45trio新作7inch解説 #1
明日7月7日に新作7inchが出ます!
777ですw
な訳で内容解説をしておこうと思います
何も知らなくても心地よい仕上がりだと自負してますが
これを読むとさらに面白く聴こえてくると思いますよw
まず今回は、、、
B面のカバー作品"Make Love Last Forever"について解説しておきましょう
そもそも何故この曲をカバーしようと思ったか?というと、
2005年に出た、日本のHip HopアーティストCradleのこの曲が大好きだったからです
このサビいいなぁ・・・と思っていて、明らかにサンプリングなので、元はなんだろう?と思って調べてもなかなか見つからず、一度断念。そして月日は流れ、数年前にやっとこの曲が元ネタだと知るのです。
こんないい曲なのに、カバー作は見当たらないし、配信もされていない。なので「これはいつかカバーしよう!」と思っていた訳です。そしてコロナ禍な2020年から少しずつ準備をしました。フィーチャリングのシンガーは最初から多和田えみと決めてました。彼女に絶対合う!とイメージが湧いていたからです。ところがこの曲はレア曲なので当然のように歌詞はネット上に転がっていない。そこで英語も堪能な彼女に「歌詞を聞き取れるか?」と相談したところ、めっちゃ頑張って聴き取ってくれました。
バンドはいつもの45trio、キーボードがわたくしSWING-O、ベースにSUNAPANNG、ドラムに久保正彦。そして今回はギターに伊原"Anikki"広志、パーカッションに米元美彦までお願いしてオケを制作。スタジオは川崎高津の名スタジオ、スタジオハピネス。最高な音色でオケが完成。歌の方は彼女が自宅で録音してくれました。
そして彼女の歌が届いて、ど頭のサビが来た瞬間
「おーーーーー気持ちいい!!!!」
もう一人で勝手に昇天です 笑
ミックスとマスタリングはSOUL仲間なエンジニア福田聡が心地よく仕上げてくれて、完成!!!
レコーディング風景の映像作品は横山龍助が作ってくれましたw
ちなみにアレンジはSWING-Oならではのテクニックを駆使しています。演奏はもちろんですが、この曲、原曲は最後大きく転調してキーが上がるんですね。最初のキーのサビの歌が心地よかったので、最後に転調してキーが上がっちゃうとちょっと苦しげな歌になっちゃいそうだなと。だからって逆算して前半のキーを下げたらそれも勿体無いな・・・と思って、どうしたか?
原曲にない、ブリッジ後にシンセソロ(Leroy Hutson風を意識w)を入れて、ソロ中で絶妙に転調させて、結果キーが上がったように見せかけて元のキーのラストサビに向かうようにしました。この技は我ながら素晴らしい出来だと自負します。こういう転調を美しく作れるのはあとはワンダーなスティービー先生くらいですよw
いよいよ明日発売なこの7inchですが、すでに配信は開始しています。欲しい形で是非この曲に触れてみてください!!!
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