Les Misérables -レミゼ-

画像1 2025.01.20 人生初のレミゼは、ぴあカード枠で当選したプリンシパル公演でした。もうすぐ改修工事が予定されている帝国劇場は人生最初で最後。父と2人で2階席の1番前の座席での鑑賞。
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画像3 過去に観たミュージカルは「リトルマーメイド」、「エリザベート」(オンライン)、「オペラ座の怪人」、そしてウィーンで観たオペラ「ウィリアム・テル」。だけど今回のレミゼははじまる前からこれまでにない盛り上がりと興奮があった気がする。私も、お客さんも。
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画像5 いかにも格式高い赤絨毯の階段をあがってこの光景。歴史の重みを感じる建築や内装。なんてかっこいい劇場なの。
画像6 あっという間の2時間40分でした。2階席であることを感じさせない演者たちの力強く胸に迫る声、耳に残って離れない作品を彩る名曲たち、それを形作るオケの演奏と指揮者の指揮、リアリティのある舞台セットと演出、そしてなにより素晴らしい脚本とストーリー。すべてが完璧で今も余韻に浸っています。ああ、CDでもBlu-rayでもいいからなにかしらの円盤が欲しい。
画像7 小学生の時に少し背伸びをして読んだレミゼはやっぱり少し難しくて、ストーリーはほとんど覚えていなかったのですが作品は心には残っていました。あれから約10年。パリから帰ってきて1年と少しのタイミングで観たレミゼは再び原作に私を還らせました。私の愛するパリが持つ歴史を伝えてくれるこの作品があることに心から感謝したい。ヴィクトル=ユゴーさんありがとう。
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画像9 終演後は帝劇周辺を歴史散歩。古いものは改修される。それは老朽化を危惧して今後も残すためだとわかっていてもなお、全てが新しくなってしまうのはやはり寂しい。歴史あるものは形を変えずに残っていてほしいなと思ってしまう。
画像10 たとえばこの日比谷公園の噴水も、なくなってしまうらしい。今までそんな注意してみたことがなかったけれど、なくなると聞くと寂しく感じる。
画像11 ここも有名で歴史ある洋食屋さんらしい。いつかなくなってしまう日が来るかもしれないから、パシャリ。
画像12 「昔は音楽番組でここから中継に繋いでたりもしてたんやで」と父の言う、日比谷公会堂と、
画像13 日比谷野外大音楽堂。その様子を知らなくてもその光景を愛した人のことを思うと少し切ない。
画像14 こちらも改修が予定されている帝国ホテル。そのそばにあった鹿鳴館跡の石碑も観たかったけれど、すでに工事現場になってしまっていた。
画像15 帝国ホテルのカフェで一服。インペリアルパンケーキ いちご添え を父とシェア。そのまま食べてももちろんだけど、塩気のあるサワークリームがあっさりしていてとてもおいしかった。
画像16 今日という日を忘れぬためにグッズを買ってもらいました。バッグは帝劇クロージング記念グッズのもの。また生まれ変わった帝劇でもレミゼを観たいな。その前に、次にパリへ行く時はヴィクトル=ユゴー記念館を訪れたい。

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