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noteについての

今日はこのnoteというプラットフォームについて。

noteを選んだのは、密かに今いちばん面白いんじゃないかと思っている論客が自身の活動の場をnoteに持っていたからだったんだが、その記事はもちろん有料で、しかし有料なので読んでいない。(読めていない。)

その論客は本の出版はせず(今どき割に合わないから)、在野で、論壇などにも関係してないと思う。そういった古い場所から飛び出している。

先端的現場の一つにnoteもなるのかもしれないと思い、自分もnoteを発表の現場(プラットフォーム)に選んだわけだが、どうも多くの記事はライフハックものなんですね。。


絵や文章など、作家が純粋に創作を続けるにはお金は必要で、その資金調達にサブスクリプションを選ぶのは良い事だと思う。純粋な創作にはどうも原理的にパトロンが必須で、少額複数によるパトロン関係の構築なら実現しやすいかもしれない。

と言いつつ、自分自身も惹かれる有料記事を購入できないでいるので、何も言えんちゃ言えんが、しかし、この図式はもっともっと浸透してほしい。


自分のことはさておき、社会全体がサブスクやクラウドファンディングみたいなツールによって創作活動領域が新たに広まっていくのはいいなと思う。

”見る側”から”作る側”へ。

総クリエイター時代という感じ。
いろんなアプリの普及も大きいだろう。

単に稼業=プロフェッショナル=一流、ではもうないと思う。


SNSは「いいね」によって、それまで一般の意識になかった承認欲求という概念を、その”数”によって可視化し、社会の”原動力”にまで膨張させてきたと思う。

それまで概念の存在すら無意識に沈んでいた(というか半ば密かに隠蔽していた)”承認欲求”というものが、今やお金化(マネタイズ)の大きな鍵。

この”承認欲求”の膨張には実際、違和感があるものの、クリエイティビティを刺激しているのは事実だろうし、それもあって”作る側”の時代なんだと思う。

note自身が謳っているように、”作り手”(noteではクリエイターと呼んでいる)のためのプラットフォームの一つがnoteだ。

しかし、それにしてもライフハックものが多い。
絵描きも作品発表でなく教室などのライフハックに利用している模様。

”クリエイター”という言葉はもう随分前からクリエイターを表す言葉というより、単に恥ずかしいワードになっているが、そういう状況自体がまた、”作り手”の時代を表しているのかもしれない。


noteの印象って皆、どうなんだろうか。



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