グラミー賞2025を見て
グラミー賞2025を見ました。個人的には「誰が賞を取るか?」というよりも「どんな演出のライブパフォーマンスがあるか?」というのをチェックするため、でした。
結果面白いパフォーマンスは沢山ありましたね。 #SabrinaCarpenter の素敵に笑える、でもめっちゃ凝った演出とアレンジのライブも良かったし、もう48歳!な #Shakira も驚愕の現役感で驚いたし、逆に #Khruangbin が新人賞ノミネートということでシンプル極まりないライブをやっていたのも良かったし、、、何せアメリカはショー「ビジネス」発祥の国のようなもんですから、舞台として素晴らしいものが数多でした。そして誰もがスピーチ素晴らしい。さすが自己主張してなんぼ!の国だなぁとも(笑)
、、、なんですが、音楽的にはもうそんな新鮮なものはなかったですね。アメリカのポップフィールドはもうしょうがないかな。大統領が変わるまでもなく、ここ10年?は #アメリカファースト な感じで、自国で売れることを軸にした方がほとんどなので、ノミネーターたちは日本に届いてないものが大半という感じでした。何せ昨年はキーワードが日本にあまり縁のない「カントリー」と言っていい年でしたからね。結果グラミー賞のニュースは特に日本のメディアでもしてないんじゃないですか?これを読んでくれてるあなたは見ました??
しかも今回はいろんな「選考が公平じゃない」「選考が不透明」などの不満を発表するアーティストに配慮した、全方位気遣い賞レースの様相でしたからね。もちろん会場であるLAは大火災があったばかりなので、被害者救済チャリティーイベントになるのは分かるんですけどね。つまりアメリカによるアメリカのための賞レースイベントだなって感じでした。
そんなアメリカですが、やはりアメリカすごいな!とも思いました。特にこうしたアメリカ音楽界は「ザ・ビジネス」の世界なので、「不公平」「不透明」と言われることによって影響力が衰えることを危惧して、ちゃんと修正してくるところですね。不満と共に賞レースからの辞退を発表していた #TheWeednd が4年ぶりに帰ってきてステージに立つというところまで持っていきましたからね。とにかく権威を保ちたいんだと。アメリカの「ビジネスへの執念」を感じました。
最後に、イベント中盤に「昨年亡くなった方への追悼コーナー」の中で、 #小澤征爾 さんが出てきたのは少しキュンとしちゃったことは追記しておきます。
#Grammy2025 のプレイリストですが、どれだけ昨年耳にしましたか?