愛情の受け取り方
前に、彼氏が居てくれることによって視野が広がるという話をしました。
彼氏は放送関係の仕事をしているので、最近起こった出来事とか、最新の情報にすごく敏感なんです。私は、どちらかというと外からの情報を入れないように意識していたり、時代に流されないように気をつけていたり、外界を遮断し自分の世界を追求していく方向へとシフトしていっているので、言ってみれば真逆のところに身を置いているんですね。
私って、性格的に自分の興味があること以外はどうでもいいんですよね。そういう自分でいる方が楽なんだなって気づいてから、無理して社交をしなくなりました。でも、友だちとか彼氏のことは大好きだから、友だちや彼氏の好きなものには興味を持つし、素直に知りたいと思ったり、調べたりするのは苦じゃないんですよね。
私はこだわりが強いので、自分が自信のある分野について彼氏が深く触れてくるのは嫌だと思ってしまうんですが、彼は自分の好きなものを私と共有したいと思っているように感じるので、今度一緒にプロレスの試合を観戦しに行く話になったんです。
まずここで少し揉めまして(笑)
彼氏が無理して自分に合わせなくていい、と言ってくるんですよね。彼氏もクリエイティブな仕事をしてるので、こだわり強いし頑固なんです。プロレスの話をしてくるし、情報も伝えてくれるのに、合わせて無理して興味を持とうとしなくていい、と言ってくるんです。でも、私が自分の好きな分野に興味を持つのは嬉しそうに見えるんですよね。
無理しなくていい、というのは私に対する優しさだと思うんですが、私が楽しみに計画していることに対して否定的なことを言われてしまうと私も傷付くし、寂しい気持ちになってきてしまうんですよね。
彼は、愛情を受け取るのがものすごく下手で素直に「ありがとう」が言えない人なんだと思います。付き合う前は、そんな彼がすごく苦手でした。だから、正直今の彼とお付き合いすることになるとは思っていなかったんですよ。
とにかく彼は愛情表現が下手なんですね。だから、付き合うまでも3年の友だち期間がありました。(その間にお互いを知れたので良かったと思っていますけどね)
彼としては、私が本当に興味がある訳ではないのに自分に合わせるということが気になったようです。自分の好きなことに私が興味を持つのは嬉しいけど、無理して合わせてくれているのではないかと心配なようです。
私としては、彼との会話が続かなかったり、彼の言っていることが理解できなかったりすることが寂しいのです。自分が話を理解できればここで会話が弾むのになぁ…という寂しさがあって、でも彼にとってはあまり重要ではないようです。
愛情表現の仕方って、人によって全然違いますよね。彼は言葉より行動で示すタイプだと思います。私は考えてることや思っていることを言葉にしたい方なので、彼が私の言うことに対して無反応なのが寂しくなったり不安になったりして、私なりに彼と更に理解を深めて親密になりたかったので、一緒にプロレスの試合を観に行くというのは、とてもワクワクできるイベントでした。
自分のことよりも、私は私自身のことを考えてほしいというのが、恐らく彼の気持ちです。確かに私も私のことを大事にしないとと思うのですが、私が一番恐れているというか、寂しいと思うのは彼が私に無関心になってしまうことなんですね。私が私に集中するほどに、彼は気をつかって私に連絡しなくなりますし、彼も自分の世界があって、好きなことに集中したい人なので、お互い別々のことをして、一緒に居る意味なんてなくなってしまうのではないかという不安もあるんです。
先のことはわからないので、まずはもっとプロレスについて知っていこうと思います。
ご拝読いただき、ありがとうございます*