ピアスをなくした話。
彼氏が去年ホワイトデーのお返しに、と買ってくれたピアスをなくしてしまいました!
今年で一番ショックな出来事です!
(まだ始まったばかりですが…)
キャッチが弱くなっていたので丈夫なキャッチに買いかえようと思い、なくしたらいけないので購入した時にもらえる箱の中にしまっておいたのに…なんで!?と疑問で仕方ありません。
本当に大切にしてたのに…始めて買ってくれたプレゼントだったのに…私が、彼氏にアクセサリーを贈られるのがずっと夢だったって言ったら、好みがあるだろうから一緒に見に行こうって言ってくれて買ってもらった大事なピアスだったのに…大好きなピンクトルマリンがすごく可愛くて、18Kだからずっと長くつけられるねって言ってたのに…もう悲しくて悲しくて涙が止まりませんでした。
同時に、私って本当に彼氏のことが大好きなんだなぁと思ったんです。こんなに涙が出るなんて、本当に本当に大好きなんだなぁ、と冷静な自分がいました。
彼はピアスをなくした私を責めたり怒ったりするような人では絶対にありません。でも、こんなにも涙が出るのです。それは、彼がくれたものだから以外に理由が見つかりません。
私は以前に断捨離の講座を受けに行ったことがあるんですが、そのときの私は母親に買ってもらったものがどうしても捨てられないので部屋が片付けられない、と悩んでいました。母が私の為に買ってくれたもの、捨てたら傷付くのではないかとか、なんだかそれを捨てたら私の方が捨てられるというか、見放されてしまうんじゃないかという謎の不安に掻き立てられて頑なに捨てられずにいたんですね。
今回のことは、その件と似ています。
冷静に考えた時に、私は少々物質に執着しすぎだなぁと思ってしまいました。私と彼は、ピアスがなくてもちゃんと心と心で繋がっているのに、私はプレゼントをもらうことによって自分は大事にされているのだと認識して、安心したかったような気がしてきました。確かにそれが楽しみで幸せなのですから悪いことではありませんが、恋人同士においてもっと大切なことはたくさんあると思いますので、本来は不要だったような気もしてきます。というか、それがなくても繋がっている安心感の方が、プレゼントをもらうことよりもずっと大切なのに私はプレゼントをもらうことにこだわりすぎていたなぁ…と反省しました。
絶対になくなりようがないくらい大切にしまいこんだ箱の中から消えてしまった訳ですから、神様のせいにしてはいけないとは思いつつも、神様のイタズラとしか思えないような出来事でしたが、結果的にはこれもギフトとなりました。
(と言いつつも、出てきてはくれないだろうかとまだ期待している自分がいますが…色もデザインも本当に私好みだったのです…)
本当に大切なものは目に見えない。
ただ、目に見えない意思や感情もいずれは目に見える形となって現れるものだと私は考えています。
ちなみに、母親に買ってもらったものはその後無事に捨てられるようになりました。必要な時に必要な人に必要な物が与えられる…これがベストバランスだと気付いたからです。物質は変化しますから、長く使っていたら経年劣化は必ずあります。どんな高価なものでも必ずです。それを楽しめるかどうかも大事ですよね。この考え方は、人との関係にも通ずるところがありますね。
今回の出来事自体、私が彼に求めすぎていることによって引き起こしたのではないかと思います。大切にするあまり、自己犠牲になってしまっては彼も不本意です。私は彼からもらったピアスを大切に大切に大切にしていましたが、他のピアスよりも優先的に彼のピアスを選んで身につけており、それは今の私のライフスタイルともリンクしていました。他の予定よりも彼を優先、ということです。そこまで比重が彼に求めすぎていること傾いてしまっては、彼にとっても重荷となってしまうのではないでしょうか。もちろん、それを心から楽しんでいるのであればOKだと思います。しかし、それによって自分や彼を縛りつけてしまっては意味がないどころか素敵な気分も台無しですよね。楽しい気持ちに水を差してしまうような、とてももったいないことですね。
何事もほどほどに、ちょうどよく、適当に。
これが一番目指すべきところなのかな、と思いました。
起こってみないと大切なことになかなか気付けないので、彼がプレゼントしてくれた大切なピアスは私にそれを気付かせる為に姿を消したのかな、と思います。重ねて申し上げますが、本当に大切に箱の中に入れて保管し、新しいキャッチも購入しに行こうと考えていた矢先の出来事で、本来なら箱の中からなくなりようがないのに、なくなってしまったのですから。
目に見えない存在が私に何かを伝えようとしているとき、常識的には考えられない出来事がよく起こります。私の周りで起こった不思議な出来事や信じられないような偶然についても、これから少しずつ書いていきますね。
ご拝読いただき、ありがとうございます*