。
おそらくほとんどのユーザーがデフォルトの「guest.ecamm.live」を使っていることが予想されます。サーバーの高負荷が原因であれば、これを変更することで回避できそうです。
今後の対策
次のような対策が考えられます。
配信先を絞る
ゲスト設定の[Turn Off Audio Processing for Guests (Musician Mode)]をOFFにする
Guest Link Domainをデフォルト以外のサーバーにしてみる
万が一のためにZoomでも入れるようにしておく
ちなみにYouTube Liveのコメントが見られない問題も勃発
2週目は、YouTube Liveのコメントが見られない問題も生じました。別のMacでYouTubeアカウントのログイン時にバタついていたのですが、その際、[Destinations]設定が切れてしまっていたことが原因でした。
落ち着いて考えると思い当たる原因はそれしかないわけですが…
ちなみにDestinationsが切れても配信は途切れなかったようです。不思議…