「何でもいいは地雷の言葉?」
1⃣グループランチ「もやもや事件!」
グループでのランチでは必ず
何人かがグループになると
「何たべたい?」
という会話になる。
そして、「何でもよいよー」というレスポンスがかえってくる。
特に、人数が増えれば増えるほど
いざ、「何系の」お店にするか
イタリアンなのか?
中華なのか?
創作料理なのか?
もしくは
「金欠なので」安くあげたい。
(お財布事情)
「健康診断で」引っかかったから
ヘルシー料理にしたい。
(体調事情)
「めったに、集まれないメンバーだから」
ちょっと値が張るけど
ムードがあるお店
(メンバー各自の価値観事情)
など、それぞれに希望はあると思います。
今さら、過去をほじくり返す訳ではないですが
悪気もなく
「ああ、やっぱり嫌だとか」
「他の店にしてほしい」
「なぜ、今になってそれを言うんだ?」
「既にお冷まで出ているというのに…」
と
「ちゃぶを台をひっくり返されるような気持ち」
になり、がっくりした経験があります。
結局、
みんなの合意形成上
ドリンクも飲み放題で長居ができる
お財布にもやさしい
庶民の「ドラえもんのポケット」的な存在としての
「ファミレス」になった。
ということも結構あります。
訳が分かれば
「まあーしょうがない」
となります。
私自身も生まれも育ちもバリバリの日本人だが
高校以降は、日本で海外式の教育を受けたせいか
時々自分でも
「めんどくさい性格」と感じ
時々
「イラっと」することがあります。
2⃣「何でもいい」とは地雷の言葉?
この「何でもいい」は
一見すると、日本人特有な
「みんなに合わせますよ!私のことは気にしなくてよいので…」
という
「謙虚さ」や「優しさ」にも
捉えられる便利な言葉です。
だが、捉えようによっては
こうも考えられることも
「頭の片隅にしまっておいて欲しいこと」
であるのも事実です。
例えば、自分の権利や主張
考えをはっきり言う文化の中で育った
海外の人からすると
「自分の意見はないのか?」
とかと捉えられるし
HSPや発達害がい
知的障がい
経験や体験の少ない子ども
認知症の方などにとっては
「何でもいいの許容範囲がデカすぎ!」
「どう答えればよいか悩む」
だから
「具体的な質問にしてほしい!」
「もっと一緒にいる楽しさを共有したい!」
その結果として
相手の金銭事情や
食べたい食事の種類
健康状態
というように(職業柄もあるが)
ついつい、
細かく
ウザがられる事も確かです。
言うまでもないですが
これも決して悪いことではありません。
よって、TPOに合わせてクローズドクエスチョン
(相手が自由に考えを述べられるよな閉じられた質問で聴く。)やオープンクエスチョン(「はい」や「いいえ」で開かれた質問)を使い
より「納得した上で合意形成した方が」
みんなの
「楽しい時間」にするという事も
必要なのではないかと私は思います。
私自身も「友達とのランチ事件」でのもやもやをきっかけに
(後々のトラブル回避のためにも)
「何でもいい」の正体を
具体的に聞くようにしています。
そういう意味では「何でもいい」の
「いい」はあくまでも
「日本の多数派特有な言語」
という事をわきまえておくと
自分の中のもやもやが解消されることも
経験として知ることができました。
3⃣さらに詳しい
コミュニケーションの説明
「何でもいい」とは便利な言葉だけど
「いい」の正体を明確にするには
「何が どういう意味でいいのか?」
「何か頼まれたことに対して」
テレビドラマ『ドクターX』の
大門先生のように
「いたしませーん!」なのか?
テレビドラマ「大奥」で
厨房の一角で
おやつをちゃっかり毒見と称して
味見する女性陣が
「美味でございまーす!」
という意味なのか?
「ちょうどよい塩梅の味なのか?」それとも
またまた、テレビドラマ『ドクターX』のセリフで
医局職員が言う
「御意(ぎょい)」で「承知しました」という
意味合いなのか…
実に様々ある。
そう考えると、海外ルーツを持ち日本で生活をしている方々は
の生きづらさが何となくだが浮かんでくる。
なぜなら、日本で生まれて育った日本人の私でさえも混乱するからだ。
コミュニケーションとは何も言葉だけだではない。
例えば、それは「非言語コミュニケーション」もある。
②非言語コミュニケーション
(言語以外の、顔色や、言い方、しぐさ等)は
例え「言葉そのもの」で音声としては
「承知しました」とか「オッケー」」だが、
投げやりの態度で「ドアをバタンと閉めて」
その場を去るとか、細かいものだと
ドラマ『サイレント・ボイス』でも
描かれていたように
人間は嘘をついた結果
「不安が増すと、自分自身の身体のどこかを触りだす」
など大脳辺縁系が無意識に作用するサインなど実に様々ある。
つまり、
「目は口ほどにものを言う」
を示すものであり
中には
「言っていること」
「やっていること」が
「ちぐはぐ」
という人もいます。
こう考えると、やっぱり
「日本語って、難しいな」
と思うのは私だけなのか悩むところです。
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