ぐっと上向きな気持ちになる”point our fingers to the sky”
みなさん、この動画と曲はご存知ですよね。
2020応援ソングの「パプリカ」の英語バージョンです。
純粋無垢な子供達、自由に踊る子供達が印象的で、仕事の合間に毎日聴いています。
邦画を英訳して歌うと、日本語と英語の表現の違い、文化の違いが垣間みることができて面白いですよね。特に、プロデュースした米津玄師さんの曲は独特な世界観と歌詞が特徴的で、英訳するとこんな表現があるのか!と思うものです。
そんな歌詞の中で、この表現良いよなというフレーズを見つけました。
Let's all come together now, point our fingers to the sky
一番最後のフレーズです。
日本語の「かかと弾ませ」や「この指とまれ」という表現に代わるフレーズです。この指とまれを、"point our fingers to the sky"としたのは素敵ですね。歌の終わりに視線を上に向けるフレーズが入るだけで、応援歌であることがぐっと前面に出てくるような気がします。
確かに「この指とまれ」は、みんなが自然に上向いて集まりますよね。うまくトランスレートした表現だなあ、としみじみ思いました。
学生の頃は、正解にマッチするか否かで英訳を勉強していましたが、こうして歌詞を理解することで表現の幅が広がりそうですよね。
気になる言葉、魅力的な言葉を集める共同マガジン「コトバツムギ」を始めました。共同運営者は以前ライティングスクールで一緒に学んだもりやみほさん。私は、月~土までのうち、火・木・土を担当しています。
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