しておきたい17のことから、子供を育てることについて考えた。
おはよう。
最近、「○代にしておきたい17のこと」を読んでいる。
正しくは、10代から読み直している。
この本を読んだからといって素晴らしい人生を歩めるという保証はないが(そんな本があるなら教えてほしい)、この先の歩み方や起こることを身近な人以外の知識や言葉で得るというきっかけとしてはとても良いと思う。
特に、親に聞いても曖昧なことが返ってくるだけであったり、親の経験というバイアスが入ってくる可能性もある。
10代編を読んでいて、確かに10代の頃は似たようなことを多方面から言われてきたと思い出した。
君たちには夢がある。君たちは、なんでもできる!
そう。夢の詰まった素敵な言葉たち。
そう言われても、具体性がないので、一体なにをどうしたら良いのかわからず夢とはなんだったのかと彷徨うのが大半ではないだろうか。
また、この年齢だからこそ感じたこともありました。該当する箇所はこちらです。
一族に大学教授がたくさんいる家族では、「学校でいい成績を取ること」が正解になります。牧師の家では、人前でハキハキと話せることと人を許せることが正解になるかもしれません。格闘家やスポーツ選手の家では、からだを鍛えることが大切だと教えられるかもしれません。
言ってみれば、その家によって、明文化されていない魔法のようなものがあって、それに従っている子供は受け入れられ、かわいがられます。
書籍の一部を抜粋するのは解釈の仕方によって、誤解を招くこともあるので注意すべきではありますが、だいたいこの部分を読んでふと思いました。
もし私に子供がいるならば、私のバイアスにかかった世界を押し付けるようなことはしないだろうか。子供が選択したい生き方を、尊重することができるだろうか。
そんな風に考えると、子育ても子供を授かることも、私はまだまだ未熟ものなのだなあと思うばかり。
今日もいってらっしゃい
そして、おかえりなさい
文章にあった絵を書いてくださる方、募集していたり。していなかったり。