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vol.08  2023年、おつかれさまでした

Streatでは、2023年6月より不定期でメールマガジンをお届けしています。このnoteでは過去のストリートレターのアーカイブをお届けしていきます。

Streatは、Social treatmentの意です。傷んでいる時もよりよく生きたい時も頼ることができる。ソーシャルワークや福祉がそんなものになればいい。ストリートレターは、読者登録をいただいたみなさまにお送りしています。

2023.12.1

こんにちは。
今年最後のストリートレターです。
2023年ももうあと数日ですね。
今年はどんな1年になりましたか?


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今年は、ニュースや話題にあがることの中に、
福祉や人権にかかわることがとても多かった1年のように感じます。
不安を感じることも多い社会ですが、

人の意識という部分で、
もっと生きやすい社会をつくっていこうよ、とか
ひとりひとりができることをしていかなければ、という
考えをする人は福祉や支援にかかわる人以外にも
増えてきているように感じます。

全く社会は変わらないな、と思うこともあるけれど
変わっていくこともあるんですよね。

今年、ソーシャルワーカー仲間がプレゼントしてくれた本で
元明石市長の「社会の変え方」という本がありました。

この本の紹介に、こんな一節がありました。

市長選は一騎打ちの激戦となりました。
結果はわずか69票差。相手の得票数53993票に対し、54062票。
1人ひとりの「1票」が積み重なり、政党や業界の壁を破り、市民とともに勝ち切りました。
69票という僅差は、たった35人が態度を変えるだけでひっくり返ります。人口30万人近くの都市で、たった1クラス分の差です。
「泉さんは、わしが通してやったんや」と言い合う市民の声が市内のいたるところで聞かれました。
2011年4月24日、明石市民の1票がなければ、今日の明石市はありません。
市政の転換も「5つの無料化」も「全国初の施策」も「10年連続の人口増」も実現していません。きっとこの本が書かれることもなかったでしょう。

ひとりひとりが考えること、
行動を起こすことで社会は変わるんだと改めて感じた本でした。

ひとりの気持ちや力だけでは心折れやすい社会だからこそ
声を上げた誰かをサポートしたり
エンパワメントし合ったり、
それそのものがケアにもなっていく、そういった循環も
もっと増えていったらいいなと思います。

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2023年、おつかれさまでした!
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2023年ももうすぐ終わりですね。
今年はどんな1年でしたか?

私は先日、本棚を眺めて今年の自分はこんなことに興味があったのね、
来年はどんな自分でありたいかなぁと考えていました。

やっぱり、自分自身がマインドフルに、
暮らしも仕事も楽しんでいけたらそれが一番いいなと思います。
それが一番難しかったりするんですけどね笑

きっとひとりひとり色々な1年がありましたよね。
大みそかには自分におつかれさま!と言えたらいいなと思います^^
よいお年をお迎えください。

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このレターは、すでに福祉やソーシャルアクションをされている方だけではなく、これから学びたい、行動したい方にも届けていけたらいいなと思っています。必要な方がいらっしゃればご紹介ください。
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