大人の語学学習
こんにちは。ご無沙汰してました。
Yamayoyamです。
季節はすっかり巡り、もう夏ですね!
日本は梅雨に入ったころでしょうか。
さて、本日は、大人の語学学習というお題です。
「若いころは語学を学習するのがそこそこ得意だったけど、年をとる毎に新しい単語が頭に入ってこなくなった」というボヤキを年長者から聞くこと、ありませんか?
私は昔お世話になっていたある先生と自分自身の父親から聞いたことがあります。
なんて言っているうちに、自分自身もそんなふうに感じるお年頃になってきました。
そうはいっても、私の場合、「若い頃は得意だった」なんていう記憶は皆無なので、今に始まった話ではないんですけども。
そのくせになんで言語学に興味を持つという過ちを犯してしまったのかについては、こちらの記事で吐露しました。
さて、話を元に戻しますと。
さまざまな事情により、苦手な言語(スイス在住の方なら、ドイツ語、いや、スイスドイツ語とか、フランス語、イタリア語でしょうか)を大人になってから習得しなければならなくなった方って、けっこういらっしゃるんじゃないかと思います。
そんな大人な世代の方や、語学が得意じゃないんだけど・・・という方の語学学習について、思うことを徒然に綴っていこうかなと思います。
先に申し上げますと、残念ながら、語学学習の効率が飛躍的に上がる方法をYamayoyamは結局知りません。
そういう速く効く特効薬的な情報を伝授することはできません。
そんなのあるなら、むしろ、私が聞きたい。
期待してた方、ごめん。
お役立ち情報なら、語学学校の先生の方がたくさんお持ちかと思います。
単語帳を作りましょう。その際、「感情と記憶の関係」を味方に付けたやりかたを採用しましょう。覚えたい単語を使って、感情に訴えるエピソード(思い出・体験など)から例文を作ってみよう!
とにかく毎日5分でも10分でもいいので、なにかしら練習する習慣をつけましょう。継続は力なり。
恥ずかしがらずに、とにかく喋って、書いてみましょう。間違えてあたりまえ。恥なんてどっかにかき捨てましょう。
とか、もっと役に立つことを仰ってくれること思います。
でも、そんなことは分かっているけどなかなか続かない、というのが我々の悩みなわけで。
そういう悩み、まったくないよ!という方はこの記事を読んでもあまり響かないかも。
この記事では、しんどい場面が増えてきた大人の語学学習を少しでも興味深くて面白いと思えるようにする工夫について書きたいと思います。
とはいえ、結局語学学習にかこつけて明後日の方向に咄が進んで逝っちゃって、語学学習そのものは結局あまり捗らない、というオチなんですけれど、少しでも面白がっていただければと思います。
語学学習はコツコツ継続するのが大事!
なぜなら、やっぱり「慣れ」というのが習得には大事です。
そのためには学習言語に晒される時間を増やさないといけないから。
というのは誰もがはっきりとであれボンヤリとであれ分かっていることだと思います。
でも、どうしてコツコツ続けられないんだろう??
その理由は、練習メニューにも多分よりますが、「義務的にやる反復練習にはワクワクすることがなくて、退屈だから」なんじゃないかな?
と思います。
何か新しいことに気付く、知る、というのは、わくわくして刺激的です。
でも、訓練とか練習は、意識したり工夫しないと同じことの反復になりがちです。
とくに最初のうちは「できないことを人並みにできるようにする」という、あまり刺激的でない内容になりがち。
そりゃ退屈に感じるよね。
忙しいときや、仕事の後でそもそも既に疲れちゃってるときに、退屈に耐えなければならないことに「さて」と言って取りかかるのはとてもしんどい。
そんなときに、語学そのものへの興味を失わないように私がしていたのは、言葉に言語学的なコンテクストを与えてみる、ということでした。
いつもうまくいくわけじゃないですけれど。
時には語源辞典をひっくりかえしたり、比較文法の本を調べたり。
ドイツ語学習のときには我が家のゲルマン語学者にしつこい質問に答えてもらったり。
対象言語に、いつもとはちょっと違う視点から疑問を持って、調べてみたり。
「第二次子音推移を探せごっこ」みたいなゲームをやってみたり。
そんなふうにすると、言葉の背後にある歴史や物語を探索するワクワク要素が、付け加わります。
というと聞こえがいいんですけど、学習そっちのけになって、言葉の歴史を調べる作業に結局夢中になってしまい、語彙もイマイチ増えないし会話能力もなかなか上達しない・・・という。
なんだかんだ言って、言い間違えて恥ずかしい思いをしながらも、とにかく実践することが、語学上達への近道というか、避けては通れない道なのだと思います。
効率的でもなんでもなくて苦行になりがちなので逃避したくなるのだけど。
「語学学習にワクワクを」とかなんとかキャッチーなことを書いたけれど、避けては通れない道から逃避している最中も、言語への興味を失わない方法、程度でしかないのだろうなと思います。
とはいえ、語学学習以外にもやることがたくさんある私たちには、すっかりご無沙汰状態を避けるためには実は必要なことかも?と思ったりもします。
いったんすっかりご無沙汰になってしまうと、語学練習に限らず、何か再開するのって、かなりたいへんなもの。
例えばこのブログも。
興味を持ち続けるための工夫って、細く長~く続けていくのに、案外役に立つかも?というお話でした。
では、またね~!
Yamayoyam
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