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将来のことで不安になっても仕方がないよ、という話(図解)

「将来のことなんて分からないんだから、考えても仕方がないよ」とはよく言われるものですが、そうはいっても不安なものは不安ですよね・・・

今回はこの「将来のことを考えても仕方がない~」云々を図で説明してみたいと思います。

どのくらい「ポジティブ」でいられる時間を増やせるか?

早速画像で説明します。笑顔アイコンはポジティブ、悲しいアイコンはネガティブな心情を表します。

例えば1週間後の会議でのプレゼンテーションを上司から任されたとします。その会議は上司や会社の偉い人も参加するものとします。プレッシャーは相当なものでしょう。

図1

図1のように、プレゼンの前からネガティブな気持ちで過ごし、終わってみればプレゼンが成功したという場合、結果論ではありますがこの1週間ネガティブ気持ちで過ごしたのが無駄だった、ということになりますよね。

図2

逆に、プレゼン前からネガティブな気持ちで過ごして、プレゼンも失敗したとします。そうすると、プレゼンを依頼してから会議が終わるまでのこの期間、気持ちはずーっとネガティブなままということになります。

図3

では、プレゼンを依頼された時からポジティブな気持ちで過ごし、結果プレゼンテーションも成功した場合はどうでしょうか。図3をご覧ください。終始気持ちがポジティブにあり続けることとなり、精神衛生的にも良い状態と言えるのではないでしょうか。

図4

仮に最初ポジティブなイメージでいて、プレゼンに失敗してしまったとします(図4)。プレゼンに失敗しネガティブな気持ちにはなるものの、それまでの期間はポジティブな気持ちで過ごすことができたということになります。

では、上記の4つの画像での、笑顔アイコンの数を数えてみましょう。

図1(ネガティブ→プレゼン成功パターン)では笑顔アイコンは1個、
図2(ネガティブ→プレゼン失敗パターン)では0個、
図3(ポジティブ→プレゼン成功パターン)では2個、
図4(ポジティブ→プレゼン失敗パターン)では1個。

となりました。笑顔アイコンの数が多いほど、長い時間ポジティブな気持ちで過ごすことができた、と言い換えることができます。

将来のことを考えて不安にならないほうが、明るい気持ちで過ごせる時間が長くなる、ということが分かります。

物事が起きてから悩めばいい

プレゼンは一つの例ですが、要するに、将来のことをあれこれ不安に思うのではなく、物事が起きたその時に落ち込んだり泣いたりすればよいのではないか、というのが私の考えです。

不安に感じていたことがただの杞憂で終われば、悩んでいたそれまでの時間が無駄になります。悩んでいた期間、趣味を楽しむことができなかったり、眠れなかったり、食事が美味しく感じなかったりしていたとしたらもったいないですよね。

どうせ失敗したら、その時に思い切り落ち込むんです。失敗する前に、その落ち込み・ネガティブな気持ちを先取りしたって仕方がありません。

将来に向けた準備を万全にすることは重要かもしれませんが、あまり不安になりすぎないようにしていきたいものです。私もまだこの考え方を徹底できていないですが・・・

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