推しバンドと25年ネチネチ③
推しのバンドの話、これが最後です。
そんなこんなで気付けば25年。
解散しても尚ずっとずっと常に頭のどこかにいるJanne Da Arc。
私自身はJanne Da Arcに、特にyasuに憧れてバンドマンを目指し、気付けば別ジャンルながらバンドのボーカルとしてバンドマンになってお客さんとしての視点以外からもJanne Da Arcを振り返ることが次第に多くなって行きました。
振り返れば振り返る程、ただただ「すごい」しかないバンド。
才能をきちんと開花させる努力をしてきたバンド。
チャンスを逃さないし、離さないバンド。
何時だって「こうありたい」と思わせてくれるバンド。
そんなバンドに出会えて本当に幸せだった。
最後は待ちくたびれた悲しい解散だったけど、それでも今までずっとずっと曲を残してくれてありがとうという感謝でいっぱいです。
「願うならもう一度」
これはどんな絶望的な場合でも思ってしまうのが人間の性で、私も常に持ち続けています。
故にJanne Da Arcのコピーバンドを見かける度に「ここはメンバーやったらこうする、あそこはこうするやろ」などと勝手に思ってしまい、勝手に心で落胆するという大変失礼な気持ちにしばしばなってしまう始末。
かと言って私が…という気持ちもあるものの出せず。
それはやはり性別による自分の中の差でした。
バンギャ心に「女がやれば倍叩かれる」という謎の強迫観念がありまして、長年決意することが出来なかったんです。
それでもいつでも満たされないJanne Da Arc欲に、「もうこれは自分が見たいJanne Da Arcのコピバンは自分がやって後で動画を見るしかない」についに至り、今回自分のイベントでやらせて戴く事になりました。
本当にJanne Da Arcが好きな素敵なメンバーに恵まれ、やりたいようにやらせてもらえる幸せをかみ締めています。
そして何より、少しでも色んな人にJanne Da Arcの楽曲の良さを知って興味を持って貰えるようなに。
ライブはどうだったのか調べて行きたかったと悔しがってもらえるように。
ああ、本当に好きなんですねって伝わるように。
Janne Da Arcへの25年の思い出と感謝をこれでもかと詰めて、明日ご来場いただける全ての方へお届けしたいと思います。
…この長ったらしい気持ちを30分のステージの何分かのMCにまとめるなんて到底出来ませんでしたので、こういう形でまとめさせていただきました。
3章にわたりネチネチとした想いにお付き合いくださりありがとうございました。いやまじで。
そして、きっと明日出演してくださるバンドさん全ての方が同じような愛を持って望んでくれると思います。
是非お時間の許す限り私たちの届けるコピー元のバンドさんへの愛を受け取ってください。
よろしくお願いします。
読んでくださりありがとうございました。