ちょっと不思議な日本語のはなし。。
さて、これを読んだ方はどう思うでしょう…
〜「渡る」と「上がる」〜
新幹線を降りました。
新横浜で下車→目黒方面に向かうには
JR新横浜駅から横浜駅まで歩いて東急横浜線で目黒まで行けます。
新横浜駅と横浜駅は隣接してるけど建物は繋がってません。
新横浜駅から一度出て徒歩1~2分なんですが、まず新横浜駅内に横浜駅への案内表示がほぼ無いってのもネック。。
改札口も複数あったりなかなか複雑…迷ってしまいました。
で、改札で駅員に尋ねると
「眼の前の歩道橋を渡って右にあります」との回答。
僕「道を渡って右ですか?」
駅員「渡りません。突き当りを右です」
僕「?歩道橋を渡らないんですか??」
駅員「歩道橋を渡って突き当りを右です」
僕「歩道橋を渡った先の突き当りを右ですか??」
駅員「渡れないです。突き当りなので」
僕「あの歩道橋に上がるけど渡れないのですか?」
駅員「歩道橋を渡ると突き当りなのでそれを右です」
別の駅員「歩道橋の先がT字になってるので渡って正面が突き当りなので右に行ってください」
ここでやっと理解、ひとまず進んで無事辿り着いたのですが。。
なんか不思議…
お互いの先入観が伝達を遮ったのは置いといて、
二十代の若い駅員等が言う「歩道橋を渡る」と
アラフィフの僕が言う「歩道橋を渡る」の意味が違う点。
★僕が思う「歩道橋を渡る」とは
歩道橋に上がって、上を通って歩道橋から降りて
道を渡りきった状態のこと。→was.
☆若い彼らが言う、「歩道橋を渡る」は
歩道橋に上がるけど、降りて無い状態を指している。→ing.
渡るとは?地上に降りるまでだと思ってたけど…僕的には汗
もういっこ納得行かねーなって点があって、
(かなり若いとはいえ)相手が理解できてない事に気が付かない、話が伝わって無い時点で自分の伝え方を変更出来ない様子。
ま〜これはもう、人間力と地頭の良し悪し。
経験不足だったり、親御さんの性格??カエルの子はカエル的な。。
その子等がもし優秀な人間であったとしても、家庭環境で言語能力やコミュ力は劣ってしまうだろう。。。
僕個人の感想だけを言うなら…
「大勢の人が理解しやすい"フロー"を先に考えておけ」です。
東京メトロなんかは必ず地図で説明してくれます。交番でもそうですね。。
今回のJR職員は口頭だけで説明。因みにその場所からは歩道橋のその先が突き当りになってるかは見えません。
ましてや歩道橋の下にも案内表示は1つも無く、まさか乗り換えが出来るとは思えない雰囲気…
駅の構造やセッティング自体に問題があるとも思いますが、もうちょい俯瞰でモノを説明してくれればな。。。
お互いリスクが減るのにね〜
接客業なのに♬
ここまでは機転が効くか否か、1人ひとりの問題ですが
それらを取り囲む「企業」側の問題も。
東京周辺では様々な鉄道会社が入り組んで、無数の路線が交差しています。
さすがにそれを全部ちくいち表示付けてたら、文字だらけで返って分からない。
だからある程度絞っているのでしょうが、
でも「圧倒的に少ない」です。
だって電車のドアが空いてもどこにも駅名が見えない事はしょっちゅう。
駅に降りてからも表示や誘導があったりなかったりが標準。
矢印に沿って進むと表示が無くなる事も珍しくない。
都内に住んでる人間でも分からないのに、他県の方や観光客にとってはほぼ苦行www
苦情とか来ないのかな?
JRと他社との接続地点で急に説明が乏しくなるケースが多いような…
これは大人の事情が絡んでるように思います。。
仕事で様々な場所に行く自分には、苦労も多くてストレス大。。
立派な看板を付けなくてもいい、表示1個あるだけで違うと思うんだけどな〜。。。
ダメなんだろうか??
そして言葉の問題は「読書量」とも比例してるので、今の若い子達にボキャブラリーやアウトプットが乏しくなるのは必然?!
アトレは研修やコンテストやったり、接客強化に積極的なのに、
鉄道サイドはその辺あんま気にして無いのも不思議。。。
(忙しさもあるとして)緑の窓口も品川はちょっとドライ。。他は穏やかな印象…
どうせなら優しくされたいよ。誰だって。。
なのでJRさん、アトレほどとは言いません。
接客技術向上に頑張ってください
田舎モン代表より★