結婚したい
彼氏と別れて気づいたことがあります。
私は昔から結婚したいと思っていました。結婚することが自分の一番の夢だと思ってたんです。でも、それは思い込みだったんだと気付きました。
本当に結婚したい人で、実際に結婚している人というのは、結婚するためにいろんなものを捨てられる人でした。他の何物よりも結婚を取るというのかな。私は結婚できそうな機会があってもそちらを選んでこなかった。それよりももっと大事なもの、優先したいことがあったからです。
つまり、私にとっての一番は結婚じゃなかったんです。
今までずっと不思議だったんです。結婚したくて、それを目指して努力してきたはずなのにどうしてそれだけが一向に叶わないのだろう、って。私の努力が足りないんじゃないかとか、そういう運命なのだろうかとか、人生の選択を間違えているのではないかとか、とてもネガティヴに考えていました。
でも悩みが根本的に違っていたんです。私の一番の夢は結婚することじゃなかったんですから、そう勘違いしていることで私は私を苦しめていただけで、その私の思い込みこそが私の悩みを作り出していたのです。
私の本当の夢は、世の中の人たちの心が癒されるような仕事をすることでした。それに関しては着実に夢が現実になっていってます。
やっぱり意思の強さが一番大事なんです。もし私が結婚することへの意思が最も強かったら現実はこうはなっていなかったかもしれません。昔から結婚することを親や親戚に望まれて求められていると感じていて、私は結婚しなければならないと思い込んでしまっていたのです。それこそが親孝行だと信じていたのです。でも、私にとって結婚がそこまで大事なものではなかったんです。
彼と別れなければこのことについてもあまり深く考えなかったかもしれません。
結局、自分の現実を創っているのはやはり自分自身なのだなぁと思いました。
ご拝読いただき、ありがとうございます。