しがない大学生が開発したサービスが400万ユーザーを達成する話④
前回→しがない大学生が開発したサービスが400万ユーザーを達成する話③
2017年5月28日 - 10万ユーザー達成
4月20日に5万ユーザー達成してからは、約1ヶ月ちょっとで10万ユーザーに到達しました。
この10万ユーザーというのは、やっぱり桁が変わるということもあって、自分たちとしては大台に乗ったな〜という感じで感慨深かったような気がします。
2017年6月2日 - AppBankの記事になる
6月2日は、本能寺の変があったことが由来で「裏切りの日」と言われているらしいです。
そんな裏切りの日にちなんで、スマホブーム時代には一斉を風靡していたAppBankさんが人狼GMを記事にしてくれました(高校生ぐらいのときには攻略系でお世話になった記憶)。
記事の公開に際しての連絡などはなかったのですが、チームのみねがエゴサで見つけてくれて気づきました(書いてくれるのは嬉しいものの、気づけないから一報ほしいなというお気持ちではある)。
スマートニュースのアプリカテゴリでAppBankの記事は配信されているので、当然スマートニュースにもこの記事がフィードされるわけですが、普段から愛用していたスマートニュースに自分のサービスのことが書かれた記事が出てくるなんて!と感動してスクショまで撮っています…。
2017年6月4日 - サイトリニューアル
6月4日には、それまでGoogleサイトにて簡易的に作っていた公式サイトをリニューアルしました。
リニューアルの背景としては、アップデートなどの告知を記事形式で行いたかったのと、体系的に見やすい説明ページを作りたかったり、広告を貼りたかったというもろもろの理由から、Googleサイトだと限界があるよねという話になったのだと思います。
そして、サーバーを借りて、ドメインもきちんと取得をしてWebサイトを構築することにしました。
ただ、さくらのレンタルサーバー + WordPressによる構成で作成したのですが、2つほど嫌な問題があとになって出てくることになりました。
1つ目の問題は、さくらのレンタルサーバーのいわゆる安いプランでは、アクセス過多があるとすぐにパンクする問題です。
一応、ブーストモードみたいな機能を使うと少しの間だけこれが緩和されるのですが、1度使ったら一定期間は使えないといった、その場しのぎの機能に過ぎませんでした。
Botをアップデートしたときには、その内容をまとめた記事を公開して、ユーザーに一斉メッセージで告知してアクセスしてもらうといったフローを踏むのですが、同時接続150人ぐらいになると、ブーストなしではサイトが落ちてしまうといった感じでした。
この問題は、かなりあとにはなるのですが、Cloudflare(CND)を導入して大部分は解決することができました(無料で使えるのがありがたい)。
2つ目の問題は、ドメインの取得にお名前◯ットコムを使ってしまったというところです。
ドメイン取得をした人ならわかると思いますが、このサイトはかなりしつこい感じでメールを飛ばしてきたり、機能の導線がわかりづらかったりして、あまり良いUXではなく、退会しようとしても簡単には退会させてくれないようなサイトです(とはいえ値段の安さはドメイン次第では他のレジストラよりは安く維持できるのでメリットもあります)。
これも、あとあとはさくらドメインに集約する対応をとって解約するになりました。
そういった問題はあとになって知ることになるわけですが、ひとまずのサイト公開は無事にできたのでした。
しかし、広告で一番稼げるのに手っ取り早いGoogleアドセンスは、公開してからある程度の期間はコンテンツページ数が少なく、審査が厳しいので通らないだろうということで、まずは審査のゆるい広告系を付けるところからはじめました(A8.netとか2~3個登録して使っていた気がする)。
コンテンツページ数がそれなりに増えてからアドセンスの審査に挑戦して、それが無事に通ってからはかなり安定してサーバー代などを回収できるようになりました(とはいえまだまだ当時は黒字化できていなかったはず)。
このサイトがこのあと安定して収益を生んでくれて、それなりにお小遣い程度は稼いでくれるような立ち位置になってくれたので、サービスの継続性も高まったという点で良かったです。
ようやく6月まで振り返られたわけですが、このあとの7月には、急激にユーザー数が一時的に増加する出来事などがあったりするので、それを振り返ろうと思います(このままだとタイトル回収までに⑩までいきそう)。
続きはまた次回に🐺。