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ストーリー性が絶大「わたしは、私。」

初めて見た時、ニヤニヤしてしまいました。
「してやられたな、」そう思うと、人間ニヤニヤしてしまうものですよね。

このキャッチコピーやCMは、多方面で取り上げられているので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
SEIBU SOGOが「はっ」と息を飲むような広告を出しました。

「わたしは、私。」

SEIBU SOGOのこの広告は、毎年「わたしは、私。」をベースに異なるメッセージを決めて打ち出しているようですね。
購買意欲を掻き立てるためのCMというよりは、企業ブランド広告寄りでしょうか。

動画に出てくる短文は、成長過程に沿った感情の変化を表しているのだとか。最初はポジティブだった考えが、成長するにつれてネガティブになっていく。気付いたらそういうマインドに陥っていないだろうか。
絶体絶命。そういう時こそ、ポジティブな感情を取り入れる。
これまでの感情を遡ってポジティブな感情を取り戻す。

斬新ですね。

昔、小説でもそういった読者へ構造的な観点からのエンターテイメント性を付加することができるのではないかと考えたことがありました。(まだ、明確に落とし所をつけていないので、未完成ではありますが…)
このCMを見て、何人の人が手を止めたのだろう。

いいですね。

多様性が求められるこの世の中だけど
右向け右に倣わなかったことで
絶体絶命、
そう感じたら、マインドを遡ろう
かつてのポジティブな時のマインドに

SEIBU SOGOの過去のCMはこんなのも。

気になる言葉、魅力的な言葉を集める共同マガジン「コトバツムギ」を始めました。共同運営者は以前ライティングスクールで一緒に学んだもりやみほさん。私は、月~土までのうち、火・木・土を担当しています。

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スミヨ。
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