しがない大学生が開発したサービスが400万ユーザーを達成する話③
前回→しがない大学生が開発したサービスが400万ユーザーを達成する話②
2017年2月24日〜3月18日 - 人狼GMの期間限定運用
前回記事のはじめのほうにあったスクショで、1週間で1000ユーザーとかきついハードルだ…といっていたわけですが…
2月18日夜にリリース → 2月19日にツイートが1万RT超えと来たその翌日、2月20日には1万ユーザーを達成しているのでした。
長期メンテナンス明けの24日以降は順調にユーザー数も増えていき、
3月1日には2万ユーザー、3月9日には3万ユーザーを達成と、だいたい毎日1000ユーザーずつ増える感じの推移で、人狼GMはたくさんの人に使ってもらえるようになっていくのでした。
この間もこまめに人狼GMの機能はアップデートを行っていて、3月6日には新役職の追加(妖狐・共有者)などの、そこそこ大きいアプデもしていました。
さらに、3月7日には、プレイ可能人数が6〜14人だったのを5〜14人と下限を減らし、遊べるハードルを下げるアップデートもしていました。
ただ、人狼ゲームはある程度人数がいないとすぐに終わってしまい、推理や考察を楽しめる余裕がない運ゲーになってしまいます。
そのために当初は6人以上としていたわけですが、6人以上のグループを作るのも簡単ではないので、少しでも遊べるハードルを下げるために5人にしたという感じでした。
2017年3月18日 - 期間限定運用の終了
(ここからのLINE Bot Awardsまわりの話はあまり深ぼることもないのであっさりと…)
そうこうするうちに、3月18日に行われる決勝プレゼンにすすめるチームには連絡が行きますといったアナウンスがあり、わくわくして待ったのですが残念ながら連絡は来ず…。
そして行われた3月18日の決勝プレゼンでは、ゲーム部門賞にてワンナイト人狼が遊べる「OneNightWerewolf Bot」さんが50万円を獲得することになるのでした。
このBotの開発者さんとはおめでとうございます的なリプをした記憶があるのですが、他にも博報堂のチームが出していた人狼Botなどもあり、いくつかあった人狼枠の中で決勝に進んだのがワンナイト人狼のBotだったという感じでした。
Awardsの評価軸の一つであった「ユーザー数」だけでいえば、他に応募していそうなBotたちのユーザー数が3桁ほどだった中で我々は5桁とかなり差はありました。
なので、その点では自信があった分、決勝に残れなかったのはもちろん悔しかったというのが正直なところです…。
とはいえ、5人からしか遊べないというハードルの高さなどもあって難しいかもなとはなんとなく思ってはいました。
その点でワンナイト人狼は3人から遊べるというところでハードルの低さがありました。
また、実はワンナイト人狼は商標登録がされているため勝手に使うことはできないのですが、このBotの開発者の方はワンナイト人狼の権利者に掛け合って公認をもらっていました。
そういった行動力などの点でも尊敬していたので、人狼枠の中なら博報堂のチームじゃなくてワンナイトが通ってくれてよかったなというのが本音です…🙂
このLINE Bot Awardsの最後にはLINEの中の人からとある発表があり、本来はAwardsまでの期間しかサービスが継続できない予定だったのが覆ることになりました。
それもあってユーザーには、一時的に3月18日でサービスは終わるけど復活予定ですという告知をすることになるわけでした。
それから、1週間は開発を何もしないおやすみ期間を作って、そのあとに開発を再開して、大型アップデートとともにサービス再開しようということを話し合って決めました。
2017年4月15日 - 人狼GMのサービス再稼働
なるべく忘れられないうちに再開はしたかったので、4月15日という約1ヶ月の休止期間を挟んでサービスは再稼働することとなりました。
細かいブラッシュアップとともにサービスを再開し、そこからまた順調にユーザー数が伸びていき、4月20日には5万ユーザーを達成しました。
2017年4月25日 - LINE Bot Awards 後夜祭
3月に終わったLINE Bot Awardsでしたが、そのあと4月に入ってからLINEさんから、「決勝に進出できなかった学生チームがLT(ライトニングトーク)をする場を感謝も込めて用意したよ」と、後夜祭という名のLT大会&交流会の連絡が来ました。
もちろん運営3人で行くことにし、新宿のミライナタワーにあるLINE本社にてLTを行ったのでした。
当時は他のBot開発者の話を聞く機会もあまりなかったので面白かった気がします(とかいいつつ、あまり記憶がない)。
情報系の大学に通う一学生としては、社会人のエンジニアと話す機会もインターン以外ではなかったので、たぶん貴重な機会だったはず(コミュ力低めなのでそこまで多くの人と会話はできていないですが…)。
覚えているのは、LINEの社員さんに人狼のBotでユーザー数多かったやつという認識をもらえていたのは、純粋に嬉しかったということぐらいです。
2017年だけでめちゃくちゃ書いているなと思いながら、一旦この記事はこの辺にしたいと思います。
続きはまた次回に🐺。
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