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SOCIAL MEETing2020 参加者の声 | Vol.2

▼前編をまだ読まれていない方はこちらから▼

SOCIAL MEETing とは?

SOCIAL MEETingとは、いわゆる福祉領域の仕事に取り組みながらも、その枠組みを飛び越えようとする先駆的でチャレンジングな福祉法人と、大学生との出会いの場。顔が見える距離で、名前を覚えあえる人数で交流できる対話型のオンラインイベント。

今年度は12月18日(土)に、「タテ ヨコ ナナメ」をテーマに場を開きます。

と、ここまで読んでみても、なかなかどんな場かイメージしづらいという方も多いかもしれません。

そこで今回は、「社会のために働くとは?」をテーマにした初回に参加してくださった方の生の声を取り上げることで、「SOCIAL MEETing ってどんな場?」という問いに応答してみたいと思います。その場でどんなことを感じたか、その後にどんなつながりが生まれ、どのように変化してきたか。

前後編の2回にわたり、4名の個性豊かな学生(当時)の声をご紹介します。後半は学生生活の終わりと就活まっただなかに参加した2人の声をご紹介します。

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西田夏音(にしだなつね)さん

社会福祉法人 みねやま福祉会 1年目介護士
幼い頃から絵を描くのが好きで、学生時代は京都精華大学で日本画を専攻。記憶のなかの風景や懐かしさ、命の儚さをテーマに制作に取り組んできた。価値観や死生観の根底には、中学時代の病気での入院生活や祖母の他界がある。多様な人々と関わりを持ち学ぶ中で、何をするか以前に自分自身どういう人間でありたいのか、人生という時間をより良く過ごすにはどうしたらいいのかを強く考えてきた。現在は京都府北部地域で事業を展開している社会福祉法人みねやま福祉会で介護士として奮闘中。

①SWLABとの出会いとSOCIAL MEETingに参加しようと思った理由

社会に出て働くことに対する漠然とした不安。それはどれだけ自己分析を重ねても就職活動で多くの社会人の方とお話しても、なかなかぬぐえないものでした。自分のなかの不安はいったいどこからくるのか分からないまま就職活動を終え、残りわずかとなった学生生活をどんな風に過ごそうか考えながら自然と人とのつながりを求めていました。
SWLABとの出会いは、内定先となった法人の研究をするなかで、関わりがあることを知ったのがきっかけ。一度参加してみたところ、自分も大切にしたいと思っている対話することやちょっとした疑問を持ち寄ったり相互に学びあう場を作ろうとする姿勢に深く共感しました。
何より同じ年代の人たちがそのような場を広げていこうと奮闘していることを知り、この偶然の出会いを大切にしたいと思いました。SOCIALMEETingには内定先法人見学で出会って直接お話を伺った方がトークゲストとして参加されるので、もっと働くことについて聞いてみたいと思い参加しました。

②SOCIAL MEETingに参加してみてどうだったか

話を聞いていると楽なことばかりではないけれどワクワクした気持ちで仕事をされていることや、社会とのつながりを大事にされていることが言葉の端々から伝わってきて、私は何を大事にしてこれから生きていきたいのか考えるきっかけになりました。

③現在の自分

今は社会人になって半年以上が経過し日々悩んだりすることもありますが、SWLABで新たに出会う人や多様な価値観に触れることで自分の役割は何だろうか、本当に大事にしたいことは何なのか再確認することができて視野を広げられていると感じています。


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南 雄太(みなみ ゆうた)さん

関西学院大学法学部法律学科4年
栃木県小山市出身 。親が転勤族で秋田、愛知、広島と移り住んで来た。高校時代は野球、大学ではボート競技に打ち込み、部の主将として責任を全うした。大学在学中はカナダに3カ月間の留学なども経験する。友人との話から、未来の福祉の可能性について興味関心を持つ。来年4月からはハウスメーカーに勤務予定で大学卒業までに福祉施設に訪問やSWLABで福祉の実態を体感する予定。

①SWLABとの出会いとSOCIAL MEETingに参加しようと思った理由

SWLABとの出会いは友人の鷲谷君(SWLAB学生メンバー)からの紹介でした。当時のぼくは就職活動を始めたばかりで方向性が定まっていませんでした。その中で彼から福祉を推され、福祉業界に対して興味を持ち、「社会のために働くとは何か?」という言葉に惹かれ、参加を決意しました。

②SOCIAL MEETingに参加してみてどうだったか

SOCIAL MEETingから、福祉の実態や苦労・苦悩、そしてやりがい。多方面で福祉に対する認識を深めることが出来ました。一番の印象は、福祉業界に従事されている方々が生き生きと「福祉の伸びしろ・可能性」について熱く語られていたことです。また、ぼくは人に必要とされることが、ぼく自身の中でのやりたいことに変化して、実際に行動するにつながっていると感じました。つまり人が必要としている所に手を差し伸べる事、それが「社会のために働く」ということだとミーティングを通じて感じました。

③現在の自分

ぼくは、ハウスメーカーに内定を頂き来年度からそこで働く予定です。現在は部活動も終え、残りの学生生活で何が出来るか考えています。その中の一つとして福祉施設を訪問することは必ず学生生活の間に行いたいと思っています。素直に福祉業界の可能性を直に感じてみたいです。そのための行動を今後取っていきたいと思います。

 * * *

Vol.2では、今年から社会人になられ、福祉の現場で働かれている西田夏音さんと大学4年生の南雄太くんに感想を聞いてみました。二人の感想から、SOCIAL MEETingという場が「自分」や「社会」のこれからを考えるきっかけになると思いました。

「参加したい!」と思っていただいた方は、申し込みお待ちしています!

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SOCIAL MEETing2021「タテヨコナナメ」
お申し込みはこちらから
https://socialmeeting2021.peatix.com/


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