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夏休み明けの漢字50問テスト

こんにちは。いやあ、早いものですね。八月も下旬に入ってしまいますね。
そろそろ宿題の残りや、夏休み明けの漢字50問テストなんかが気になる頃かもしれません。
今日はその対策について。


(加筆しました)
まず、一番初めに、漢字50問テストをやってみて、どの字は練習しなくても覚えているか、チェックしましょう。
そして覚えていた漢字はとりあえず、「できている」ということにして、その漢字を除いた問題について、取り組みます。
自分が何ができていて、何ができていないか把握・分析しながら、できていないことに自分に合った学び方はどんな方法があるか作戦を立てて、進めて行きます。
これが、まさに、今、盛んに学習指導要領で大切・重要であると謳われている自己調整学習となります。



1)まずは、3問ずつとか、5問ずつとか、10問ずつとか、お子さんが5分くらいでスラスラできる量に分割します。問題用紙をコピーして、実施に分割して切ってしまってもいいかもしれません。少量ずつ、スモールステップで行い、できた!と達成感を得られ、やる気が増すようにするのが一番のポイントです。

2)自分がいいなと思った、また、その漢字を覚えるのにぴったりだなと思う方法を、まずはやってみましょう。
 例えば(イ)最初は読み方だけ、親御さんとクイズ形式でやってみる、(ロ)初回記事(8月4日)で紹介した、”漢字をカタカナなどに分解して足し算で覚える”というアイデアについて親子で出し合う、(ハ)100円ショップの折り紙などを使って、読み方・ふりがなの札と漢字の札を作り、神経衰弱のようにして遊ぶなど、どれか一つをやってみましょう。(もちろん、以前の記事で紹介したモールや粘土で漢字を作ってみたり、マルチ知能の八つの力ややる気・記憶・注意の力の観点から、自分なり工夫を考えてみるのもいいですね。)

(ハ)某100円ショップの折り紙で作った「読み仮名の札」と「漢字の札」
ペンで書くと裏に透けてしまうので、鉛筆書きにしてある。
ペナペナなので、めくった時に折り目がすぐついてしまうだろうが、
その折り目が手がかりになるので◯。
折り目で覚えられたなら、また新たに作り直せばよい。
自然と書くことの練習にもなる。

3)読み方や漢字を見ることに慣れてきたら(記憶に残るようになってきたら)、書いてみる。

4)5分と短いので、朝やって、夕方やって、など、1日に数回できると、繰り返し取り組めるので、記憶の定着に効果的です。

いきなり正解を書くということを目標にするのではなく、読み仮名を理解したり記憶した後に、書字に取り組むなど、小さなステップで、少しずつレベルアップしていくことが大切です。またその小さなステップ毎に、「できた!」という嬉しさや楽しさを感じられるよう、3問でも全部読めた”100点”とか、ヒント3回までならおまけで◎にしてあげるなど、最初は緩めの基準でたくさん褒めてあげましょう。

きっと、やる気が出てくるはずです。
このやる気が、50問最後まで取り組み続けるための大切な土台となります。

やる気のお皿が大きくなれば、マルチピザの力(マルチ知能)も大きくできる。
マルチ知能の力とやる・き・ちゅ(やる気・記憶・注意)の力



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