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ソロライブ&DJを中国杭州でしてきました

 これまでいろんな国で演奏させていただいて来ましたが、初めてのソロライブを中国は杭州(ハンチョウ)でして来ました。DJもしましたがそれは海外では初めてだったねそういえば(笑)。写真は今回の重要人物たちとDJバーLate Market1にて。左から今回のコーディネーターJeffrey、俺、後ろにいるのはビートメーカーのBall Rockin'、いろんなところにアテンドしてくれたChopurmind、みんなありがとう。

 てなわけで、備忘録的に写真と共に振り返っておきます。

 こちらが今回のライブ&DJのフライや画像です

 そもそも個人的に海外旅行自体が12年ぶり??ベルリンに一人旅に行ってきて以来なので、正直緊張しました。以前のスタンプ沢山なパスポートではなく、数年前に新調したまっさらのパスポートで行って来ました。そもそも中国は独自の変化を遂げているので、最近行ってた人などに状況とアドバイスを聞いて準備しました。

*スマホの充電はコンセントを含めて日本のものを持って行って大丈夫。楽器を使う場合は気をつけて。

*中国用にSimカードを買って行ったほうがいい(これ、めっちゃ良かったです)

*中国のLineにあたる、皆が使ってるWeChatをDLしといたほうが良い。何ならクレジットカードも紐付けとくと支払いに便利。現金を持っておく必要はない。

*Google Mapは役に立たない(実際自分が泊まる予定のホテルは出てこないし、イベント会場も出てこない)ので、 百度地図というアプリを入れていくと良い。

、、、などなど。

 個人的に気づいて、simカード入れ替えるときに刺さなきゃいけないあの小さい穴、それ用に小さな缶バッジを持っていきました。その針の部分であそこを刺して都度simを入れ替えるわけです。これ、意外と大事でした。

 15:45羽田発なので、めっちゃ余裕を持って13時過ぎには羽田空港に到着。ところが目を疑う長さの行列、そして全く進まない。何でも台風の影響でダイヤが乱れていて、それが理由のようでした。結果2時間待ってやっとチェックイン完了、飛行機も2時間遅れで出発。北京乗り継ぎな予定だったが、幸い乗り継ぎ便も遅れてたので何とか杭州に辿り着きました。何せ係員もほぼみんなが英語を喋れず、コミュニケーションに苦労はしましたね。

 杭州に到着したのは0:30頃、時差が1時間あるので日本時間では1:30。つまり空港に着いてから12時間かかってやっと目的地に到着したわけです。空港には先方が若いスタッフをコーディネートしてくれてたので、そのまま杭州市内へ。。。でお互いカタコトの英語(相手の方が更にカタコトでしたが)でコミュニケーションをとりながら、話の流れで「クラブ行こう!」となり、そのままClub Puffへ。

 驚愕の盛り上がり、超満員でしかも着いた瞬間は"Just Friends" Musiq Soulchildがかかってる!客層は若くてみんなタバコを吸ってて危ない危ない。吸い殻は床に捨てるスタイル。20年前の日本のクラブを思い出す光景。かかる音楽はUSものがほとんどでそれも驚きでした。現行のものもちゃんとかかってましたが、ジャンルはオールミックスな感じでしたね。小一時間いましたが流石に疲れたのでホテルに送ってもらいました、時は現地時間ですでに2時過ぎでした(笑)


 翌朝は11時にChopurmindがピックアップしに来てくれて、街を案内してくれるとのこと。残念ながら今回はずっと雨だったので、散歩はできませんでしたが、車でいろんなところに連れて行ってくれました。


 一番気になっていた「六和塔」(liuheta)も車から眺めるだけでした。これ、13層になっているけど中身は7階建てらしく、八角形で「六」な要素がどこにもない!入ってみたかったな。。。マンホールも多分この塔のある風景だね。築1000年近いそうです。そうした1000年規模で古いもの、日本で言えば平安時代!!のものがたくさん残ってるようで、、、

他、気になったものを

ファミリーマートやローソンが沢山目につきましたが、やはり漢字が付いてましたね。入る時のあのメロディが鳴るのか?の確認をし忘れたことを後悔してます(笑)


郵便ポストは緑色なんだね?


 瓦葺の屋根は日本と同じようで、、、でもよく見ると瓦一枚が少し小さく、かつ曲線的に屋根ができてるのが特徴的でした。


 途中寄らせてもらったスタジオから。広い通りと新築ビル、な地域もあれば、こうした古い建物の街を若い人たちがリフォーム&再利用してるというのはこの街も同じでしたね。そしてみんな車に凝ってる。ちなみにアテンドしてくれたChopurmindはレンジローバーでした。


帰りの上海空港に向かう途中にこんな塔が!!楽器屋さんか何かあるのかな?


 そして肝心なライブ&DJですが、いい感じに終了しました。お客さんは満員とはいきませんでしたが、それでも沢山集まって来てくれて、試しにコール&レスポンスをやってみたら結構反応してくれました。Rhymester"ちょうどいい"も敢えて日本語のままでやってみて、中国語で「ちょうどいい」にあたる"Gang Gang Hao"を言ってみたらみんな笑いながらも叫んでくれて嬉しかったね。日本で来日アーティストが「コニチワ」って言うようなもんでしょ?


 そしてビートライブにBall Rockinが加わって、まさかの中国杭州でもジャムセッション。ネタものなSting"Shape Of My Heart"や中国人も大好きなNujabes"Lady Brown"などを一緒に遊んで、これも盛り上がりましたね。俺のDJにもみんな踊ってくれて、いやライブよりもわかりやすいからかな?何より関係者がすごく盛り上がってくれたのが嬉しかったです。みんなが「またやろう」「次は上海でも」と言ってくれたしね。種まき第一弾としては成功と言っていいでしょう。コツコツ頑張らないとね。


 反省というか、今後について考え直そうかなと思うこともありました。最近ソロライブやソロでサポートする時によく使うこれ、通称 #Stompbox 。これを右足で踏みながらkickの音を出しながらキーボードも弾いて、何なら歌も歌ったりするという、我ながら高度だと思うことを中国でもやって来たんですが、この技術の凄さって、すごく伝わりにくいんだなと(苦笑)。ライブサポートでは今後も重宝すると思いますが、ソロライブの時の盛り上げを考えると何某か違う形で音を出しながらのライブやエフェクトを使うなどの方が分かりやすくかつ盛り上がるのかも?と。これは日本でソロをやる時も同様ですね。我ながらリズム感的な器用さは自負してるんですが、伝わらなかったら意味がない、持ち腐れになってしまう。これから日本の地方でもソロの予定が色々あったりしますが、ちょっとずつでも変化と進化はしていかないとダメだなと。


 これからも体調に気をつけつつ、元気な限りは旅芸人でいたいと思うので、何ならそのテリトリーを世界に広げていきたいので、オッサンですがオッサンだからなんだ?!何せ楽しい気持ちいい盛り上がるものを、情報深度と共にお届けしていきたいな。と思う帰国の飛行機でした。また呼ばれますように!!

*****

★最後にオマケに今回食べたものをいくつかまとめてみました

中国の"Rice Wine"つまり日本酒〜マッコリ的なものも美味しかったし、魚料理も美味しかった。甘めの味付けのものが多かったですね。あ、右下の揚げ海老なやつは独特な辛さがめっちゃ美味しかったです。

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