しがない大学生が開発したサービスが400万ユーザーを達成する話⑥
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2017年12月26日 -LINEスタンプの販売開始
この年の冬に人狼GMのLINEスタンプを発売することになります。
少し時を遡って経緯を振り返ると、実はAwardsが終わってサービスが一時停止になったぐらいには「LINEスタンプを売りたいね」という話が出ていました(正直もっと前から話自体はあったかも)。
広告では簡単には稼げないと思っていたため、収益源としてはそれだけでは心もとなく、LINEスタンプを売ることで、サービス維持に欠かせないインフラ費などを賄えるのではないかという期待がありました。
ちょこちょこ話には出ていたものの、その話が実際に進むのは8月ぐらいからだった気がします。
広報担当みねの伝手でスタンプの絵が描ける人に依頼する形で、どのようなスタンプを作りたいかという案だしから始まりました。
ただ、我々もそのイラスト担当の同級生も卒論があって、忙しい中で作っていたため、なんだかんだで完成するのは秋を通り越して冬になり…
そして、12月になって画像が無事に揃い、12月13日にスタンプ画像やタイトルなどのもろもろの情報を決めてLINEに申請をし、約2週間後の12月26日に申請が通り、いよいよ販売が開始されるのでした。
自分たちのサービスのLINEスタンプを売るというのは、どこか達成感もあって、めちゃくちゃ嬉しかったのを覚えています。
発売開始後にはブログを公開して、ユーザーへの告知をプッシュメッセージなども含めて行いました。
(当時の告知ブログ。みね作成のこのサムネは結構好き)
今見ると、12月26日ということで「1日遅れのクリスマスプレゼント(有料)」と、鋼の心をもたないとできないような微妙な謳い文句でアピールしていますね…。
そんなLINEスタンプは、1つ120円のものが売れると30円ほどが販売者に売上金として入ってきます。
AppleやGoogleといったプラットフォームの手数料に加えて、LINEの手数料が引かれる結果、ユーザ購入金額の四分の一しか我々には入ってこないわけなので利益率は低いんですよね…。
そんな中で初日は11396円の売上になりました(買ってくれたみなさん本当にいい人すぎる)。
当時のスクショで、(どこかのサイトで見られた)スタンプのランキングの推移が残っていましたが、当日はこの夜に100位ぐらいまで上がることができました。
その翌日の昼に94位と、トップ100入りしているスクショが残っていました。
ここからわかるように、24時間以内に売れた個数が400個ちょいでトップ100、そのぐらいの感覚ですね。
とはいえ、初動が良くて、やったーと浮かれていられたのもつかの間で、その後は1日あたりの売上が数百円にしかならず、年内の最終的な売上合計は15981円で終わるのでした。
2017年12月29日,30日 - 振り返りブログを書く
この年末には、12月29日、30日と連日で1年を振り返るブログを公開しています。
ここまでのnoteで触れていないところでいうと、11月にはsarahah(サラハ)というサービスが流行っていたこともあって、目安箱として設置していました。
その後、質問箱に移行することにはなるわけですが、ユーザーからの質問にラフに回答していく感じのことを、割とこのあとも長く続けていました。
我々のサービス開始当初からのモットーとしては、「個人がやっているサービスであることをあえて押し出し、ユーザーとの距離感は常に近くて公式感を出しすぎない」というものがありました。
ブログのコメント返しやTwitterのリプライやDM以外で、ユーザーからの意見をもらう場所がほしかったので、sarahahが流行ったときには、これだ!となったのを覚えています。
年末最後のブログのラストに載せている画像を改めてここに貼ってしまいますが…
こんな感じで、2017年は大学3~4年生だったこともあって、時間の余裕もあったし、チームのやる気もあったので、かなり意欲的にアップデートをしていました。
1年間弱でユーザー40万人超えを達成していて、かなり順調な年だったなと今でも思います。
本当にユーザーのみなさんには感謝しかなかったですね。
もっとすごいものにするぞと勢いがあった年、それが2017年でした。
ちょっと前回の⑤から間が空いてしまいました。。。
タイトル回収の400万人までは360万人足りないのでまだまだ遠いですね…笑
次回はようやく年が変わって2018年を振り返っていきます。
続きはまた次回に🐺。
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